【ES対策:24卒】ベンチャー企業が新卒採用する理由からひも解く、“刺さる”エントリーシートの書き方
近年では、安定志向の学生でも新卒でベンチャー企業で成長を考える時代です。
安定の定義が変化していっているためです。
そのため、最近の面談した学生の中でもベンチャー企業を新卒の選択肢に入れている人も増えてきました。
しかし、大手ほど皆が知る企業は少なくなかなか情報が入ることも少ないので、
対策もどうしたらいいかわからない声もよく聞きます。
ですので今回は、皆さんに企業目線に立ってもらおうかと思います。
エントリーシート対策になるのでぜひ最後まで見ていってください!
あるポイントを抑えれば、通過率爆上がりすること間違いなしです!
ベンチャー企業の採用方法は2種類ある(中途採用と新卒採用)
ベンチャー企業に限らずですが、採用方法には、2種類あります。
中途採用と新卒採用です。
なんとなくあるな~って感じだったと思いますが、もちろん目的があります。
企業はボランティアではないので、利益を上げていく必要があります。
そこに至っては新卒採用も中途採用も目的は変わりません。
一般的には、早く利益を上げたいのであれば、即戦力として中途を採用することが一般的です。
特に成長段階のベンチャー企業であれば、大企業ほど資金が潤沢にあるわけではないのでなおさらです。(もちろんベンチャー企業でも資金がある企業はたくさんあります。)
しかし近年では、ベンチャー企業でも新卒採用を行う企業もかなり増えてきました。
ではなぜ、『ベンチャー企業という成長段階にある企業が、あえて新卒採用を行うのか』
そこをひも解くと、ベンチャー企業でエントリーシートを通過する確立もグッと上がります。
まずは、ベンチャー企業においての「中途採用」「新卒採用」のそれぞれのメリット・デメリットから整理していきましょう。
ベンチャー企業においての「中途」採用について(企業目線)
まずは、中途採用についてみていきましょう。
(メリット)
中途採用についてのメリットや期待できることは下記の通りです。
・知識やスキルを明確に判断できる
・短期間で効率良く人材を確保できる
・研修にかかる時間やコストを抑えることができる
・今まで培われてきた知識やノウハウを活用できる
・新卒者の補完ができる
・即戦力を獲得できる
やはり即戦力性や、知見を活用して、早期に企業のノウハウを蓄積していくこと、
早期で利益を生んでいくことが大切になりそうです。
(デメリット)
中途採用を行うデメリットもあります。
・入社前の印象と入社後の活躍でギャップがある可能性がある
・見極めがそもそも難しい
・過去の栄光ややり方に凝り固まって扱い辛い可能性がある
特に見極め面に関しては、まだまだ解明されきれていない領域です。
そのため良い会社ほど採用ハードルは高くなるので、
「トップレベルの数値実績」「同じ業界経験があるか」「同じ職種経験があるか」「経験年数」を重視する傾向にあります。
新卒でキャリア形成を考える際は、この中途採用でのポイントを抑えてキャリアステップを想像する必要があります。
ベンチャー企業においての「新卒」採用について(企業目線)
次は、ベンチャー企業があえて「新卒」採用を行う理由について見ていきましょう。
選考(エントリーシートや面接)では、ここのポイントを抑えて、
「私を雇う理由」をいかに訴求できるかがポイントになります。
(メリット)
・会社の基盤創りにおいて重要な存在になる
・たまに中途人材を超えるパフォーマンスが出せる新卒学生がいる
・会社内の雰囲気を活性化できる
・企業ブランドの向上
・社内の若返り(中小・大手視点)
・採用単価(費用)が中途より低め
・古株人材に活を入れられる状況ができる
ベンチャー企業では、早期での利益化が重要であることは間違いありません。
しかし、数年経ったベンチャー企業の幹部層に焦点を当てると、
意外と新卒から入社した人が中核ポジションになっていることが多いです。
ベンチャー企業は、社会的ミッションの解決のために会社設立を行うケースが多いため、
『ビジョンをどう体現していけるか』という視点が重要となってきます。
その点では、変に擦れた中途採用人材を獲るより、
会社の中核メンバーには、手塩にかけて育てた新卒の方がいいわけです。
従って、柔軟性やビジョンの体現という意味での目標達成志向の高い学生は、
ベンチャーで採用されやすい傾向にあります。
(デメリット)
ベンチャー企業における、新卒採用のメリットをご紹介しましたが、
新卒採用でもデメリットも多くあります。
・早期離職によるコスト圧迫
・戦力になるまで時間がかかる
・社会人基礎力を育成するコストが重い
・ベンチャーは知名度が低いため、採用段階でのフロー構築のノウハウがないと採用が難しい
・優秀層の採用に難航する
・職種経験がないので、中途より見極めが難しい
育成に時間がかかるからこその問題が多いですね。
ベンチャー企業は、将来独立考えている人を歓迎することも多いですが、
かといって、早期離職は痛いものです。
できるならば、優秀な人ほど永く会社に居てほしいのは当たり前の話なんです。
自分のキャリア形成だけ自分視点で伝えるのではなくて、
『私は永く働けますよ~』というロジックも組み立てる必要があります。
ベンチャー企業が新卒に求める学生の要素とは?
新卒に求めるベンチャーマインドを知ろう!
ここまでで、ベンチャー企業視点をつけてもらいましたが、
では、端的にどんな能力や素質を押していけばいいのかをお伝えします。
全てではないですが、参考にしてもらえればと思います(^^)
-ポイント①:素直さ柔軟性
先ほどの章でお伝えした内容にリンクしますが、ベンチャー企業が成長していくにあたって、ビジョンを体現してくれる中核メンバーが必要になります。
また、ベンチャー企業のメリットは、スピード感が挙げられます。
近年の日本企業は、どの業種も競争過多な時代です。
そのため、その経営環境にスピード感を持って対応できるかがとても重要なんです。
昨日言った指示と今日の指示が違うとか、よくある声なんですが、
これは、競争激化している経営環境に順応するためです。
そのため、どんどん競合に負けていってしまうので、
働く側も柔軟に対応できる力を求めています。
キャリア形成としても、柔軟性を身に付けていきましょう◎
-ポイント②:自走力(良い意味でのガツガツ感)
2つ目は、主体性という言い換えもできますね。
指示待ちではなく、自ら問題解決行動ができるかです。
よくある声として、「教えてくれない」という不満があります。
よく考えてみてください。
これからあなたたちは、顧客の立場からするとその道のプロになるわけです。
費用を払っている顧客からすると、担当が新卒だろうと未経験だろうと関係ないんです。
最高のサービスを行い⇒顧客からお代をいただく⇒会社の利益になる⇒自分たちの給料になるという社会循環を理解しましょう。
わからない知識があるのは仕方ないことです。
ただ仕方ないで終わらせないで、自らわかりません。教えてくださいと行動に移せるかが鍵ですね。
ガクチカやPR面での応用ですが、
皆さんは、たとえば、アルバイト経験をしっかり伝えられていますか?
ベンチャー企業に限らずですが、
アルバイトをただ言われたことをこなすだけになっているともったいないです。
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いかがだったでしょうか?
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