株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ
太陽光発電余剰の地域循環ビジネスモデルを実現する実証実験を開始

2024.05.23

太陽光発電余剰の地域循環ビジネスモデルを実現する実証実験を開始

◆太陽光発電の余剰電力を有効利用し、脱炭素化社会の実現に貢献
アイ・グリッド・ソリューションズは、伊藤忠商事株式会社、アイグリッド子会社の株式会社アイ・グリッド・ラボ及び株式会社VPP Japanと連携し、埼玉県内におけるスーパーマーケット ヤオコー(鶴ヶ島店、川越的場店)において、太陽光発電余剰の地域循環ビジネスモデルを実現する「R.E.A.L. New Energy Platform™」のVPP実証実験を2021年6月に開始しました。
アイグリッドでは、「オフグリッド電力提供サービス」やEV充電ステーション「SOLA」、蓄電池・EVなどを、一体的に情報管理・制御可能な次世代エネルギープラットフォーム「R.E.A.L. New Energy Platform」のプロトタイプを構築しました。
このプロトタイプの活用により再エネ比率の向上や地域レジリエンスに寄与する『太陽光発電余剰の地域循環ビジネスモデル』の商業ベースでの実現可能性を検証していきます。

AIを使った「R.E.A.L. New Energy Platform」にて各種データを一元管理することで、更なる情報の高度利用が可能となり、需要家側のエネルギー制御の最適化や調整力としての活用を実現していきたいと考えています。


◆実証実験の検証内容
1. ベースとなる基礎技術検証として、需要予測、発電予測を一拠点で同時に実施し、予測精度を検証。また、拠点ごとのミクロな需要予測・発電予測を同時に行い、エリア特性・気象特性や業種・施設の電力使用特性を加味して、精度検証する。
2. IoTによる電力計測データの活用や、AIを用いた蓄電池・EVの充放電制御によって、太陽光発電自家消費の電力利用効率化を図る。
3. 太陽光発電余剰の地域循環ビジネスモデルについて、ビジネス面・技術面の基礎的検証を行う。また、蓄電池・EVの活用によって、余剰活用の効率がより高まる可能性を検証する。

4. 将来的な蓄電池・EVの普及によって、系統需給バランスにおける需要家側の調整力(デマンドサイドフレキシビリティ)としての活用とVPPネットワークによる新しいビジネスモデルの可能性を検証する。

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