学歴フィルターは確かにあった!突破するためのマル秘テクニック公開
就活を始めると嫌でも耳にするのが「学歴フィルター」という言葉。
自分が行きたいと思う業界・企業にも学歴フィルターがあるのだろうか、
自分はそれを潜り抜けられるのだろうかと不安になりますよね。
今回は就活市場における学歴フィルターとその突破法についてお伝えします。
学歴に負けず、第一志望の就職先をつかみ取りましょう!
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<目次>
1.就活における学歴フィルターの実態
1-1.就活生を悩ます学歴フィルターとは
1-2.学歴フィルターは選考のどの段階でかかるのか
2.どんな大学が学歴フィルターにかかるのか
3.学歴フィルターをかける企業・かけない企業⇒本文の目次と違うので統一
4.就活で「高学歴が有利」は本当か?
5.就活で学歴フィルターを突破するには
6.後悔の無い就活を目指して
1.就活における学歴フィルターの実態
まずは学歴フィルターについて説明します。
1-1.就活生を悩ます学歴フィルターとは
就活生なら誰もが聞いたことのあるワード、「学歴フィルター」。
文字通り「学歴」に応じてかける「フィルター」のことです。
企業側が大学名などの学歴を基準にして選考を行い、その基準に満たない大学に所属している学生を大学名で足切りします。
企業がこのようなフィルターをかける理由は様々ですが、主に下記が挙げられます。
- 採用の手間を省くため
- 採用のコストを削減するため
- 効率的に優秀な人材を確保するため 企業イメージダウンにもつながりかねないため、学歴フィルターをかけていると公言する会社はありませんが、 「会社説明会に早稲田の友人は予約できたのに中堅私大の友人は常に満席表示で予約できなかった」 というようなことを私自身耳にしましたし、他の友人からもそのような声を聞きます。 学歴フィルターは確かに存在するでしょう。
1-2.学歴フィルターは選考のどの段階でかかるのか
では、学歴フィルターはいつかけられるのでしょうか。
①会社説明会
企業によっては、説明会の段階からフィルターをかけることがあります。
先ほど挙げた例のように、「高学歴の人は参加できるのに中堅大の人は参加すらできない」ということがあれば、
そこには学歴によるフィルターがかけられているということになります。
②適性検査
適性検査でも足切りが行われていると言われています。
人気企業ともなると数万枚のエントリーシートが送られてきます。
数名~数十名の人事担当者でそれらすべてにきっちり目を通すことはほぼ不可能ですから、
その前段階の適性検査でフィルターをかけています。
③書類選考
書類選考の際、書いている内容の良し悪しにかかわらず、大学名だけで不合格とされてしまうことがあります。
私自身、「ほとんど同じことを書いているのに旧帝大の友人は合格で地方国立大の自分は不合格だった」
という声を聞いたことがあります。
2.どんな大学が学歴フィルターにかかるのか
では、どの大学から学歴フィルターにかかるのでしょうか。
確実に学歴フィルターを通過する大学
- 東京一工(東大、京大、一橋、東京工業)
- 旧帝大、その他難関国立大(神戸、横国、筑波、名古屋など)
- 早慶、上智、東京理科大、ICUなどの難関私立大学 多くの場合で学歴フィルターを通過する大学
- 地方国立大(埼玉、新潟、信州、静岡、滋賀など)
- March、関関同立 企業によっては学歴フィルターにかかる可能性のある大学
- その他地方国公立
- その他私立大学 一般にこのように言われていますが、もちろん企業によって基準は異なります。 また、同じ大学でも学部によって学歴フィルターがかかる場合があるようです。
3.学歴フィルターをかける企業・かけない企業
学歴フィルターをかけると言われている企業は、主に下記のような特徴をもった企業です。
- 超人気企業(商社やメガバンク、大手メーカーなど。BtoCの企業は知名度、人気ともに高い。)
- リクルーター採用をしている企業(金融に多い。)
- 仕事内容のレベルが高い企業(商社、コンサル、投資系金融など。)
4.就活で「高学歴が有利」は本当か?
ここまで見ると、
「学歴がない自分は大手企業・有名企業を受けることさえできないのか…」
と思ってしまいそうですが、本当にそうでしょうか。
上で見たように、説明会や書類選考の段階では確かに学歴が有利に働くでしょう。
難関大に所属していないというだけで就活の第一歩である説明会に参加できないこともあります。
しかし、それは企業研究やOB訪問を重ねることである程度カバーできますし、
書類選考についても内容をブラッシュアップすることで通過することが可能になります。
また、面接の段階まで来ると、学歴よりもマッチングが重視されるようになります。
たとえ超難関国立大に所属していようとも、
採用担当者が「この学生はうちにマッチしない」と判断するとその時点で不合格となります。
なんとなく応募した超高学歴の学生と、自己分析や企業分析を誰よりも深く行ったうえで応募した中堅私大の学生がいたら、
ほとんどの場合後者が合格します。
5.就活で学歴フィルターを突破するには
以上、学歴フィルターについて説明しました。
ここからは、学歴の壁を越え、フィルターを潜り抜ける方法をお伝えします。
いくつかご紹介しますが、いずれも行動に移すことが何より大切です。
①自己分析・企業分析を誰よりも深く行い、企業にアピールする
例えば食品メーカーに応募した場合、
「食べるのが好きだからなんとなく応募した」という学生と
「自分には○○という夢がある。それにはこの会社であの仕事をすることで得られるスキルが役に立つ。
自分は△△という長所があり、きっとこの職場で活かせる。」
という学生がいるとします。
採用担当者が一緒に働きたいと思うのは、明らかに後者ですよね。
このように、自分の夢や就活の軸、長所をしっかりアピールできるようになるためにも、深い自己分析と企業研究がかかせません。
以下の記事でもやり方を紹介していますので、参考にしてみてください。
☞関連記事:『will/can/must』の3視点から自己分析をする方法
☞関連記事:自分に合う企業を見つけよう!企業研究のやり方入門!
②OB訪問を重ねる
学歴フィルターで説明会に参加できないということがあるかもしれませんが、OB訪問に学歴は関係ありません。
本当に行きたい企業のOBやOGをたくさん訪問して、説明会だけでは知ることのできない情報もゲットしましょう。
志望する企業にOBがいない場合は、matcherなどのOB訪問サービスを活用すると良いでしょう。
☞OB訪問支援サービス matcher
③スカウト型就活ナビサイトを活用する
スカウト型就活ナビサイトとは、就活生がプロフィールを登録し、それを見た企業からスカウトが来るというサイトです。
スカウトは基本的に学歴による偏りがなく、どの学歴層の学生もまんべんなくスカウトを貰うことができます。
学歴よりも個性やマッチングを重視する企業が多く、学歴フィルターを設けていない場合がほとんどです。
スカウトサイトの最大手で有名ですね。様々な規模の企業からスカウトをもらうことが可能です。
☞CheerCareer(チアキャリア)
多くの優良ベンチャー企業からスカウトを貰うことができます。
小規模なベンチャーやスタートアップベンチャーが多いですが、魅力的な事業を展開している企業が多く、
登録しておくとあなたの世界を広げてくれること間違いなしです。
☞関連記事:スカウト型就活ナビサイトを利用してみた感想とおすすめ4選
④内定直結イベントに参加する
内定直結イベントでは、その場でグループワークや自己PRを行い、
企業の採用担当者から評価されるとその場で選考スキップや個別面接などの特典を貰うことができます。
学歴は一切関係なく、ワークで良い成績を残せるか、採用担当の印象に残る自己PRができるかという勝負。
大学名よりも個人を見られる場ですので、実力を試したい方にはぴったりのイベントです。
☞新卒向け就職サイト MeetsCompany
就活生の間では、株式会社DYMが運営する「MeetsCompany」が有名ですね。
知られざる優良企業と早期に出会え、同時に就活支援もしてもらうことができます。
私は今年の6月にオンライン開催の分に参加しましたが、学生約20名に対して1社しか参加しておらず、
少し物足りなさを感じてしまいました。時期が早かったということもあるかと思います。
今だと参加企業も増えている可能性もありますので、一度チェックしてみてください。
☞CheerCareer内定直結イベント「情熱フェスタ」
また、CheerCareerでも「情熱フェスタ」という内定直結イベントを開催しています。
優良ベンチャーの社長や人事に直接自己アピールができ、その場でフィードバックとスカウトがもらえる就活イベントです。
私は今年9月にオンライン開催の「情熱フェスタ」に参加しました。
2社の採用担当の方からスカウトをいただき、今も定期的に面談をしてもらっています。
スカウトされると、通常では手に入らない「社長との面談チケット」 「一次選考免除」など、
premium特典を貰うことができ就活が有利に進められます。
ベンチャー企業に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
⑤ベンチャー企業も受けてみる
学歴フィルターをかける企業として、「学生からの人気が高い企業」を挙げました。
「人気が高い=知名度が高い=大手企業」です。
知名度だけで企業選びを進めてしまうと、
学歴フィルターにかかってしまい結局どこからも内定をもらえないということになりかねません。
いわゆる「大手病」です。大手病については以下の記事を参考にしてみてください。
☞関連記事:危険!幻想が就職の選択肢を狭めている…『大手病』に感染していませんか?
打開策として、ベンチャー企業も調べてみることをおすすめします。
ベンチャー企業の選考では、学歴で判断されることは殆どありません。
「大手がいい」と決めつけるのではなく、視野を広げることで選考のチャンスが必ずめぐってくるので、
企業選びの際の選択肢の一つとして、ベンチャー企業も検討しましょう。
CheerCareerでは優良ベンチャー企業を多数掲載していますので、ぜひ活用してください。
☞CheerCareer
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就活に役立つマインド・スキルを無料で学べます!
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6.後悔の無い就活を目指して
以上、学歴フィルターとその突破法についてお伝えしました。
悲しいことに、学歴フィルターは確かに存在しますし、
高学歴であることが就活を進めるうえで有利に働くことは事実です。
しかし、優遇されるのはあくまで面接までで、土俵に立つチャンスを少し多めに与えてもらえるということにすぎません。
最後は自分の個性と実力での勝負です。
早いうちから準備を進め、後悔の無い就活を目指しましょう!