就活で選ぶ軸が変わる!?テレワークのメリット・デメリット

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就活で選ぶ軸が変わる!?テレワークのメリット・デメリット

皆さん、サイボウズ株式会社のテレワーク推進CMを知っていますか? ソーシャルメディアでの再生回数10万回を突破しているそうで、見たことがある人も多いはず。 サイボウズのCM「[がんばるな、ニッポン。](https://ganbaruna-nippon.cybozu.co.jp/)」 テレワークは知っていても、その実態は見えない・・ そんな声も多く、最近就活生から「テレワークってどうなんですか?」と聞かれることが増えました。 今回はテレワークのメリット・デメリットの実態についてお伝えしたいと思います。 ## テレワークとリモートワークと在宅勤務の違い テレワーク・リモートワーク・在宅勤務の中で、 唯一「テレワーク」だけが厚生労働省により明確に定義されていますが、実はどれも同じ意味合いになります。 ### テレワーク テレワークとは「情報通信技術(ICT=Information and Communication Technology)を活用した 時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」のこと。Tel(離れて)とWork(仕事)を組み合わせた造語です。 要するに本拠地のオフィスから離れた場所で、ICTをつかって仕事をすることです。 (厚生労働省:[テレワークの定義](https://telework.mhlw.go.jp/telework/about/)) ### リモートワーク 会社から離れた場所で働くという意味のこと。 英語圏ではremote workと表記され、オフィスには行かずに自宅で業務を行うことを示している。 ### 在宅勤務 インターネットなどの情報通信技術を活用して、場所にとらわれない柔軟な働き方の1つ。 労働時間の全部または一部を自宅で行う勤務形態です。 ## テレワーク導入企業 緊急事態宣言前の2020年1月末にいち早くテレワークに移行したのがGMOインターネットグループです。 3月以降になると、NECグループ、ぐるなび、メルカリ、ランサーズ、バレットグループ、ネットフロンティアなど 大手からベンチャーまで多くの企業が次々とテレワークに移行しました。 最近ではオフィスの解約や縮小などの動きもあり、新型コロナウイルスによるオフィス不要論が目立っています。 フルリモート・永久テレワークという新しい働き方への転換もかなりスピードが早いですね。 [オフィス「縮小移転」ラッシュが渋谷から始まった、もう1LDKで十分!(ダイヤモンド・オンライン)](https://diamond.jp/articles/-/242246) ## 就活生の希望はテレワークor出社? 企業のテレワーク導入が進む中で、 就活生の企業選びや価値観にはどのような変化があったのでしょうか。 マイナビが就活生を対象に行った調査を見ると、企業選びのポイントに大きな変化が出ています。 ### 企業を選ぶ時に最も注目するポイント 1.在宅勤務など新型コロナウイルス感染症から社員を守る施策を行っている(40.7%) 2.自分が成長できる環境がある(10.1%) 3.社員の人間関係が良い(8.8%) 4.社会貢献度が高い(5.8%) マイナビ調べ 企業のコロナ対策は「社員の安全性を守る姿勢があるか」という点で、就活生が最も気にしているポイントで、 これまでの企業選びで重視していた成長環境や社風を上回る結果となりました。 ### 78.1%の就活生が一部テレワークを希望 それでは次に、就活生が働く上で希望するのはテレワークと出社どちらでしょうか。 弊社株式会社Cheerが運営するスカウト型就活ナビサイト「[CheerCareer(チアキャリア)](https://cheercareer.jp/)」では、 2022卒学生を対象に働き方に関するアンケート調査を行いました。 Q.どのような働き方が理想ですか? * 一部テレワークを希望する 78.1% * オフラインでの出社を希望する 15.6% * テレワークを希望する 6.3%   完全テレワークの働き方は、何かしらのデメリットや不安を感じている学生が多いのかもしれません。 ## 就活生が感じるテレワークのデメリット では、実際に学生が感じているテレワークのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。 学生の声をまとめてみました。 * コミュニケーションがちゃんと取れるのか * 疎外感を感じないか * テレワークで仕事をする想像ができない   大きくこの3点が挙げられます。 先輩や同期と打ち解けられるのか、気を使ってしまい聞きたいことが聞けなかったり、言いたいことが言えないのではないか、 というコミュニケーションの問題に加え、疎外感を感じないか、仕事が楽しいと思えるのか、という不安を抱えているのが実態です。 また、多くの学生がテレワークで働くイメージそのものがつかないということもあり、 企業はテレワークのメリット・デメリットも踏まえたこの課題に対しての取り組みを学生に伝える必要があります。 ☞関連記事:[インターン生から見たリモートワークのメリット・デメリット](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/609) ## 社員にとってのテレワークメリット・デメリット 次に、実際にテレワークで働いている社員視点のテレワークのメリット・デメリットについてみていきましょう。 ### テレワークのメリット 1.家族と過ごす時間が増える 2.仕事の生産性を上げることができる 3.好きな服装や髪形で働ける テレワークになったことで「家族との会話が増えた」「子供の成長が見れる」という声は非常に多く、テレワークの大きなメリットと言えます。 また、自分だけの空間で集中力が増し、工夫次第で生産性の向上が期待できるのもテレワークのメリットの一つ。 女性からは「明るいカラーリングやインナーカラーにチャレンジしやすい」「今まで出来なかったネイルを楽しんでいる」という意見や、 お昼休憩にスーパーに行ったり洗濯できるという生活スタイルもテレワークならではの醍醐味ですね。 ### テレワークのデメリット 1.仕事がネット環境に依存する 2.孤独になりやすい 3.運動不足になる 家で仕事するためにはネット環境が必須。 接続が不安定だったり、雨の日は回線が重たくなることはどうしても避けられないため、テレワークの一番のデメリットと言えるでしょう。 また、オフィスでの雑談や仕事帰りの飲みケーションがなくなり、特に一人暮らしの人にとっては孤独を感じる場面も少なくありません。 オンラインランチや仕事終わりのお散歩など、意識してリフレッシュすることが求められます。 ☞関連記事:[新型コロナ対策で広がる「テレワーク」実際どうなの?](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/387) ## 新しい働き方ハイブリッド勤務とは 1回目の緊急事態宣言が解除された2020年5月25日以降は、 テレワークと出社を併用するハイブリッドな働き方が浸透し始めました。 週1~3日程度、必要な時だけ出社する働き方は withコロナ・アフターコロナ時代の新しい勤務スタイルとして、 現在では多くの企業がテレワークと出社を組み合わせています。 テレワークのデメリットととして、「生産性が下がる」「コミュニケーションが取りにくい」 「教育・マネジメントがしづらい」「愛社精神が形成しにくい」などを挙げる企業もあり、 テレワークと出社を併用することでそのデメリットを解消しようとする動きがみられるようになりました。 ## テレワーク導入の企業の探し方 コロナ対策している企業を探したい、テレワーク導入の企業を探したいと言っても、その企業だけ見つけるのは至難の業です。 CheerCareer(チアキャリア)では新たにリモートワークOK企業を一覧で公開しました。 リモートOKな仕事特集:https://cheercareer.jp/search/offer_list/remote-work 大手とは異なりベンチャー企業はテレワークへの移行が早く、既にテレワークで内定者が勤務していたり、 マネジメントや教育の仕組みもいち早く確立している企業が目立ちます。 また、リモート手当が在宅ランチ・飲み会手当導入企業もあり、テレワークでの環境改善を積極的に着手しているのもベンチャーらしい取り組みですね。 テレワークができる企業を探したい学生さんはぜひチェックしてみてください! ## テレワーク・リモートワーク導入企業の新卒求人 最後に、テレワークやリモートワークを導入しているベンチャー企業の新卒求人をご紹介します。 ### 株式会社Cheer [株式会社Cheer](https://cheercareer.jp/company/offer/2/0) ベンチャー・成長企業に特化したスカウト型就活ナビサイトCheerCareer(チアキャリア)を運営する弊社、 株式会社Cheerでもテレワークと出社のハイブリッドな働き方を実現。 事業部やチームによってテレワークまたは出社を選択できるため、地方在住の社員も引っ越しをせずにリモートワークで働いています。テレワークの際はDiscordを活用したバーチャルオフィスに出勤し、会議やランチをしています。 株式会社Cheerのテレワークの様子はこちらの記事をご覧ください。 ☞関連記事:[リモートワークの《メリット・デメリット》徹底解剖【流行りのバーチャルオフィス公開】 ](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/447) ### 株式会社ダイアログ [株式会社ダイアログ](https://cheercareer.jp/company/offer/4385/0) こちらはITを用いた物流系の企業で、返却・返品サービスや倉庫在庫管理システムの運営を行っています。 ローソンやZOZO、アディダスなどの大手企業との関わりもあります。 企業名の通り、「対話(=ダイアログ)」を大事にしているため、リモートワークでも助け合って働くことができます。 ### 株式会社新流 [株式会社新流](https://cheercareer.jp/company/offer/3667/0) インターネット通販事業を展開する新流(neel)。 ネット通販での腕時計正規販売のパイオニア的存在で、年間40億円を売り上げる企業です。 テレワークを積極的に導入し、最低週1日~最大週5日で実施。 2021年春に本社フロアを増床したため、テレワークと出社のハイブリッドな働き方が実現できる企業です。 ☞関連記事:[【地方企業×リモートワーク】地方企業でのリモート副業が話題!](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/589) いかがでしたか? テレワークのメリット・デメリットを理解いただけましたでしょうか。 新時代の働き方はまだまだ多様化していきます。 皆さんの理想に合った働き方ができる企業をぜひ探していてくださいね!
この記事を監修した人
平塚
代表取締役 平塚ひかる
2013年、立教大学在学時からアイ・パッションに参画し、すぐにトップセールスに。
入社4ヶ月目の22歳で最年少執行役員に就任。

会社の成長や就活のあり方を変えるというビジョンへの想いは、人1倍強く、
入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞するなど、常にトップを走り続けるスーパービジネスウーマン。
現在はCheerの代表取締役としてマーケティングや開発・広報・人事なども担当。

学生時代は名だたる有名企業や大手から引っ張りだこで
今でも一緒に働こうとアプローチを受け続けるほど(笑)
就活生への入社支援実績はCheerCareer1です。

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