【後編】体験と共に教えてくれた父の〇〇な教え!

2020.01.17

【後編】体験と共に教えてくれた父の〇〇な教え!

中学になった私に、父はこう言いました。
おこずかいの新ルールはこうだよ。

君の現在持っている貯金10万円の1%以上を投資目的に使用すれば、
次の月はお小遣いは3%あげようじゃないか。
自分で考えて父さんに請求してきなさい。

「投資」…どゆこと?

中1の私はいまいちよくわかりませんでしたが、
とりあえず使った方が得で、1,000円丁度で使えば3000円もらえる…
と頭の中で損得の計算だけは速くなっていました。

じゃあマンガは投資だ!とゴネる私に、父は優しく丁寧に投資について説明してくれました。
マンガ家になるならよいが、君はマンガを読んだら飽きていつもすぐ捨てちゃうだろ?
一時的に気分が良くなる物は「消費」なんだよ。
大切な本は本棚に残ってるよね、将来、知識が増え、君を幸せにしてくれる物が「投資」なんだ。

それで、その右手にもってるアイスバーはどっちなんだい?
言われなくても分かってます。

それからというもの、僕は考えてお金を使うようになり、
自分に投資することを習慣化するようになりました。

すると不思議な事に徐々に知識を増やしたい、色んなスキルを学びたい気持ちが膨らんできたのです。

そして高校生へと続く、中学生の時に自己投資と複利について学び、
月に2%複利で増加すると年間26.8%、
中学を卒業するころには10万円が2倍の20万円にになっていたのでした。

複利ってすごい…

そう実感していた時、父が言ってきました。
その複利のパワーをさらに引き出す方法を教えてあげようじゃないか。
君の現在の預金の20万円の1%の自己投資(本やノート)を3%に増やしたら、
お小遣いは元本の5%あげよう。

あと、言っておく事があるんだが
君が本当は貰うはずだったお年玉を父さんが預かってたんだ。
それを分割し毎月5,000円ほど、元本預金に加えていこうじゃないか…

そのルールで20万だった預金は上昇カーブを描きだしました。
高2で31万円、高3で46万円、卒業の時には、なんと64万円にもなっていたのです。

大学進学が決まり家を出て行く時に、父に言われました。
物事を損得、イメージで捉えるのではなく
その物の価値で捉えて、本質を見抜け、と。


いかがったでしょうか!
最後まで読んで頂きありがとうございます!

ビジネスマンとして必要なお金の考え方について
小さい頃からの体験とともに教えてくれた父親に感謝とともに、
これからの人生にもっと役立てていきたいと思います!
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