天才ではないエンジニアが執行役員になった話①

2024.06.14

天才ではないエンジニアが執行役員になった話①

こんにちは!

エンジニアとして10年後、自分がどのような姿になっているのか描けていますか?
今回は現場開発者及び上流エンジニアとして業界に10年以上身をおいている、
シスナビの事業部長福田さんに、これまでの歩みと大切にしてきたことなどを伺いました。

【福田さんのプロフィール】
株式会社シスナビ / 執行役員 SI事業本部2G部長。
2021年7月入社。
企業のバックエンド、サーバー領域を中心に10年以上の開発歴がある。

◆現場ですごくできるエンジニアに教えてもらってから、プログラミングが楽しくなった

- 福田さんがエンジニアになったきっかけを教えてください

元々私は千葉出身でバンドをやるために上京したんです。
親との約束が「25歳になったら将来のことを考えて仕事に就くこと」で、いざ25歳になって何をしようかと。
そこでWe制作をやっている会社に入社しました。今から10年前くらいですね。
バンドをやっていたときにホームページを私が作っていて、Webをいじるのが好きだと感じていたのが理由です。
その会社はホームページ制作やSEO対策がメイン事業だったんですが、当時の社長が目をかけてくれて「本気でプログラマーを目指すなら先生をつけてあげる」と言ってくださいました。
それがきっかけで、プログラミングの勉強を始めました。
2013年当時は今みたいにサーバーサイドとかフロントとかの切り分けがなくて、
勉強するにしても目の前にあるものをやっていく感じだったので、
体系だって知識を積み上げるのが私にとってはなかなか難しかったです。
それでエンジニア1年目はとにかくフリーズしまくり。
「これやって」と振られても、完全に手が止まってしまうことが多く、本当にやっていけるのか常に不安でした。
転機が訪れたのは1年目も終わる時に現場でものすごく頭の良い中国人の男子と一緒の現場になったこと。
彼がすごく親切で色々教えてくれたおかげで、「こう書けば自分が表現したいことができる」というのが完全につながったんです。
そこから自学をするのも楽しくなって、自分の時間を使ってコードを書いて動かしてみるというのをたくさんやるようになりました。


次回は『天才ではないエンジニアが執行役員になった話②』をお届けします!
この投稿の著者
落合達也
外部ディレクター
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