一人になる日曜日が嫌い
お昼ごろ、隣の家の洗濯機の揺れで目が覚める
二日酔いのけだるさ襲われながら、
昨日の夜、彼とコンビニに行って買ったジャスミン茶を取りに冷蔵庫に向かう
テーブルの上に残った昨日の飲みかけのストロングゼロと、彼が吸ったタバコの吸い殻を見ながらジャスミン茶を飲んでいると
彼が帰るべき家に帰っていった、そんな喪失感に襲われる。
「明日はカンナの6歳の誕生日なんだけど、プレゼントは何がいいかな?」
昨晩、彼からベッドでされた質問に、なんで曖昧な笑顔で答えてしまったのか、
と自己嫌悪に襲われる
そんな日曜日。
このままではダメだと熱いシャワーを浴び、いつもより少しだけ丁寧に化粧をし
街へ繰り出した。
コロナ禍でマスクで隠れているので、少し濃いめの口紅に意味があるのかはわからない。
それでも、今の私にはこの喪失感を埋めるために必要なことのように思えた。
いつもの商店街を歩いてると、ふとペットショップで売られているカメレオンが目に入った。
「カメレオンか・・・」
ふいに漏れた私の声に気づいた店員の若い男性が
「いらっしゃいませ。何かペットをお探しですか?」と聞いてきた
「いやカメレオンが」
「あーカメレオンですか。そうですね、コロナ禍で家にいる人も増えたからですかね?カメレオンみたいなエアコンを1日つけて気温管理しないといけないような子も人気があがってるんですよ」
「カメレオンってそうなんですか?」
「意外と繊細で、飼育が難しいんですよ」
なんだか私みたいだなと思う。
私もカメレオンみたいに周りの色に合わせてばかりで
それで器用に生きてる。
そんな風に思っていたけど、時々自分の繊細さに嫌気がさす。
そんなことを若い男性に打ち明けそうになる。
「じゃあ私には難しいかな、お時間とらせてごめんなさい」
そういってペットショップを後にし、家へと帰ることに。
途中コンビニに寄り普段なら彼がいるときに買ってもらってしか食べることのないハーゲンダッツを買って帰った。
なんてことはない、これくらいの贅沢だって自分ひとりであってもできるのだ。
帰宅して
彼は今頃娘の誕生日を祝っているのだろうか。
そんなことを思いながら、ハーゲンダッツを食べた。
これをとりあえず、弊社の事知ってもらいたいなって思いながら文章を朝から考えてて
思いついて20分くらいで書きました!
多分疲れてますね!!
金曜朝から会社のこと知ってもらうための内容がこれって
説明会きて!
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