株式会社パーツワン

2018.11.16

理系でもない文系でもない私の場所--後篇--

「ほとんど良いんだけど最後のツメがね。」 自分では改善し、完璧になったつもりでいましたがパーツワンの最終テストで見破られてしまいました。 「ツメが甘かった」と反省する自分と「私のことを見てくれている」と言う安心感が織り交ざった複雑な感情が込み上げてきました。


自分はまだ発展途中、これから自分自身を伸ばしていかないと行けない。 高校、大学と進学し多くの社会人や大人と接してきた中で、寂しに似た葛藤を感じる瞬間がありました。


「そう誰も私の成長に興味が無い」と言うことです。 甘えと言われればそれまでですが、自分の課題や人間的な弱さに対して多くの人が責任感のない 「いいよ。良くやっているよ」 と呪文のような心無いコメントを私に投げかけ、 私は場を取り繕うように、その表面的な言葉を受け入れたように振る舞い 心の中では自分が受け入れていないことを良く知っていました。


インターン応募で訪問した会社の面接では、まるでブランドショッピングをするかのように 私の学歴や資格を確認し、面接で目の前に座っている私を見ているのではなく、 企業が用意したフォーマットに当てはめられて判断するように感じることが多かったのです。


「私自身をきちんと見て欲しい、私自身を評価して欲しい」 複数の会社で面接を受けるごとに自分の心の中に新しい感情が込み上げてきました。 わたしは私。 理系でも文系でもない私がここにいる。


追試と言う判定はまるで私の心を見透かしたような、私にしか響かないメッセージでした。 1週間後の追試は「私を知ってもらうチャンス」と思い、今の自分を精一杯発揮して臨みました。


パーツワンの面接から約半年が経過し私はチームの一員として仕事を任されるようになりました。


良い時も、良くない時も私を見てくれる先輩たち。 暖かく接してくれる人、私と歩幅を合わせてくれる人、私を激励してくれる人、私を見守ってくれる人 。


いつの間にか、ここで頑張る自分が好きになっていました。


チームパーツワン。 私の居場所はここにあります。
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