【例文付き】就活で知らない番号から電話がかかってきたら...
これから24年卒予定の学生の就活も、本格化していますね!
就活が始まると使う機会が増えるのが電話。
普段友達以外と電話する機会が少ないので、就活で「電話の時どうしたらいいんだろう…」となってしまう人は多いと思います。
特に不安になるのが知らない番号からの電話。
そこで今回はそんなお悩みを就活サイトであるチアキャリアが専門的な観点からご説明いたします。
就活中の知らない番号からの電話の受け方・折り返し方
について解説したいと思います。
ここで知らない番号からの電話対応マナーを知って、就活中、実際に知らない番号から電話が来た時も自信をもって対応できるようにしましょう!
基本的な電話マナーについてはこちらの記事をご覧ください。☞電話が苦手な就活生必見!電話をかける時・受ける時のマナー
就活中の知らない番号からの電話の受け方
知らない番号からの電話に出る場合先に名乗らなくて大丈夫です。
今はほとんどの方が携帯電話を持っているため、企業から携帯電話に就活関係の電話がかかってくる時があります。
その時、知らない番号からの着信だとちょっと不安になりますよね。
就活生でなくても知らない番号からの着信には不安になります。
セールスなどの電話の可能性があるので不審に思いながら出るのは仕方ありません。
そのため、電話に出た時点で「はい、〇〇です」とは名乗らなくても大丈夫です。
企業の方もその辺りは理解してくださいます。
まずは、
と話してみましょう。
そうすれば、企業の方も「××株式会社人事部の△△ですが…」と名乗ってくださいます。
そうして誰からの電話かを把握してから名乗り、会話をスタートしましょう。
名乗るときは
お電話ありがとうございます。××大学の○○です。
という感じです。
この時
- 名乗らず失礼したこと
- お電話いただいたことのお礼
- 自分を名乗る
ことがポイントです。
また、通話後には電話番号を登録しておけば次に連絡が来た時も安心です。
NG例
× ずっと名乗らない ×
防犯面で先に名乗らないのは良いですが、終始名乗らないと誰かわからなくなってしまいます。
企業の方とわかったら必ず名乗りましょう。
また、就活中は名乗るときに大学名も言うようにしましょう!
× 不愛想に出る ×
知らない番号だからと不愛想に出てはいけません。
就活中は企業の方である可能性を考え、面接のときのように、明るく、はきはきと話すようにしましょう。
知らない電話番号からの着信に事前にできる対策として ・エントリー企業(または選考に進んだ企業)の電話番号を登録しておく ・ 留守番電話機能を入れる などをすることで、企業名を把握し対応することができます。
特に気を付けたいのが留守番電話機能。 最近、留守番電話機能が最初から入っていない場合があり、「只今電話に出ることができません、のちほどお掛け直しください」というメッセージのみが流れる方が多いです。
企業の方も何度もかけ直すほど暇ではありません。 留守番電話機能があれば、メッセージを残すことができ、企業の方も簡単な用事であれば何度もかけ直す手間が省けます。
留守番電話機能が入っていない場合は、就活期間中だけでも、留守番電話機能を追加することがおすすめです。
事前に対策して、知らない番号に備えましょう!
知らない番号からの電話に折り返し方
折り返す前に気を付けるポイント
まず、折り返す前に
- ネットでその番号を検索し、企業名がヒットしないか調べる
- 静かで電波の良い場所でかける
- 企業にとって迷惑にならない時間をさける
などのことに配慮しましょう。
特に最近は、携帯電話から電話がかかってくるケースも増えているので、「080」や「090」で始まる番号でも就活関係の連絡の可能性があるので注意が必要です。
また、折り返す時間は企業側にとって迷惑にならないように注意しましょう。
平日であっても始業前や直後、終業後、昼休み中などの時間は避けたほうが無難です。
それでは電話の折り返し方を相手先がわかっている場合・相手先はわかるが担当者がわからない場合・相手先がわからない場合にわけて解説していきます。
相手先がわかっている場合
留守番電話のメッセージや、自身の電話帳に登録していた、などで連絡してきた企業が誰か分かって電話をする時は
人事部の△△様をお願いいたします。(携帯電話への折り返しであれば△△様でしょうか)
というように
- 自身を名乗る
- なぜ電話をしているか(着信があったため)
- 誰につないで欲しいのか(会社の固定電話への折り返しの場合) 又は
- 誰にお電話しているのか(携帯電話への折り返しの場合、だいたいがその担当者)
を伝えます。
その上で、
「先ほどは、お電話をいただきありがとうございました。出ることができず失礼いたしました。」
と
- お電話をいただいたお礼
- 出れずに申し訳なかったこと
を伝えましょう。
担当者がわからない場合
もし電話をしてきた企業はわかったけど、担当者がわからない場合は
お電話してくださった方が分からないため、お手数ですが確認していただけますか。
というようにして担当者を確認しましょう。
そのあとは先ほどの例と同じです。
相手先がわからない場合
調べても相手先がエントリーした企業なのかわからない場合は、以下を伝え、折り返します。
失礼ですがどちら様でしょうか。
と伝えます。
ポイントは
- エントリー先の企業ではなく、不審な電話である可能性もあるので名乗らないでOK
- なぜ電話をしているのかを伝える(不在着信があったため)
- 自身を名乗らず、相手を伺うので「失礼ですが」と冒頭につけて聞く。
すると、相手先が誰なのかを名乗ってくださいます。
そのあとに続いて
お電話いただきありがとうございました
と
- 自身を名乗る
- 名乗らず失礼したことを詫びる
- お電話いただいたことの感謝を述べる
ようにしましょう。
NG例
× 相手が名乗ってくれても自身を名乗らない ×
× 名乗らなかったお詫びもしない ×
× お電話があったお礼も言わない ×
等のパターンは企業に悪い印象を与えてしまう恐れがあります
慣れない対応で気づかない部分もあるかもしれませんが、電話でないときと同じように落ち着いて伝えるべきことを伝えましょう!
就活中の電話対応はしっかり行いましょう
知らない番号からの電話は確かに不安になります。
また、知らない人だと思って無愛想になってしまいがちです。
しかし、もし、企業からの電話だった場合、無愛想に対応するとマイナスの印象を持たれてしまう可能性があります。
企業との電話でのやり取りも選考の一つになり得ます。
就活中は特に、面接のように明るく、自信をもって対応しましょう。
この記事が皆さんの自信に繋がっていれば幸いです!
皆さんの就活を心から応援しています!