仕事視線での自己分析 / ミスマッチを無くすためにできること

自己分析 2019.09.20

仕事視線での自己分析 / ミスマッチを無くすためにできること

2019年4月に大学を卒業した57万2640人のうち、 就職した人の前年度比0.9ポイント増の44万6887人でした(卒業生の78.0%) 卒業生に占める割合は、9年連続の上昇でした。 文科省の担当者によると「高水準の求人倍率を反映しているのではないか」 とのことです。(日本経済新聞 2019/8/9 朝刊) 2020年卒の有効求人倍率もリクルートワークス研究所の調べによれば、 1.83倍と高水準です。 就活生の皆さんにとっては売り手市場の状況は、素直に就活が 楽になりますし、内定が全くでないという状況で苦しむことも あまりないかと思います。 私が就活をしていた年(だいぶ昔ですが、、)の有効求人倍率0.99倍を 考えると羨ましい限りです。 しかし就活が有利だからといって、楽観視ばかりもしていられない 数字もあります。 1年目:11.5% 2年目:21.9% 3年目:31.8% これは、皆さんが就活を頑張って内定をもらい就職したにも関わらず その会社を辞めてしまう人の割合です。 3年で3人に1人が辞めてしまうのです。自分はそんなことはないと 多くの人が思うのですが、長年就活生の支援をしていると離職の報告を 貰うときに「まさか私が、、、」という声が少なくありません。 いくら売り手市場でも、たくさんの内定をもらっても、自分自身が ミスマッチの為に早期離職してしまったら、意味がありません。 そんなミスマッチを起こさないためにも先ずは自分自身を 知ることが大切です。 注意するべき点は、「仕事において」という視点での自己分析です。 皆さんが、現在している仕事はアルバイトですね。また、部活やサークル、 ゼミなど責任をもって役割を担っているのも仕事ととらえることは可能です。 その現在の仕事でテンション上がるとき、モチベーションが持続できるときは どんな条件が揃っているときかを分析すれば、「仕事において」の自己分析 に繋がります。 働くうえでの条件をあげるとキリがないですですが、4つに分類してみました。 1.誰と仕事をしているときか 2.何をしているときか 3.何を目指しているか 4.何を得られるか ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ### 1.誰と仕事をしているときか  例えば、尊敬できる先輩や上司がいるとやる気が出る、後輩が頼ってくれると  力を発揮できる、ライバルがいると勝負したくなるなどです。 ### 2.何をしているときか  何かを研究する際に資料を集めているときは食事よりも優先してしまう、  体を動かしていないと耐えられない。先ずは行動しないとワクワクしないなど。 ### 3.何を目指しているか  目標が高いほどやる気になる、目標が高いと非現実的をおもってしまう、  5年後、10年後の理想を目指すために人生を送りたい、毎日が楽しいことが  大切。 ### 4.何を得られるか  効率的で最大の効果を得られることに満足する、給与も含めた待遇は  ぶっちゃけ何よりも大切、他の人からどう見られているかを気にしてしまう。 皆さんは、どのようなタイプでしょうか。 就活では、このような要素をしっかりと整理して考えて就職先を 選ぶことが大切です。 とは言うものの、なかなか自分のことは解りにくいものです。 そんなときにオススメなのは、対話すること。 これは本当に効果がありです! 他者から色々と質問されて、改めて気づくことも多くあります。 CheerCareerでは、自己分析を深めるお手伝いとして プロのキャリアアドバイザーに相談できるので、一度試してみてください。 【就活相談】 https://cheercareer.jp/lp/agency それでは、皆さん就活頑張ってください。
この記事を書いた人
櫻井
株式会社Cheerの取締役。
ストレングスファインダー認定コーチ。
新卒で大手アミューズメント企業に入社し、最年少で採用責任者に抜擢。
29歳の時に浅井とともに起業。
会社1の愛読家であり、頭が良すぎて変わり者である。
とにかく人望が厚い2児の女の子の教育熱心パパ。

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