早期選考の探し方5選|年内で早期内定を獲得する3つのポイントも解説

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早期選考の探し方5選|年内で早期内定を獲得する3つのポイントも解説

「早期選考に参加していち早く内定をもらいたい!」と考えているものの、
「早期選考している企業の探し方がわからない…」
と悩んでいる方は多いと思います。

そこで本記事では、東証プライム上場企業にて採用担当をしていた筆者が、早期選考がある企業の探し方や早期内定のポイントを解説します。

早期選考が本選考より受かりやすい理由についても人事視点で解説しますので、ぜひ参考にしてください。
本記事は以下の流れで解説します。

  • 早期選考とは?メリットとデメリット
  • 早期選考が本選考より受かりやすい理由
  • 早期選考の探し方5選
  • 早期選考している業界・企業
  • 早期内定のポイント

早期選考とは?

早期選考とは、就活情報が解禁される大学3年生の3月より前に行われる選考のことです。
就活ルールの廃止以降、選考スケジュールは年々早期化しており、今では企業の約3割が3月より前に面接開始しています。

また、早期選考に参加したことのある学生も年々増えており、24卒では7割以上が参加。さらに、3月までに内定獲得している人は3割以上にもおよびます。

もはや早期選考は「一部の学生だけが参加する特別なもの」ではありません。
早期選考に参加していない方が少数派になってきています。
引用:新卒採用に関する企業調査、学生モニター調査結果

早期選考のメリット・デメリット

早期選考のメリット・デメリットは以下の通りです。

早期選考のメリット 早期選考のデメリット
・早い時期に内定をもらえる(精神的・時間的な余裕が生まれる)
・ESや面接の練習ができる
・自己分析を深められる
・就活の視野を広げられる
・本選考を受けられない可能性がある
・自信を失くしてしまう可能性がある
・オワハラを受ける可能性がある

早期選考は、内定獲得できればメリットが大きい反面、不採用になってしまったら「通常選考にエントリーできない」「心が折れてしまう」などのデメリットが挙げられます。

企業によっては早期選考に落ちても本選考にエントリーできる場合もありますが、志望度が高い企業の早期選考を受ける際は、事前に就活口コミサイトなどで情報収集し、入念に選考対策しましょう。

早期選考は本選考より受かりやすい?

早期選考は、事前に選考対策していれば本選考より受かりやすいです。

理由としては、以下の企業側の事情があります。

  • 定員に余裕がある状態のため、内定を出しやすい
  • 選考フローが通常の選考より短い(選考が一部免除される)

企業側は優秀な学生をいち早く確保したいと考えているため、採用基準を満たす学生であれば迷いなく内定を出します。

「採用予定数まであと◯人、定員を超えないよう合格者数を調整しなければ…」という就活後半期に比べると、内定を出すハードルは低くなるでしょう。

また、「早期選考は優秀な学生が多くて競争率が高そう」と思う方もいるかもしれませんが、前述の通り今ではほとんどの人が早期選考に参加しています。

しっかり準備して臨めば本選考より受かりやすいため、ぜひ積極的に早期選考に挑戦してみましょう。
早期選考で内定獲得するポイントは、後ほど詳しく解説します。

早期選考の探し方5選

早期選考している企業を見つける方法や、早期選考ルートにのる方法は次の5つです。

①逆求人サイトに登録する

逆求人サイトに登録すれば、企業から早期選考のオファーを受け取れます。

マイナビ・リクナビのような「就活生が自分にあう企業を探すサイト」ではなく、「企業が自社にあう就活生を探すサイト」のため、就活生はサイトに登録してプロフィールを入力するだけでOK。

企業探しの手間が省けるうえに、「自分のプロフィールを評価している企業」からのオファーのため、内定につながりやすいのがメリットです。

逆求人サイトのメリット・デメリットは以下の記事で解説していますので、ぜひあわせてご確認ください。
☞逆求人サイトとは?メリット・デメリットとおすすめサイト9選を紹介

逆求人サイトは色々ありますが、チアキャリアなら成長企業・ベンチャー企業からスカウトが届きます。成長企業・ベンチャー企業は選考時期が早いため、早期内定が目指せます。ぜひこの機会に登録してみてください。

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②選考直結イベントに参加する

選考直結イベントに参加して早期選考のチャンスをつかむ方法もあります。
選考直結イベントは、グループワークや座談会などの少人数形式で行われ、企業の社長や人事と直接会って話せるのが特徴です。イベントを通して自己PRに成功すれば、特別選考ルートに招待されたり、その場で内定がもらえることもあります。

選考直結イベントとしては、「自分の実力を試したい」という方はぜひ参加してみましょう。
またチアキャリアでも、内定直結イベント「チアフェス」を開催しています。
ベンチャー企業6社の採用責任者に対して直接自己PRでき、特別選考ルートや一発内定のチャンスがつかめるイベントです。成長企業・ベンチャー企業に興味がある方はぜひ参加してみてください。

☞チアキャリアの内定直結イベント「チアフェス」に参加する
☞【25卒】人気就活イベントおすすめ9選比較!メリットや特徴などをご紹介。

③キャリアアドバイザーに紹介してもらう

就活エージェントに登録し、キャリアアドバイザーに早期選考がある企業を紹介してもらう方法もあります。

キャリアアドバイザーとの面談内容をもとに、ナビサイトには載っていない「非公開求人」を含め自分にあった企業を紹介してもらえるため、手間をかけることなく早期選考ルートにのれます。

就活エージェントのサービスとしては、マイナビ新卒紹介リクナビ就職エージェントキャリタス就活エージェントなどが有名です。無料で利用でき、面接対策などのサポートも充実しているため、ぜひこの機会に登録してみましょう。

またチアキャリアでは、就活のプロが内定までマンツーマンで徹底サポートする「キャリア面談」を実施しています。「就活の進め方がわからない」「面接や自己分析のポイントが知りたい」という方はぜひ参加してみてください。

☞チアキャリアの「キャリア面談」に参加する

④OB・OGやリクルーターを探す

企業の選考スケジュールは毎年大きく変わらないため、1つ上の先輩やOB・OGに早期選考の情報を聞くのも1つの手です。就活口コミサイトよりもリアルな情報が手に入るでしょう。

また、金融・インフラ・メーカーの3業界では、リクルーター面談で高評価を得た人が早期選考に案内される傾向にあります。「面談」という名前ですが実質は選考のため、気を抜かず、積極的に質問や自己PRをしましょう。

チアキャリアでは、就活が終わった先輩になんでも聞ける「就活相談会」を開催しています。早期選考の情報や体験談が聞きたい方はぜひ参加してみてください。

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⑤インターンシップに参加する

インターンシップ経由で早期選考に参加できる場合もあります。「インターン優遇」とも呼ばれ、大きく以下の2パターンに分かれます。

  • インターンシップで高評価を得たら早期選考に参加できる
  • インターンシップが内定に直結している
    企業はインターンシップを通じて、就活生一人ひとりの主体性・協調性・論理的思考力などを見ています。グループワークやプレゼンなどで高評価を得られれば、早期選考や早期内定のチャンスがつかめるでしょう。

また、25卒からインターンシップのルールが改正され、「採用直結型インターンシップ」が解禁になります。採用直結型インターンシップの場合は、インターンシップそのものが早期選考であるといえるでしょう。

さらに、1ヶ月以上にわたって社員同様の実務を行う長期インターンの場合、普段の働きぶりが評価されればそのまま内定がもらえることもあります。

給与をもらいながらスキルアップでき、実際の働き方や職場の雰囲気を理解している企業から内定がもらえる可能性があるため、興味のある方はぜひ参加してみましょう。
チアキャリアでは、長期インターンの求人情報を数多く掲載しています。成長企業・ベンチャー企業の長期インターンに参加したい方はぜひチェックしてみてください。

☞チアキャリアに会員登録して長期インターンの情報を探す

また、長期インターンのメリット・デメリットやインターンで内定獲得するコツは、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせてご確認ください。

☞長期インターンとは?メリットやデメリット・おすすめの探し方や体験談までご紹介!
☞【2025年卒必見】インターンで内定をもらう秘訣を徹底解説!

ここまで早期選考している企業の探し方を紹介しましたが、「今すぐエントリーできる企業が知りたい!」という方は、チアキャリアの企業検索がオススメです。

「企業を探す」から、対象年度・勤務地・業種・職種など選択することで、自分の希望条件にあう企業を簡単に見つけられます。フリーワードに「早期選考」と入力して検索するのもよいでしょう。

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成長企業・ベンチャー企業の早期選考やインターンシップに今すぐ参加したい方は、ぜひこの機会に活用してみてください。
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早期選考で内定獲得する3つのポイント

最後に、早期選考で内定を獲得するポイントを3つご紹介します。本選考でも大事なポイントですので、ぜひチェックしてください。

①自分の強み・価値観を明確にする

内定を獲得するためには、企業にアピールすべき自分の強みを明らかにする必要があります。
就活は、企業に対して自分を売り込む営業です。これまでの経験を振り返り、自分の強みを分析・アピールすることが内定につながります。

また、「仕事を通してどんなことを成し遂げたいか」「どんな働き方をしたいか」など、企業選びの軸となる自分の価値観を明確にしましょう。
自分の価値観がわからなければ、どんな企業が自分にあうか判断できないうえに、志望動機を聞かれた際も上手く答えられません。

自己分析を深め、自分の強み・価値観を明確にすることが就活の第一歩です。もし自己分析が不安な場合は、就活のプロに個別で相談できる「キャリア面談」をご活用ください。
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②自分にマッチした企業を見つける

早く内定が欲しいからといって、手当たり次第にエントリーするのはオススメしません。
内定とは企業と就活生のマッチングです。自分の価値観とマッチする企業や、自分のような人材を求めている企業に狙いを定めてエントリーしましょう。

自分と企業のマッチングを確かめるためには、企業の採用サイトに記載されている「求める人物像」をチェックするのがオススメです。

求める人物像と自分の性格・価値観・行動特性などが合致すれば、内定をもらえる可能性は高いといえます。ESや面接でも、自分と求める人物像が一致していることを裏付ける強みやエピソードを積極的にアピールしましょう。

自己PRのコツは以下の記事で解説していますので、ぜひあわせてご確認ください。
☞自己PRの正しい書き方とは?企業が見ているポイントも解説【例文つき】

③ES・面接でのアウトプット力を高める

企業に対する熱い想いや素晴らしい強みがあったとしても、それを企業に伝えられなければ内定獲得できません。ESや面接で企業が見ているポイントを理解したうえで、アウトプット力を高めることが早期内定のポイントです。

とくに周りがまだES・面接に慣れていない就活前半期だからこそ、アウトプットの練習を重ねた人だけが大きく差をつけられます。

チアキャリアのスキルアップスクールでは、模擬面接や面接対策セミナーを開催していますのでぜひ参加してみてください。
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早期選考している企業は、逆求人サイト・選考直結イベント・キャリアアドバイザーの紹介によって見つけられます。また、リクルーター面談・インターンシップ経由で早期選考に招待されることもあるため、志望企業の選考情報は早めにチェックしておきましょう。

今ではさまざまな企業が早期選考していますが、なかでも成長企業・ベンチャー企業は選考スケジュールが早い傾向にあります。

成長企業・ベンチャー企業からスカウトされたい方、成長企業・ベンチャー企業のインターンシップに参加したい方は、ぜひチアキャリアに登録してみてください。
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この記事を書いた人
遠藤茉由佳

フリーライター。東証プライム上場企業にて19卒〜23卒の新卒採用を担当。
年間1,000人以上の面接官、年間100人以上のリクルーターを務める。
スカウトサービス運用の責任者や、インターンシップの企画・運営、第二新卒採用なども担当。
皆さんの就活を支援できるよう、元人事の視点で就活ノウハウを発信します。

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