【エントリーシート対策】趣味/特技欄って何を書けばいいの? ~採用目線でポイントをつかもう~
皆さんは、エントリーシート(以下、ES)に含まれている「趣味・特技」欄でつまずいたことはありませんか?
毎日数々の文章を添削しているんですが、
一言だけで終わらす人が実に多いんですよね・・・
もちろんですが、
ESやプロフィールの質問項目には、聴く意図があるわけです。
でもそんなこと言われても、
「何を書いたらいいのやら・・」
「そもそも趣味とか特技とか思い当たらないし・・」
って聞こえてきそうですね(笑)
大丈夫です!
きちんと意図を理解すれば、きちんと好まれる文章を書くことができます!
今回は、ちょっと部分的過ぎるかもしれませんが、
とても重要な項目なので、「趣味・特技」欄についてレクチャーしていこうかと思います。
(1)エントリーシートにはなんで「趣味/特技」欄があるの?
皆さんはESになんで「趣味・特技」があると考えますか??
それを知るためには、
ES内における趣味欄の立ち位置を解説し、
どんなところを見られているかを知る必要があります。
「趣味/特技」欄ではどんなことを見られているか?
まずはESで企業が読み取りたいポイントを整理しましょう。
(私の記事では何度か出てきているので、ご存じの場合は復習です。)
①結果を出せそうか
②永く働いてくれそうか
シンプルに言うと、上記2点です。
その中で特に②の要素に該当され、
もっと分解すると、「カルチャーマッチ」です。
さらにもっと細かく分解すると、人柄、性格、価値観等の相性を見るための項目でもあります。
細かいところまで含めると、
面接時での、会話の糸口に使う場合もありますけどね。
関連記事:ES(エントリーシート)の正しい書き方とは?企業が見ているポイントも解説【例文つき】
(2)エントリーシートで"通過する"「趣味/特技」欄を書くには??
希望する職種(または特定の企業)の必要な性格や価値観を調べる
ここからは、ES通過に直結する「趣味・特技」欄について記載していきます。
まずポイントとなるのが、「相手を知る」ことです。
皆さんは、希望する職種は決まっていますか?
また、その職種(または企業)に求められる性格や価値観は把握していますか?
ES対策で重要な視点は、相手企業に合わせることです。
通過する人の特徴は、自分のPRをただ書くだけでなく、
相手の求めることを考えながらPRにしています。
つまり、
自分主体<相手主体(ニーズ)
ですね。
「〇種 仕事内容」、「〇種 求められるもの」
とかでネットで調べれば、大体出てくるでしょう。
特定の企業さんが決まっている場合は、採用サイト、求人原稿等にある、
求める人物像を見ると把握できます。
HPを調べると、
クレドや行動指針をみることをオススメします。
特にクレド(行動指針)は、その企業の根幹の価値観を表している場合が多いので、
そこからどんな人を求めているのか把握するといいでしょう。
どんな人柄や価値観をアピールするべきか明確にする
今度は、先ほど調べた企業目線での求める人物像や性格面を書き出してみて、
その中で特に、自分と合致している性格を繋げていきましょう。
ここでは、自己分析をどれだけ行ったかがポイントになりますね。
どんな性格、志向性をアピールするか決めておかないと、
与える印象がブレてしまいます。
もちろん、趣味欄でPRの全てが決まるというわけではありませんが、
ESのその他のPRや、ガクチカ文章と合わせると一貫性が生まれるのでPRが更に強化されます。
「趣味/特技」を深堀り
次は、趣味/特技について、深堀り作業を行います。
深堀りポイントは、
・醍醐味
・メリット
・原動力
・モチベーション 等です。
伝える趣味/特技によって、ポイントは異なりますが、
上記のいづれかのポイントで整理してみてください。
そこに、“人となり”や“価値観”が隠されている場合が多いです。
「趣味/特技」を通じての気づきや学びを引き出す
更に深掘っていきましょう。
醍醐味・モチベーション等から、具体的なエピソードや経験した一例を挙げてみてください。
それが棚卸できたら、
その一連のエピソードから、気づきや学びがあるはずです。
趣味/特技はあまり意識してこなかったことも多いと思いますので、
“強いて言うなら”で構いません。
何かを始める、または熱意を燃やすきっかけとなりやすい
物事、原動力が明らかになるでしょう。
どんな業務で活かせそうかを明記する
最後に、業務(実務)で活かそうなポイントを明記できると完璧です。
ここについては、社会に出たことがない分、あまりイメージすることが難しいと思います。
社会に出たことがないので仕方ないと言えばそうかもしれません。
しかし、できることはたくさんありますし、
内定が出ている人は、しっかり仕事イメージが明確な場合が多いことも事実です。
「いい会社に入社したい」、「入社した会社でミスマッチせず活躍したい」
こう思うのであれば、言い訳せず、しっかり言語化できるよう調べあげることをオススメします。
業界知識、職種知識が不足しているのであれば、
興味がある職種からネットで調べるなり、
わからないなりに色んな会社の説明会に参加するなりして、イメージできるまで知識をつけましょう。
この会社は、
・どんな業界で
・その中でもどういう差別化ポイントがあって、
・実際の仕事内容は具体的などんあイメージで、
・業界課題の解決の仕方をどう捉えているか、
・募集している職種はどんな適性があるのか、、等
しっかり得たい情報を整理をしながら調べていくと、
自然と自分の道が決まってきて比較できるようになってくるハズです。
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(3)エントリーシートで"通過する"「趣味/特技」欄の例をご紹介!
ここからは、棚卸した情報を元に、
どんな文章例があるのか、一部ですがご紹介します。
一例に過ぎませんが、ご参考にどうぞ。
営業職希望の例(行動力)
営業職希望で、そのために「行動力」をアピールしたいと決めた学生の例です。
-例文
私の最近はまっている趣味は、フラワーアレンジメントです。
この趣味の醍醐味は、お花の表現を通じて様々な価値観を触れることができる点です。
私以外の作品を触れ、お花のセレクト、生け方等から、この作品はどういう感情で創られ
たんだろうと様々な考え方を知ることが楽しいです。
私は、この趣味以外でも、グランピングやスノーボート等、様々な活動にも積極的に参加し、
趣味を通じて価値観の拡がりを学んでいます。この行動力は、貴社での主体的に顧客に
コンタクトを取っていくような業務でも活かせるのではないかと思っておりますので、
この行動力を活かし、たくさんの趣味を見つけていきたいと思っています。
このエピソードから、行動力以外の要素も読み取れそうですが、
自身の特徴を表す良い例だと思いましたのでセレクトしました。
他にも、
マーケティング職なら、論理的思考力⇒読書趣味
システムエンジニア職なら、協調性⇒オンラインゲーム
といったように、意図的にセレクトするといいですね。
(嘘をつく必要はないです。趣味一つで様々な学びや醍醐味があると思うので、重なる箇所に焦点をあてて説明するだけでいいです。)
また、もちろん、営業職だから行動力をアピールしないといけない。
というわけでもないので、自分なりに考えたり調べるなりして、
柔軟に説明してくださいね。
(4)文章を更にブラッシュアップして、内定を勝ち取ろう!
いかがだったでしょうか?
ES文章は他にもいくつも考えて書かないといけない項目がたくさんですよね・・?
今回は、「趣味/特技」に焦点を絞り、
その一つの取っ掛かりとして、他の項目も書けるようになるきっかけになれると良いなという想いでテーマを選ばせてもらいました。
CheerCareerでは、
プロフィールの充実さによって、企業からスカウトが来やすい仕組みを整えています。
他社サービスと違い、企業さんがあなたのプロフィールを一つ一つ丁寧に見て
スカウトを送るので、誰これ構わず遅れないような仕組みになっています。
従って、プロフィールの質はとても重要です。
とは言っても、、、
独りではなかなか深堀りが甘く、
薄い内容になるといったことや、他の項目も添削したいと言ったような、
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