熱意が必須の世界が来る

ビジネススキル 2020.03.31

熱意が必須の世界が来る

# 仕事をシンプルに因数分解する 人生で困難や悩みにぶつかったとき、私は出来るだけリラックスし、 物事をシンプルにとらえるように心掛けています。 仕事の選択や仕事で成果をあげるために悩んだりしたときに、仕事そのものを 概念的、抽象的に一度捉えてみて、シンプルに考えてみると良いかと思います。 仕事をシンプルに考えると、仕事の基本は下の3ステップに分けることが 出来ます。 **1.問題や課題を発見する、聞き出す** **2.問題や課題の解決策を考える** **3.問題や課題を解決する(解決策を実行する)** 皆さんが、どんな業界や職種に就こうとも仕事は大きく上記の3ステップに 分かれ、その各ステップで成果を上げるの方法を活躍の鍵なのではないでしょうか。 例えば、採用のコンサルティングという仕事も お客様の問題や課題をヒヤリングし、そのヒヤリングに基づいて解決策である提案内容を考え、 お仕事を頂く。そしてコンサルティング契約後はその解決策を実行に移して、お客様の採用の成功を 実現し喜ばれ、報酬を受け取る。
# 仕事のエンジンを動かす燃料とは 仕事で成果を残すためには、このステップをしっかり意識し、各ステップの目的を達成するために どういった知識やスキルが必要かを考える。 そして、それを踏まえた正しい努力や勉強をし、トライ&エラーを繰り返すことが重要です。 しかし、多くの若手社員やビジネスパーソンに接してきて、上記の事が理解でき、行動しているのに 成果に繋がらない人もいます。その成果が出るか出ないかの差はなんでしょうか。 もちろん、個々の事情や環境があるの断定的なことは言えないのですが、私はその答えは「熱意」に あると思っています。 **1.熱意を込めて問題や課題を発見する、聞き出す** **2.熱意を込めて問題や課題の解決策を考える** **3.熱意を込めて問題や課題を解決する(解決策を実行する)** 仕事において知識や技術はもちろん大切ですが、それ以上に熱意が成果につながります。 熱意を持って取り組む事が肝要なのです。 文字にすると当たり前だと思う方が多いかもしれませんが、私の周りに熱く仕事に取り組んでいるから 応援したいなと思える人はそう多くありません。 皆さんの大学や職場の人たちはどうでしょうか。 そして、自分自身はそう思われているかを改めて問いかけてみるといかがでしょうか。 **熱意は人を動かします。** 特に入社したての頃は、それぞれの仕事に時間がかかります。 新人の時ほどそれを乗り越えるために熱意が必要です。
# 志望理由にも活用できる 先日、セミナーである就活生から就活の相談を受けました。 その就活生は、第一志望の志望業界があるのですが、ESや面接において志望理由を語るときに、 内容が単純に憧れだけの志望理由になってしまうという相談でした。 憧れているからその業界を志望するのは当然なことで、やりたいことがあるというのは素晴らしいことだと思います。 しかし、就活は憧れだけで選考が上手くいくほど甘くないのも事実です。 志望理由についてですが、それも仕事の基本3ステップを意識して組み立てていくと良いかと思います。 その業界の課題を調べて、自分なりの仮説で業界の未来を語る。そして、未来に起こる課題への対応や解決を考える。 最後に自分が入社したらそれを実行して、業界や会社への貢献を宣言する。 だいぶ昔の話ですが、私が受けていた旅行業界へもそのようなアプローチで面接に挑んでいましたが、 超氷河期のなかでも内定をいくつか貰うことができました。 そして、ここでも大切なのは熱意です。話す内容や言葉が借り物でなく、自分の言葉で熱がこもっているかです。 それは、百戦錬磨の経営者や人事の方には本物かどうかわかるものです。 その言葉、その熱意が本物であれば、共感を呼びます。 21世紀は**マネジメント、クリエイティビティ、ホスピタリティ**が求められる時代だそうです。 この3つはAIにとって変わられない人間の本領が出せる領域でもあります。 **マネジメント、クリエイティブ、ホスピタリティ、この3つは人の熱意によって相手の心を揺れ動かし、 共感を得るために必須の才能だからです**。 何より本物の熱意は、自分自身のワクワク感を生み出してくれる大切な武器となります。 是非、熱く仕事に取り組んでみてください。
この記事を書いた人
櫻井
株式会社Cheerの取締役。
ストレングスファインダー認定コーチ。
新卒で大手アミューズメント企業に入社し、最年少で採用責任者に抜擢。
29歳の時に浅井とともに起業。
会社1の愛読家であり、頭が良すぎて変わり者である。
とにかく人望が厚い2児の女の子の教育熱心パパ。

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