【体験談】完全オンラインで長期インターンは可能なのか?

長期インターン

【体験談】完全オンラインで長期インターンは可能なのか?

新型コロナウイルスの影響が出始めて1年が経過しました。 オンラインでの就職活動・採用活動は急激に増加し、一般化してきています。 こういった時代の変化に伴い、地方大学に通っている私も完全オンラインでの長期インターンをはじめました。 そこで今回は、私の実体験も踏まえて、「完全オンラインでの長期インターンシップは可能なのか」についてお話します。 ## インターンシップってどんな種類があるの? 「そもそもインターンシップって何?」 「実際にどんなことをするの?」 と考えている、23卒・24卒・25卒の皆さんも多いのではないでしょうか。 そこでまずは、インターンシップの種類を紹介します! ![就活記事](https://drive.google.com/thumbnail?sz=w1000&export=view&id=1ttJPXN1F7B_k2nXLoBgsHHTa7VwuVqrB) 上記のようにインターンシップは短期と長期に分かれています。 ### 短期インターンシップ 給与:無償 業務内容:インターンのために用意されたプログラム 勤務期間:①会社説明・セミナー型→半日~1日      ②プロジェクト型→1日~2週間 メリット:少ない時間で色々な企業に出会える ### 長期インターンシップ 給与:有給 業務内容:社員と同じ 勤務期間:1カ月以上 メリット:働くことをリアルに体感できる。 ☞関連記事:[長期インターンとは - 3か月~半年も体験するメリットや意味はある?](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/599) ## インターンシップのオンライン化が進んでいる このように、インターンシップには長期インターンシップと短期インターンシップの2種類があります。 そして、これらのインターンシップの多くが新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインでの開催に移行しています。 実際の調査においても、22卒の就活生の88%が全日程オンラインでのインターンシップに参加しています。 また、オンラインのインターンシップに参加した就活生の7割が満足しているという結果です。 [22卒学生600名に聞く「オンライン就活」意識調査](https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/23122.html) こういったデータからも、今後も就職活動・採用活動において、オンラインは多様されると言えるでしょう。 実際に私も、長期インターンの募集要項に「完全リモート可能」という言葉を多く見るようになりました。 そしてそれから、自分の大学生活の選択肢の1つとして長期インターンを考えるようになりました。 ☞関連記事:[オンラインインターンってぶっちゃけ何するの?おすすめ求人つき解説](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/513) ## 私が完全オンラインで長期インタ-ンシップをしようと思った理由 皆さん、「完全オンラインでの長期インターンシップ」と聞くとどのようなイメージを持ちますか? 「コミュニケーションが取れなくて、大変そう」 「時間的拘束が多く、集中力も続かないのではないか」 そんなマイナスのイメージを持っている学生も多いのではないでしょうか。 実際、私自身もそのようなイメージを抱いていました。 その為、完全オンラインでの長期インターンシップの募集があることを知っていても、 「私には継続できないだろう。」「企業側も完全オンラインのインターン生は採用したくないだろう。」と決めつけていたのです。 しかし、都市部の知人は対面とオンラインを組み合わせて長期インターンシップをしています。 「地方在住」と「忙しい」を言い訳に、長期インターンシップを諦めている。 そんな自分の現状に「悔しい!」と感じた私は、2カ月の春休みの利用して長期インターンシップに挑戦することにしました。 ここからは、私が実際に働いていて感じた完全オンラインでの長期インターンシップのリアルをお伝えします。 [【2024卒】大学1年生からインターンを始めるメリットは大きい《長期インターンおすすめ求人》](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/640) ## オンラインでの長期インターンのメリット ### ①日本中どこにいても参加できる オンラインでのインターンが一般的になる前は、長期インターンをしたい企業が県外にある場合、休学する以外の選択肢がほとんどありませんでした。しかし、オンラインでの長期インターンでは、ネット環境が整っていれば、日本中のどこからでも参加できます。また、「地方の学生が都会の企業」で働くだけでなく、「都会の学生が地方の企業」で働くことも可能になっています。企業側も学生側も、地域の制約がなくなることで、採用や就職の選択肢が増えたといえるでしょう。 ### ②移動時間がいらない オンラインでのインターンは通勤時間がかからないこともメリットです。朝、慌てることなく準備の時間を確保できたり、通勤にかかっていた時間を他のことに有効活用できます。また、満員電車からのストレスにも開放されるでしょう。新型コロナウイルスの感染を防止できるという点もメリットですね。 ###③ 出社する場合と同様の業務ができる フルリモートでの環境が整っている企業では、多くの場合、対面でのインターンと同じ業務内容を経験できます。実際に、私が働いている株式会社Cheerの長期インターン生は、イベントの企画・運営、ライティングの業務はもちろん、社内勉強会やプレゼン大会、部署会議なども他の社員の方と同様に参加しています。 ## オンラインでの長期インターンのデメリット ### ①「意識的」なコミュニケーションが必要 実際にインターンをする前に、1番不安に感じていたのが、「コミュニケーション」です。 株式会社Cheerでは、slackとDiscordを使っているので、質問・相談などのコミュニケーションはチャットもしくは音声でとっています。 オンラインのみでも十分コミュニケーションは取れますが、やはり対面よりは取りにくいです。 そのため、「意識的」に質問や相談をしないと対面同様に仕事を進めることは難しいと感じました。 また、音声やテキストはニュアンスや雰囲気を伝えにくいため、相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。 「オンライン上のコミュニケーションは、対面よりも伝わりにくく難しい!」 そのことを忘れずに、「意識的」にコミュニケーションをとることが、オンラインのデメリットを乗り越えるカギになるでしょう。 ### ②自己管理が必要 オンラインインターンでは、自宅か近くのカフェなどで作業することがほとんどかと思います。 カフェで作業できればよいのですが、自宅でのオンラインインターンはやはり自己管理が大切になります。 例えば、1時間おきに伸びをする、作業の目標時間を決める、作業場所を定期的に変えるなど、自分に合った工夫が必要になるでしょう。 オンライン特有の集中しにくい環境は、苦労する面でもあります。 しかし、学生のうちにこういった環境で仕事をすることは、「自走力」が鍛えられる絶好の機会にもなるはずです! ### ③仕事が盗みにくい オンラインでのインターンシップは、社員の方がどのような仕事をしているのかを知る機会が少ないというデメリットがあります。ただし、完全に知る機会がないわけでは全くなく、社内交流や社員の方との会話などを通じて、学ぶことが出来ます。 また、社内コミュニケーションの多くがslackでとられている場合、過去のメッセージの履歴を見ることが可能です。 私は普段知ることのできないやり取りは過去のslackのデータを見ることで補い「どういう問題に対して、どのように解決しているのか」を学びました。 仕事が盗みにくい環境だからこそ、工夫が必要になります。 ## オンラインでの長期インターンを選ぶポイント ### 「既に完全オンラインの社員・インターン生がいるか」 私が実際に働いてみて1番重要だと考えたのは、「既に完全オンラインでの社員・インターン生がいるか」ということです。 私が働いているCareerでは半数以上の社員がフルリモートで働いています。 そのため会社が完全にオンラインで業務を行っています。 具体的には、slackとDiscordを使用しており、朝礼・夕礼、その他の業務関連のすべてのやり取りがオンラインです。 そういった環境環境のおかげで、私は、孤独感や不便を感じることはなく、業務に集中出来ています。 そして、それは経験や学びに大きな影響を与えていると感じています。 ですので改めて、オンラインの環境が整っていない企業でも充実した経験が出来たかと言われると自信がありません。 対面・オンライン関係なく、長期インターンは時間も労力もかかります。 費やした時間と労力を実りのある者にするためにも、自分の環境や条件にあった企業で働くことをお勧めします。 ## 実際に完全オンラインで長期インターンをやってみて 私自身、完全オンラインでの長期インターンに、 「きちんとコミュニケーションが取れるのだろうか。」 「事務作業以外のことができるのだろうか。」 と、はじめは不安を覚えていました。 しかし、実際に働いてみると、多少の不便はあるものの、対面のインターン生とほぼ変わらない業務ができています。 また、私の働いている株式会社Cheerでは、現在「地方創生」に力を入れているため、地方での経験が生きてきており、大変やりがいを感じて働けています。 今まで、「地方だから……」「理系だから……」と理由をつけて長期インターンを諦めており、そんな自分自身や環境にコンプレックスも感じていました。 しかし、今回挑戦したことによって、「地方でも、理系でも、できる!」と自信がつき、業務の中から大学生活では学ぶことのできない学びと経験を得ています。 時代の変化に伴って、「オンライン」が一般化されてきたことは、地方の学生にとって長期インターンへのハードルが下がるきっかけになりました。 「忙しいけれどやってみたい!」「地方だけどやってみたい!」そう思っている方はぜひ挑戦してみることをお勧めします! ## 完全オンラインでできる長期インターン特集 ここからは、完全オンラインでできる長期インターンを紹介します! 地方の学生は必見です! ### ①株式会社エスプール
株式会社エスプール
社会の課題や顧客企業の困りごとを新規事業創出により解決する会社です。 学生主体でメディア立ち上げプロジェクトにジョインしてみませんか? 動画制作やライターに興味のある学生は必見です! 【動画編集・ライター】学生主導のメディア立ち上げ!《23,24卒向け長期インターンシップ》 [https://cheercareer.jp/company/offer/3254/3791](https://cheercareer.jp/company/offer/3254/3791) ### ②株式会社EXJOY
株式会社EXJOY
コンテンツマーケティング支援や動画制作事業をしている企業です。 動画コンテンツ市場での新規事業を計画しており、その立ち上げからジョインしていただきます! 新規事業の市場調査、パートナー企業開拓、Webマーケティングに興味のある学生必見です! 【長期インターン】《新規事業責任者》#2018年設立 #25歳社長 #3期目の拡大フェーズ [https://cheercareer.jp/company/offer/3826/1149](https://cheercareer.jp/company/offer/3826/1149) ### ③株式会社Cheer
株式会社Cheer
株式会社Cheerは主に①「CheerCareer」の企画・開発・営業・運営 ②イベント事業の2つの事業を展開しています。 自社メディア『CheerCareer』の広告戦略の一端を担っていただき、 媒体のブランディングとしてライティングを中心に携わっていただきます。 私たちと一緒に人材ビジネスの裏舞台に立ち、CheerCareerを運営する側になりませんか? 【企画・マーケティング】"企業"と"学生"のファンを増やす新事業部の立ち上げメンバー募集! [https://cheercareer.jp/company/offer/2/3125](https://cheercareer.jp/company/offer/2/3125) もっともっと長期インターンシップを知りたい方はこちら! ☞関連記事:[【2023年卒向け!】就活解禁前から募集中のインターン求人《オススメPickup》](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/623) 長期インターンシップ以外にも、オンラインの就活イベントに興味がある! そんな方は、こちらをクリック! ☞関連記事:[【2023卒】就活の情報収集は”オンラインイベント”を活用しよう](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/636)
この記事を書いた人
上杉蒼
株式会社Cheer インターン生の23卒。
地元の山梨から大学進学で高知へ。
生まれたときからニコニコしているけれど、本当は考えることが好き。
将来の夢は、「格差の是正」を仕事にすること。
そして、大学に寮を建てること!

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