エントリーシート(ES)とは? 作成のコツや役立つツールも紹介

ES対策

エントリーシート(ES)とは? 作成のコツや役立つツールも紹介

就活をする上で欠かせないエントリーシート。
しかし、
「エントリーシートって何?」
「エントリーシートの重要度は?」
「エントリーシートをどうやって書けばいい?」
など、不安を抱えている方も多いと思います。

そこで今回は、エントリーシートとは何かを説明したうえで、書き方のコツや注意点、役立つツールの紹介など、エントリーシートに関する疑問を解決できるような内容となっております。ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

1⃣エントリーシートとは?

エントリーシート(ES)とは、求職者の応募数の絞り込みに使用される、企業ごとの提出書類のことを指します。

エントリーシートは採用段階の第一段階である書類選考で使われることが多く、自己PRや志望動機などの質問に答えることで、企業に対して自分をアピールするものとなります。

また、面接ではこのエントリーシートを元として、書いてある内容を深掘りされる可能性があります。

最近ではWebでの提出を求められることが多いですが、紙で提出しなければならない場合もあります。

2⃣エントリーシートと履歴書の違いとは?

多くの企業では、エントリーシートと履歴書の両方の提出を求められますが、この2つの書類の違いは以下の通りになります。

エントリーシート
→自分をアピールするための書類。自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだこと(ガクチカ)、志望動機などを記載する。

履歴書
→個人情報や経歴、資格を伝える書類。公的な書類であり、入社後には従業員のデータとして使用される。

履歴書に関するおすすめの就活記事こちら☟
Webで履歴書をかんたん作成!無料おすすめサービス9選

3⃣エントリーシートに求められる内容

エントリーシートの内容は、大きく分けて「自己PR」「ガクチカ」「志望動機」の3つになります。この3つから、企業が求めている人物像と合っているかどうかを判断します。

自己PRやガクチカからは、その人の性格や特徴、能力を見極めます。企業側が求めているものを理解した上で、企業ごとにアピールする内容を変える必要があるでしょう。

志望動機からは、その企業に魅力を感じた理由や仕事に対する熱意を見極めます。何を根拠としてその企業を選び、入社をして何をしたいのかなどを明確に記載しておきましょう。

4⃣エントリーシート作成のコツ

①自己分析を行う

自己PRやガクチカ、志望動機などを書く上で、自己分析は欠かせません。自分の今までの成功や失敗を振り返り、どうして自分がその行動を取ったのかを掘り下げることで、自分の思考特性・行動特性が浮かび上がってくるでしょう。

②基本構造に基づいて作成する

エントリーシートの基本構造は、「結論→原体験→課題→着手理由→創意工夫→学び→もう一度結論」です。この構造に則って、自己PRや志望動機などの作成を行えば、伝わりやすい文章になるでしょう。

③具体例、数字、客観的な評価を盛り込む

具体例とは実体験、数字は成績や増加数などの数値、客観的な評価とは周りからの声や評判などのことです。この3つを盛り込むことで、よりイメージがしやすくなり、説得力が増すでしょう。

関連記事:ES(エントリーシート)の正しい書き方とは?企業が見ているポイントも解説【例文つき】

5⃣エントリーシート作成の注意点

①分量を意識する

企業は、多くのエントリーシートから合否を判断しなければなりません。そのため、読みたい/読みやすいと思わせる文章を作る必要があり、基本構造に則って、伝えたいことが書かれていることはもちろん、長すぎないかや逆に短すぎないかを意識する必要があります。

②適切な表現を心掛ける

読みやすい文章にするためには、適切な日本語を使うことも重要になります。敬語を使うか否かが統一されていること、書き言葉が使われていること、助詞の「てにをは」を適切に使うことなどが挙げられます。また、語尾の表現が単調にならないようにすることも重要です。

6⃣エントリーシート作成に役立つサービス

エントリーシートでは、内容面だけではなく、正しく日本語を使うことも重要であることを説明しました。

そして、自分では気づけないような日本語のミスを発見することや、目に留まるような文章を作るには、プロに添削してもらうことや便利なツールを使うことが大切になります。
ここでは、エントリーシ-ト作成に役立つものを3つ紹介します。

①チアキャリア

チアキャリアのスキルアップスクールでは、定期的にES添削サポートを行っています。また、作成したエントリーシートをプロフィール欄に登録すれば、企業からスカウトが来る可能性があり、効率よく就活が進められるでしょう。

②ES添削カメラ by dodaキャンパス

このアプリでは、自分が書いたエントリーシートをカメラで撮影をして提出するだけで、添削してもらうことができます。アプリ上で完結するため、いつでもどこでも添削内容を確認することができるでしょう。

③ESの達人

ワンキャリアが提供しているESの達人では、ChatGPTを活用し、必要な事項の記入と志望業界を選択するだけでESが自動生成されます。これによって、書き方に悩むことがなくなり、かつ表現も適切であるため、作成時間を大幅に削減することができるでしょう。

7⃣よくある質問

①手書きとパソコン、どちらで作成した方がよいのでしょうか?

指定がない限り、どちらでも構いません。ただし、作成時間の短さや修正のしやすさなどを踏まえると、パソコンで作成する方が良いかもしれません。手書きにしろパソコンにしろ、見やすく、内容が伝わるエントリーシートを作成しましょう。

②エントリーシートと履歴書の内容が重複しても問題ないのでしょうか?

エントリーシートと履歴書の内容が重複しても問題はありません。ただし、結論は変えずに別のエピソードを記載すれば、より自分をアピールすることできます。また、履歴書に記載したエピソードをエントリーシートでより膨らませるといった工夫をするのも良いでしょう。

8⃣まとめ

今回の記事を通して、エントリーシートが就活においてどういう役割を持っており、どのような点に注意して書けばよいのかを理解する事ができたと思います。

エントリーシートは、選考においての第一段階と言えるため、企業側の目に留まるようなものが作成できれば、ライバルに差をつけることができるでしょう。

そして、このエントリーシートを1人で作成することは困難です。
チアキャリアでは定期的にES添削サポートを行っており、エントリーシートを登録すれば、スカウトを貰うこともできます。

ぜひ、チアキャリアのプロフィールを登録して、効率的に就活を進め、スカウトもゲットしましょう!

関連記事:esで好印象を与えるコツを解説!基本の書き方や注意点も紹介

会員登録はこちら

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のFacebook平塚のYoutube

このページをシェアする