就活生必見!抑えておくべき就活ワード集

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就活生必見!抑えておくべき就活ワード集

就活をはじめたら、いろんな知らない言葉が出てくるようになったけど
今更だからその言葉の意味聞けないな…

そう思っている方いないだろうか?

今回は就活において、やたら登場する横文字の言葉で、
とりわけ文脈から意味は察することができるけど本当の意味はよくわかっていない。
それでいて調べるほどには興味も湧かないし、緊急性も重要性も高くない。

といった絶妙なポジショニングをキープしている言葉の定義を調べました。

例文付きなので就活の息抜きにでもご一読いただけると、言葉たちも本望でしょう。

就活生必見!抑えておくべき就活ワード集

―――

アサイン:

任命、指名、指定等の意。学生が就活において使うことは滅多にないだろうが、社内ではよく聞こえてくる。
例)
(座談会での社員の発言として)
実は次のプロジェクトメンバーにアサインされました。

アジェンダ:

議題/目次の意。説明会などで当日の流れを示す時などに用いる。
例)
(会社説明会などにおいて)
今日の説明会の流れはお渡ししたアジェンダ通りにすすめて参ります。

ガクチカ:

エントリーシートや面接などにおいて、
「学生時代最も力を入れて取り組んだこと」という質問が数多く存在するため
略して「ガクチカ」と呼ばれるようになった。
例)
(友人との会話において)
ガクチカと自分の長所の内容が被ってしまう。

GW:

5月の大型連休のこと、ではない。
グループワーク(Group Work)の頭文字をとったもの。
選考フローの序盤に取り入れられる一種の選考方法。
複数人で一つのグループを形成し、与えらられたお題に対して制限時間内で一定の成果物をつくりあげるもの。
同じような選考方法ではGD(グループディスカッション)がある。
例)
(人事to学生の発言として)
選考の流れは、書類選考→GW→1次面接→2次面接→最終面接 となっています。

コンセンサス:

同意の意。使い方としては「コンセンサスを取る。」として用いるため日本語と使い方は大きく変わらない。
例)
(人事to学生の発言として)
内定承諾にあたってご家族からのコンセンサスは取れていますか?

ジョイン:

参入の意。それ以上のそれ以下の意味もない。
主に新入社員が入社することや、事業に新メンバーが加わることを指す。
例)
(座談会での社員の発言)
2年前に第二新卒として当社にジョインしました。

MTG:

DAIGOさながらの短縮語。ミーティングの意味。日本語では会議という。
PCにおいてミーティング/会議と打つのが面倒だから楽だ。という意見があるが
ブラインドタッチに慣れている人からすると「MTG」の打ち込みはかえってタイムロスになることがある。
例)
(リクルーターの発言として)
次の最終面談に向けて30分MTG出来ないですか?

リスケ:

リスケジュール(reschedule)の短縮語。
説明会、面談、面接あらゆるものに通用する言葉。
日本語で端的に表現するならば「別日でお願いしたい。」の意。
就活の場面においては主に企業の担当者が利用し、日程再調整する際に用いる。
例)
(人事to学生の発言として)
急に会議が入ってしまったので、面談のリスケをお願い出来ますか?

なお、学生から企業へ連絡する際は素直に日本語で
「日程の変更/再調整をお願いしたいです。」と申し出るのが無難。

次は、今更聞けないIT系の就活頻出ワードについて取り上げます。

今更聞けないIT系の就活頻出ワード

最近の就活生の話を聞いていると「IT系の会社に興味がある。
という声をよく耳にします。
確かに、文系未経験でもエンジニアを目指せる環境もあるため、近年人気急上昇中のIT系企業。
ただ事業内容や環境面に関しての説明になると、やはり専門的な言葉を使わざるを得ないのも事実。

そこで今回は、IT系の業界へのニガテ意識の解消や、ハードルを下げれるように
いくつかの言葉をまとめてみました。

「何がIT系で何がIT系でないか、という事すらも曖昧。」

そんな方にも是非読んでいただきたいです。

ワード一覧
・IoT
・SES
・SIer
・M2M
・5G
・SaaS
・PaaS
・IaaS
最後に

・IoT(アイ・オー・ティー)

Internet of Thingsの頭文字をとったもの。直訳すると「モノのインターネット」という意味になる。
この言葉が指し示したいのは、あらゆるものがインターネットに接続されるようになる、ということ。
例をあげるならば、
車や家電をインターネットと接続させることで自動運転やスマート家電が可能になるような状態のことを言う。

・SES(エス・イー・エス)

System Engineering Serviceの頭文字をとったもの。システムやソフトウェアの開発、保守、運用を委託されて行なう業種のこと。
委託の内容としてはエンジニアの技術をもつ労働者(労働力)の提供となるため、SES事業を展開している企業の多くは
自社で抱える社員やフリーランスを客先に派遣して常駐させる。

・SIer(エスアイヤー)

SI(システムインテグレーション)を行なう企業/業者のことを指す和製英語。システムインテグレーターと同義。
具体的には、システム開発にまつわるほぼすべての業務を顧客から任される事業。顧客の状況分析と課題点の把握、解決策の提案から、具体的なシステム構築、開発、保守、運用すべてを行なうことができる。

・M2M(エム・ツー・エム)

Machine to Machineの頭文字をとったもの。通信機能を備えた機械同士が相互に情報をやり取りし、データの解析や各システムの自動制御に用いることが可能になる。IoT環境下では、この機械同士の情報交換がビックデータとなり、社会の最適化を図ることができる。

・5G(ファイブジー)

第5世代移動通信システムと言われ、2020年から順次導入を開始する予定である。
現在は4G(LTE)というシステムが用いられておりその次世代システムになる。
5Gは「超高速度・大容量通信」「超多数同時接続」「超低遅延」の効果が期待されて
4Gと比べてみても、通信速度は20倍、接続数は10倍、遅延速度は1/10になると言われており
まさにIoT技術と環境が整っていくには欠かせないものとなる。

・SaaS(サース/サーズ)

Software as a Serviceの略称。クラウドで提供されるサービスのことを指す。これまではパッケージ製品として利用していたサービスを、インターネットを介して利用できるようになった。
ユーザーは利用するためのライセンス料を支払えばよく、GmailやSNSなどが代表例である。

・PaaS(パース/パーズ)

Platform as a Serviceの略称。コンピューターやアプリケーションソフトが稼働するためのプログラムの実行環境やデータベース環境などが揃ったプラットフォームを提供するサービスのこと。Google Apps Engineなどが代表例。

・IaaS(イアース/アイアース)

Infrastructure as a Serviceの略称。システムの稼働に必要な仮想サーバ、それを構築するためのハードウェア環境などのインフラとなるものをインターネット上のサービスとして提供するもの。
Amazon Elastic Compute Cloud/Google Compute Engineが代表例。

就活生必見!抑えておくべき就活ワード集まとめ

IT関連の仕事の場合、専門的な言葉がたくさん出てきます。
今あげたのは本当にごく一部です。
IT系の企業と言えども、その事業内容は様々です。
今回はクラウド系の話が多くなりましたがweb系などもたくさんあります。

興味がある企業の求人ページや事業内容で分からない単語があれば必ず調べる癖をつけましょう!

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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