インターンって何?いつから?メリットは?現役インターン生が解説!!
こんにちは!大学2年生、25卒インターン生のありあです!
突然ですが、皆さんはインターンについて考えていますか?
大学生なら一度は聞いたことある単語だと思いますが、
「実際何をするの?」
「いつやったらいいの?」
「どんなメリットがあるの?」
とわからないことも多いと思います。
中には
「まあめんどくさいからいっか!」
「インターンに参加しなくてもどうにかなるでしょ!」
と思っている人もいるのではないでしょうか?
しかし、インターンには様々なメリットがあります。
さらに、インターンの参加率は 83.6% と、多くの大学生がインターンに参加しています。
(参考データ:2023年卒大学生インターンシップ調査~中間総括~ | マイナビキャリアリサーチLab )
そこで今回は、実際に就活サイトを運営する会社でインターンをしている大学生の私、ありあが
- インターンはどんなことをするの?
- インターンはいつ、どこでやるの?給料やシフトは?
- インターンのメリットは?デメリットはあるの?
など、私の実体験も交えながらお伝えしたいと思います!
↓ちなみに私はこんな人間です。
よろしくお願いします!
インターンとは
まず始めにインターンとは何かについてお話ししたいと思います。
インターンを一言で表すと「職業体験」です。
大学生が、実際に働き始める前に一定期間企業で働くことを経験することができるもので、インターンシップとも呼ばれます。
インターンの目的は?
大学生がインターンに参加する目的はざっくりいうと就活に役立つからです。
ただ、就活に役立つといってもその内容は様々で、リクナビの調査によると
- 業界・企業・職種理解を深めるため(76.3%)
- 就活の予行演習のため(43.4%)
- 自己分析を深めるため(24.0%)
- 社会人とのコミュニケーションに慣れるため(19.9%)
- ビジネスに必要なスキルを知るため(14.3%)
が参加目的として挙げられています。
(参考:インターンシップとは?参加のメリット、探し方を紹介 - リクナビ就活準備ガイド)
つまり、職業体験という経験から自分の将来や自分自身について考えたり、学んだりすることがインターンの目的です。
ちなみに、企業側にとっても
- 自社を知ってもらいたい
- 優秀な人材を見つけたい
- インターン後に即戦力として働いてほしい
という目的があります。
インターンではどんなことをするの?アルバイトとの違いは?
インターンは先ほども説明した通り職業体験をするんですが、その内容は様々です。
主な種類として短期インターンと長期インターンがあります。
明確な定義があるわけではありませんが、以下のようなパターンが多いです。
短期インターン | 長期インターン | |
---|---|---|
期間 | 1日~1週間程度 | 1か月以上 |
内容 | グループワークなどのプログラムに取り組む | 実際に社員さんと同じように働く |
対象 | 大学3年生や4年生向けのものが多い | 特に決まっていないものが多い |
短期インターンでやる内容としては、企業がインターン用に事前に用意したプログラムが多いです。
中には会社説明や会社見学を行うものもあります。
一方で長期インターンでは、社員さんとほとんど同じような仕事をやることが多いです。
例えば、実際に営業をしたり、企画をしたり、エンジニアとして働いたりと短期インターンではできないような実務を経験することができ、最近導入する企業が増えています。
インターンとアルバイトの違い
「インターンってアルバイトと何が違うの?」と思う方も多いと思います。
アルバイトとインターンの大きな違いは目的です。
先ほどもお伝えした通り、インターンの目的は職業体験という経験から様々なことを考えることや学ぶことです。
一方でアルバイトの目的は、多くの場合働くことで収入を得るためです。
確かにお給料をもらえるインターンもありますが、それ以上に経験そのものが重要というわけです。
インターンはいつからやる?大学3年生からなの?
インターンに参加する時期は一般的に大学3年生の夏だといわれています。
大学3年生の夏休みである7~8月にインターンを実施する企業が多く、その時期に参加する大学生が多い傾向となっています。
次いで、春休みである2月頃に実施する企業が多いですが、通年行っている企業もあります。
この時、注意すべき点は、インターンの申し込み時期です。
実施期間の1~2か月前に申し込みを行っている企業が多いので注意が必要です。
☟具体的なスケジュールについてはこちらの記事で解説しています。
大学1、2年生からインターンに参加する学生が増えている
最近では大学1、2年生からインターンに参加する学生が増えているんです!
背景には、
- 全体的に就活スケジュールが早まってきているため、インターンの参加時期も早まっている傾向があること
- 長期インターンへの注目が高まっていること
があります。
1、2年生がインターンに参加する場合は、より実務に近い経験ができる長期インターンに参加するのがおすすめです。
実際、1、2年生でインターンに参加する学生は、長期インターンが多くなっています。
注意すべき点として、1、2年生が募集対象ではない可能性があるので募集条件をしっかりチェックしましょう。
1、2年生がインターンに参加するメリット・デメリットはこの後の項目で解説します。
インターンの給料やシフトは?
インターンのお給料やシフト(実施日)は短期インターンか長期インターンかで大きく分けられます。
短期インターンのお給料やシフト
短期インターンの場合、実務をすることが少ないため、お給料が出ない場合が多いです。
シフト(実施日)については、実施日時がもともと決まっていて、募集要項に書かれている場合が多いです。
長期インターンのお給料やシフト
長期インターンの場合は、企業によりますが、実務をすることが多いため、お給料がでる場合があります。
相場は時給換算で1000円~1500円程度が多いです。
シフトについても企業によりますが、学生側の要望を聞いてもらえる希望シフト制の場合が多いです。
ただし、会社の営業時間中である平日の9時~17時頃の間でシフトを決める必要がある場合があるので、大学の授業など他の予定に注意しましょう。
お給料やシフトが気になる場合は、日常生活に大きく影響するので、参加する前の選考段階で確認しておきましょう。
インターンの実施方法は?オンラインインターンも!
インターンの実施方法は、以前は実際に出社する対面型で行っている企業が大半でしたが、新型コロナウイルスの影響でオンラインで実施する場合が増えています。
実際に23卒(2023年に卒業予定)の大学生の約8割がオンラインでのインターンに参加したことがあると回答しています。
(参考:2023年卒大学生インターンシップ調査~中間総括~ | マイナビキャリアリサーチLab)
オンラインでのインターンでは移動時間がかからないため参加しやすいことがメリットとして挙げられます。
特に、「地方に住んでいるけど上京して都会の企業で働きたい」と思っている学生でも参加しやすいのでおすすめです。
一方で、対面型に比べてオンラインでは、社風がわかりづらいことに注意が必要です。
社風を知りたい場合は、その企業のHP等で企業について調べたり、対面型で行われているイベントに参加してみるのが良いでしょう。
最近ではSNSをやっている企業が多いので、SNSを見てみるのもおすすめです。
☟オンラインインターンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
大学生がインターンをするメリット・デメリット
インターンがどんなものかわかったところで、「じゃあメリット・デメリットは何?」というお話をしていきたいと思います。
大学生がインターンをするメリット
就活に有利になる
一番のメリットは当然ですが、就活に有利になるですね。
- 履歴書・エントリーシートに書ける
- 業界・企業・職種の理解につながる
- 自己分析につながる
など、さまざまなメリットがあります。
さらに、インターンの中には参加することで早期選考に呼ばれるなどの優遇があるものもあります。
スキルアップになる
スキルアップになるというのも「就活に有利になる」の一部ですが、大きなメリットの一つです。
これは特に長期インターンに参加した場合のメリットで、
- 学校では学べない実践的・専門的な知識を得ることができる
- コミュニケーション能力の向上
- 思考力・行動力の向上
などがあります。
特に、コミュニケーション能力や思考力・行動力は一日で身につくスキルではありません。
また、アルバイトとは違って、敬語の使い方をより意識したり、マニュアルがなく、自分で考えて行動する必要があったりとインターンで実務をしなければ得られないスキルが多くあります。
また、例えばエンジニアのインターンに参加した場合、エンジニアに必要な専門知識を得ることができるなど、知識が身につくこともメリットの一つです。
余談ですが、アルバイト(飲食店)先の店長に「皿洗いできても将来なんの役にも立たないからね。笑」と言われたことがあります。笑 将来仕事で実際に使うスキルはアルバイトだけじゃ得られないと私も思っているのでめちゃくちゃ共感しました!
進路を決める材料の一つになる、自分が今やるべきことがわかる
私が実際にインターンをやってみて、一番感じたメリットが進路を決める材料の一つになる、自分が今やるべきことがわかるです。
就職先ではなく進路というのがポイントです。
というのも大学卒業後の進路として、就職以外にも、大学院に進学したり、他の大学でもっと学ぶという選択肢もあります。
また、就職先にも様々な職種があり、業界があり、企業があります。
インターンは実際に仕事をすることで、将来どんな仕事をしたいかを考える機会の一つになります。
さらに、その夢を実現するために、大学院に行って勉強をするべきなのか、大学生の間に何か資格をとるべきなのか、あるいは英語の勉強をするべきか、など今自分がやるべきことを考えることもできます。
これは特に大学1、2年生にとって、非常に重要です。
みなさんは今、何となく大学生活を過ごしていませんか?
しかし、大学生ほど自由な時間は今後ないと思います。
特に大学1、2年生。
「もっと大学生のうちに〇〇しておけば…」と後悔することのないよう、自分の将来について早い段階で考えておくほうが良いと思います。
大学生がインターンをするデメリット
大学の授業などとの両立が大変
デメリットとして、まず、大学の授業などの他のスケジュールとの兼ね合いが大変であることが挙げられます。
これは特に長期インターンに参加する場合のデメリットです。
インターンに時間を割くことで、時間的に圧迫されてしまいます。
学生の本文は学業といいますし、「インターンのせいで単位を落とした…」となってしまっては良くないですよね。
解決策としては
- オンラインインターンにすることで通勤時間をなくす
- 有給インターンにすることで、アルバイトを減らす
- なるべくシフトの融通が利くインターンを探す
などがあります。
インターンを探すときに気を付けてみてください。
注意したいポイントは、先ほども少しお話ししましたが、出勤可能な時間に気を付けることです。
会社の営業時間中である平日の9時~17時頃が出勤可能な企業も多いため、その時間が空いているか自分のスケジュールを確認しましょう。
また、長期インターンでは実務に近い業務をすることが多いため、責任が重いため、アルバイトなどに比べて休みづらいことも考慮しましょう。
目的を持ってやらないと意味がない
これもよく言われるデメリットですが、インターンは目的を持ってやらないと意味がありません。
何となくやっているだけではそれこそアルバイトと変わりません。
インターンに参加する際は、どんなスキルを習得したいのか、どんなことを知りたいのかなど具体的な目的を持って取り組みましょう。
責任が必要
先ほどから何度かお伝えしていますが、特に長期インターンには責任が必要です。
ほとんど社員と変わらない実務を任されるため、その責任も社員と変わりません。
しかし、責任をもって仕事をすることで自分の成長につながるというメリットとしてもとらえられます。
ブラックインターンに注意する
インターンを探すときはブラックインターンに注意しましょう。
ブラックインターンのパターンとして挙げられるのが給料問題です。
旧労働省平成9年9月18日基発第636号では以下のように記述されています。
インターンに参加する前に企業についてきちんと調べることが大切です。
各種税金関係(103万の壁)に気を付ける
有給インターンに参加する場合、各種税金関係にも気を付けましょう。
一番よくあるのがいわゆる「103万の壁」です。
103万の壁とは収入が103万円を超えると所得税をとられるというものです。
働きすぎには注意しましょう。
インターンに参加してみよう!
ここまで私の経験を踏まえて、インターンについて解説してきました。
この記事を読んで、少しでもインターンに参加したいと思っていただけたらうれしいです!
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最後までお読みいただきありがとうございました!