長期インターン 2021.06.09
自分に合うインターンシップを選ぼう!長期インターンの探し方【おすすめインターン4選】
6月に入り、就活スケジュールに則ってインターンシップが解禁されました。
実質、23卒の学生の方からすると、いよいよ就活スタートしたような気持ちになっている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、就活のスタートダッシュとしてまずはインターンについて色々調べている方、インターンシップに興味があるけれどどうしたら良いかわからない人に向けて
インターンの基礎知識や選び方・探し方、おすすめインターンまで紹介していきます!
インターン解禁で色々準備中の23卒の方ももちろんですが、
最近の採用トレンドである「**通年採用**」の観点からも、1, 2年生の方もぜひ参考にしてみてくださいね。
## インターンシップとは
### インターンシップの基礎知識
まずインターンシップとは、**学生が企業で一定期間の間、就業体験ができる制度**のことを言います。
#### インターンシップの期間による違い
日本の就活におけるインターンシップの期間は大きく3つに分けられます。
- 短期インターン:1日
- 中期インターン:1〜2週間
- 長期インターン:1ヶ月以上
もちろん期間によってインターンで行われるコンテンツが変わります。
短期インターンでは、企業説明会に近い内容になることが多く
長期インターンなど期間が長ければ長いほど、実業務に近い仕事を体験することが多いです。
中期インターンは長期休暇中などまとまった休みに行われることが多く、
企業の業界や直接の業務に近い内容ではありますが、
どちらかというと実業務ではなくワーク形式のインターンが多い傾向にあります。
#### 短期インターンのメリット
期間が短期であるために、たくさんのインターンに参加できることがメリットです。
実際の業務体験をする機会は少ないですが、数を回ることができるため
志望業界や志望企業群を絞っていない人にはおすすめです。
#### 長期インターンのメリット
実務体験をおこなうことが多いため、短期・中期インターンよりも業務や企業文化への理解を深めることができます。
1ヶ月以上でおこなうことになるため、学業やサークル・アルバイトとの両立も含めて
たくさんの長期インターンを掛け持ちすることは難易度が高いですが、
業務経験だけではなく、ビジネスマナーや社会人基礎力が身につきます。
##### 「社会人基礎力」
経済産業省が2006年に提唱した、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力のことです。
さらに「人生100年時代」や「第四次産業革命」のもとで、社会人基礎力はその重要性を増しており
近年は「**人生100年時代の社会人基礎力**」が求められています。

### 【先輩の就活から見る】インターン参加の実態
現在2022年卒の先輩のインターンシップの取り組みについて、
マイナビの「2022年卒大学生 広報活動開始前の活動調査」( [https://saponet.mynavi.jp/release/student/is-katsudojunbi/202202_is/](https://saponet.mynavi.jp/release/student/is-katsudojunbi/202202_is/) ) をもとに見ていきたいと思います。
インターンシップに参加したかどうかの問いに対しての回答は
- 参加した:**84.5%**
- 参加していない:15.5%
というように、全体のおよそ**84.5%**が「インターンに参加した」と回答しています。
また、インターン参加の社数としては「6社以上」が圧倒的に多く、次いで「1社」「2社」となっています。
|社数|割合|
|-|-|
|1社|14.4%|
|2社|13.4%|
|3社|12.5%|
|4社|10.6%|
|5社|10.2%|
|6社以上|**38.9%**|
参加したインターンを知ったきっかけの上位5項目は以下のようになっています。
|順位|回答|割合|
|-|-|-|
|1位|就職情報サイト|**70.8%**|
|2位|企業のホームページ|32.7%|
|3位|企業からのDM(メール・郵送等)|14.4%|
|3位|学外の就職関連イベント|14.4%|
|5位|大学のキャリアセンター|9.3%|
圧倒的に「就職情報サイト」から情報を仕入れる人が多く、次いで「企業のホームページ」がランクインしていることより
オンラインでの情報収集が、コロナ禍により盛んになっていることが予想されます。
## 自分に合うインターンシップの見つけ方
インターンの基礎知識や、22卒の先輩のインターン参加状況を見る限り、
コロナ禍でもインターンの参加は積極的に行われており、就活をおこなう上でインターンの参加は重要であることが分かりました。
では、実際に自分がインターンに参加するとなった場合に
どのようなコンテンツの、どのような期間のインターンに参加すべきなのかが分からない、という方に向けて
自分に合うインターンの見つけ方を紹介していきます。
### (1) 自分の就活状況を把握する
企業や業種・職種、コンテンツを決める前に、先に自分の就活状況を確認し把握しましょう。
この内容によって、選ぶべきインターンシップのタイプが変わってきます。
ex. 就活状況に合わせた、インターンの絞り方の例は下記になります。
- 業界・職種研究中:業界や職種への理解を深めるため、縛らず幅広く、複数のインターンに参加
- 志望企業がすでに決まっている:志望企業への理解を深めるため、特定企業のインターンに参加
- 志望業界は決まっている志望企業は決まっていない:志望業界に絞って複数のインターンに参加
### (2) 自分がインターンシップに求めることを把握する
(1)のように自分の就活状況を把握した上で、
自分がインターンを通して学びたいことや身につけたいこと、こういう業務をしてみたい!など求める条件などを確認しましょう。
ex. インターンを通して学びたいこと、求めること
- 〇〇業務を体験してみたい・社会人と一緒に働きたい
- 就活力・ビジネスマナーを身につけたい
- PDCAサイクルを身につけたい・高速で回せるようにしたい
(※PDCA:Plan【計画】→ Do【実行】→ Check【評価】→ Action【改善】)
サイトによっては「身につくスキル」や「インターンを通して得られること」等、記載があることもありますので
自分がインターンを通して学びたいことなどと照らし合わせながら、インターンを選ぶと良いでしょう。
### (3) 自分のスケジュールを管理する
(1) (2) より、自分の状況にあったインターンがどういうコンテンツのものなのかが見えてきたはずです。
最後に、自分がインターンに割ける時間を確認しましょう。
長期インターンの場合、1週間に○時間以上のシフトを入れる必要がある、等の条件が多いため
学業+サークル・アルバイトなどがどのくらいの頻度であり、自分がインターンに参加する際に費やせる時間がどれだけあるかを確認する必要があります。
長期インターンに参加したいが、学業との両立が難しく、。という場合は
夏休みなどの長期休暇を利用して、インターンに参加するようスケジュールを調整すると良いでしょう。
## 長期インターンの探し方
自分に合うインターンの見つけ方を説明しましたが、
続いては実際に参加したいインターン探す方法を紹介していきます。
### (1) 就活サイトで調べる
就活サイトで調べることで、簡単に探すことができます。22卒の先輩たちがダントツで利用していた方法です。
サイトにもいくつか種類がありますが、大きく分けると
- 長期インターン特化サイト:長期インターン情報をメインに掲載しているサイトがある
- 大手就活サイト:就活スケジュールに則って、大学3年の6月から該当する学年用のインターンシップサイトがオープン
- 学年関係なく利用できる就活サイト:通年で利用できることが多く、就活情報の他にも長期インターンの情報や社会人でも利用が可能な就活サイトが多い
に分けられますので、いくつかのサイトで長期インターンを探してみて自分に合うインターンに申し込み・参加をしてみましょう。
ちなみにCheerCareerは通年で使える就活サイトで、
大学3年生に限らず1, 2年生も長期インターンに申込み・参加できるようになっていますので
CheerCareerの「[仕事検索](https://cheercareer.jp/search/offer_list/)」から、**インターン・学生バイト**を検索してみてくださいね。
### (2) 企業のサイトを調べる
自社で採用サイトを設けている企業は、インターンも就活サイトではなく自社のサイトで募集することが多いです。
メガベンチャー系の企業に多い傾向にありますので、既に狙っている業界や企業があれば、直接コーポレートサイトや採用サイトを調べてみると良いでしょう。
ex. ソフトバンク SUMMERプログラム(※ すでに受付終了しています)
→ [https://recruit.softbank.jp/graduate/recruit/internship/](https://recruit.softbank.jp/graduate/recruit/internship/)
### (3) 学校のキャリアセンターを利用する
学校のキャリアセンターでは、就活に関する情報提供や相談のみならず
学校指定のインターンシップの紹介もしている場合が多いため、近場で長期インターンを見つけることができます。
これまでは、キャリアセンターは学内での就活の情報収集の場になっていましたが
22卒はコロナでリモート授業になっていることもあり、実際にキャリアセンターの利用が減っているというデータも出ています。
ただし学校によっては在学生向けに、Web上でインターンの紹介を行なっているところもあるので
キャリアセンターに行けない場合はそちらも活用したり、キャリアセンターにメール等で問い合わせをしてみましょう。
ex. 早稲田大学 インターンシップデスク
→ [https://www.waseda.jp/inst/career/internship/](https://www.waseda.jp/inst/career/internship/)
### (4) 知人に紹介してもらう
先輩や友人が長期インターンを経験済みの場合、ツテで紹介してもらえる可能性があります。
就活の情報収集をする上で、インターンについても合わせて相談をしてみると良いでしょう。
## CheerCareerで長期インターンに参加しよう!
CheerCareerはベンチャー ・成長企業をメインに掲載していますが
先述の通り、就活スケジュールや学年に関係なく通年でインターンも就活もできちゃうサイトなのです。
今回は、この記事を見てくださっている方限定で長期インターンを募集している企業をいくつかピックアップしてみました!
### 株式会社HR Force
株式会社HR Force - 【データサイエンティスト】船井総研HD/HRTechベンチャーで長期インターン!未経験歓迎「テクノロジーで”働く”を変えていく。」を実現するHRTechベンチャーです。 入社を検討している人向けの**内定直結型長期インターン**!とのことで、 入社希望の求職者からも実際の業務を入社前に経験できる、非常に有益なインターンとなっています。 【東京・全学年対象】 ### 株式会社GMT
株式会社GMT - 【全学年対象/インターン】早期から圧倒的な営業力を身につけ、一緒に組織を作り上げていきませんか?グループ会社7つ、グループ総勢450名を束ね、6つの事業を展開する営業を極めたプロフェッショナル集団です。 キーエンスやリクルートなどの大手企業へ多数輩出しているとのことで、 将来将来に必ず役立つスキルが身に付く、より実践的な長期インターンとなっています! 【関西・全学年対象】 ### 白潟総合研究所株式会社
白潟総合研究所株式会社 - 【長期インターン】「究極の個人力」を身につける!コンサルファームの採用マーケターポジション募集!Deloitteトーマツグループ トーマツイノベーションの前社長とコンサルタントが立ち上げた 中小・ベンチャー企業に特化した、【専門特化×総合化 を両立した経営コンサルファーム 】です。 週12h~のシフトかつバーチャルオフィスでのフルリモートワークの長期インターンのため 学生生活との両立もしやすく、地方の求職者も参加しやすい環境となっています。 【フルリモート・22卒/23卒向け】 ### 株式会社Cheer
株式会社Cheer - 【選択式インターン大募集】マーケ/パートナーサクセス/カスタマーサクセスから選べるインターン生募集!CheerCareerの運営会社である株式会社Cheerでも、選択式の長期インターンを募集中です! Cheerの長期インターンもリモートワークOKで、かつ今回は 面談を通してあなたにピッタリのお仕事を提案する新しい形の長期インターンになっています。 ぜひ就活サイト運営会社の長期インターンもチェックしてみてくださいね。 ## 最後に 自分に合うインターンがどれかが分からない、長期インターンの探し方が分からない人向けに記事を書いてみました。 長期インターンを探す前に、まずは自分自身の就活状況や 自分が長期インターンから学びたいことを明確にすることが重要です。 そのためのインターンに関する事前知識を習得したい人は、 CheerCareerの[インターンに関する就活ノウハウ](https://cheercareer.jp/ip_blogs/category/9)をチェックしてみてくださいね。