エントリーシート(ES)の資格欄に書くべき資格や書き方を紹介!

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エントリーシート(ES)の資格欄に書くべき資格や書き方を紹介!

ES(エントリーシート)にある資格欄。
「どんな資格を書けばよいのか」
「何に注意をして書けばよいのか」
「採用にどのように影響するのか」
など、不安を感じている方も多いと思います。

そこで今回は、ESの資格欄で何がアピールでき、何を書けばアピールできるのか。そして、どのような点に注意をして書けばよいのかを解説します。

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ESで資格を記載するメリット

能力やスキルの証明ができる

自己PRなどの中で「○○が得意である」「○○に関する知識がある」などと言っても、主観的でかつどのレベルかが曖昧であるため、説得力に欠けます。具体的な資格があれば、客観的に能力やスキルが証明されるのです。

業界への志望度をアピールできる

業界に関連した専門性の高い資格であれば、より業界への志望度や興味関心の高さが伝わります。それだけでなく、入社後の活躍にも期待を抱かせるものになると言えるでしょう。

ガクチカや面接のネタになる

資格取得に関するエピソードをガクチカのネタにすることができます。また、面接の際に資格欄の内容から話が広がることもあり、自己PRや人となりを知ってもらう機会が生まれる可能性もあるでしょう。

ガクチカの書き方について詳しく知りたい就活生はこちらの記事も併せて読むことをおすすめします!

なぜガクチカが必要なのか?ガクチカを見つけるコツも紹介!

ESの資格欄に書くべき資格

運転免許

営業職や運送業、地方での仕事が必要となる職種などでは運転免許が必要になると言えます。汎用性が高いという点も含めて、大学在学中に取得しておくと良いでしょう。

英語に関する資格(TOEIC・英検など)

外資系やグローバル展開をしている日系企業などの英語力が必要とされる職種や企業を受ける際には必要となります。応募条件としてスコアや級のボーダーが指定されている場合があるため、しっかりと確認しておきましょう。

PCに関する資格(MOSなど)

業務で使うソフトを扱える能力を証明することができ、PCを使用した業務がどの企業でもあるため、MOSなどのPCに関する資格は書いておくと良いでしょう。

ITパスポート

情報セキュリティやAIなどのITに関する知識が証明できる資格であり、IT化が急速に進んでいる昨今において重宝される資格であると言えるでしょう。

日商簿記

企業の経営状況を読み解くスキルが証明できる日商簿記の資格は、主に経理や財務、商社や銀行などで評価されやすい資格と言えるでしょう。

秘書検定

ビジネスマナーやコミュニケーション力などをアピールする資格であり、社会人として必要な能力が身についていることをアピールできます。

業務関連の資格

業務に関連する資格を記載すれば、より専門性や志望度の高さをアピールすることができます。他の就活生と差別化ができるため、応募企業に響きそうな資格を書くようにしましょう。

ESの資格欄に書くべきではない資格

原付・二輪免許

運転免許を記載すべきと紹介しましたが、原付や二輪免許はバイクが必要な職種でない限り書く必要はありません。

趣味やスポーツに関する資格

趣味で取った資格や、スポーツなどの段や級は資格欄に書くべきではありません。ただ、ガクチカのエピソードとして活用したり、趣味・特技欄に記載するなど、何らかの形でアピールすることはできます。

業務に関係のない資格

志望企業の業務と関係のない資格も書くべきではありません。企業に響かないだけでなく、転職や独立の可能性を抱かせる可能性があり、マイナスの印象を与えてしまうでしょう。

ESに資格を書かなければいけないのか

条件がある場合を除いて、資格の有無で合否に影響することは基本的にありません。志望度のアピールやガクチカのエピソードとして役立つ程度であると捉えておきましょう。

資格を所持していない場合には、「特になし」と記載しましょう。空欄のまま提出してしまうと、記入漏れと間違われるケースがあります。

また、資格がないにもかかわらず嘘の情報を書いてはいけません。経歴詐称となり、内定取り消しになってしまう可能性もあるのでやめましょう。

ESの資格欄の書き方・注意点

資格は正式名称で記載する

資格は略称ではなく、正式名称で書きましょう。正式名称だと思っていたものが実は正式名称ではない場合もあるため、書く前に必ず正式名称を調べることが大切です。

西暦・和暦を統一する

西暦(2○○○年)・和暦(平成/令和)を混用すると読みにくいため、書式は統一しましょう。また、和暦を略称して「H○○年」「R○○年」などと書いてはいけません。

取得年月順で書く

資格は取得年月順で書きましょう。時系列にすることによって、整った読みやすい資格欄になります。

優先順位の高い資格から書く

保有資格が多く、全てを資格欄に書ききれない場合は、仕事に関連する(活かせる)資格を優先的に書くようにしましょう。また、例えば○○検定1級を取得しているのであれば、最高位の資格のみを書けばよく、準1級や2級の資格を書く必要はありません。

資格の結果待ちや勉強中の場合も書く

取得見込みや勉強中の資格があれば、アピールになるため書くとよいでしょう。志望度の高さや意欲が伝わるだけなく、面接で自分をアピールできる材料になる可能性もあるといえます。

ESの書き方について詳しく知りたい就活生はこちらの記事も併せて読むことをおすすめします!

ES(エントリーシート)の正しい書き方とは?企業が見ているポイントも解説【例文つき】

まとめ

ここまで、ESの資格欄に書くべき資格や書き方を紹介しました。

この記事を読んで、取得すべき資格が何かが少し分かってきたと思います。志望度の高さや自分のスキルを証明する材料として、できるだけ資格を取得しておきましょう。

また、資格欄を含めたES作成を自力で行うのは困難だと思います。
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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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