社会人基礎力について解説します。

2022.06.16

社会人基礎力について解説します。

みなさんこんにちは

社会人基礎力ってご存知ですか?
経済産業省が唱えている社会人に必要な能力のことで、
3つの能力と12の能力要素によって構成されています。
本日はその社会人基礎力について紹介していきます。


【社会人基礎力が求められる理由】
変化が著しくVUCAと言われる現代においては最新と言われていたことでもすぐに
過去のものになっていきます。常に新しい専門的な知識やスキルを獲得することが不可欠な一方で
普遍的で社会人の土台となる能力が大切になってきます。
それが社会人基礎力です。

【能力①】:前に踏み出す力(アクション)
「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」です。
正解が一つではない社会では、
失敗を恐れずに前に踏み出す力が求められます。
失敗しても、周りの人の協力を得ながらPDCAを繰り返し、
粘り強く取り組むことが大切です。

そのために必要な能力要素が3つあります。


・主体性:物事に進んで取り組む力
・働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
・実行力:目的を設定し確実に行動する力

【能力②】:考え抜く力(シンキング)
これは「疑問を持ち、考え抜く力」です。
課題を解決したり物事を改善したりするためには、
常に問題意識を持ち課題を発見しなければなりません。
そして、課題をどうすれば解決できるのかという疑問を持ち、
自律的に深く考える必要があります。

そのために必要な能力要素が3つあります。

課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
創造力:新しい価値を生み出す力
計画力:問題の解決に向け、プロセスを明確にし、準備する力

【能力③】:チームで働く力
これは「多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」です。

多様性が謳われている今、
多様な人と協働するためには、
自分の意見をわかりやすく相手に伝えることはもちろん、
相手の意見や立場を尊重し目標に向けて協力しあうことが必要です。

そのために磨いておきたい能力要素が6つあります。

発信力:意見を分かりやすく伝える力
傾聴力:意見を聴く力
柔軟性:意見や立場の違いを理解する力
情況把握力:周囲の人々や物事との関係性を理解する力
規律性: 社会のルールや人との約束を守る力
ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力

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