市況分析 2019.08.30
就活失敗?新社会人の《76%》が抱えている就活リアリティ・ショックとは
お久しぶりです、∠macchaです。
今回は新卒就活生の実態を分析してみましょう。
みなさん、** 『リアリティ・ショック』** って聞いたことありますか?
・・・ないですよね。
僕もないです。
## 就活リアリティショックとは
簡単にまとめてしまうと、
就活を通して自分の運命の1社を決めました。
説明会や先輩にも話を聞いてとてもいい会社と感じています。
「入社して社会人デビューしたらこんな会社で働くんだ!」
こんないいイメージで走り出した新社会人生活が、
蓋を開けてみると「あれ?思っていたのと違う・・・」
**この現象を『リアリティ・ショック』と言います。**
大手人材企業のパーソルキャリア様がリリースしたデータによると、
実に新社会人の**【76.6%】**がなにかしらのギャップを感じているとのこと。
《参考文献》
[【プレスリリース「入社前後に感じるイメージのギャップ「リアリティ・ショック」を抱える若手社会人は約8割にも及ぶことが判明」(PR TIMES)より|2019年5月22日・パーソルキャリア株式会社】](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000022215.html)
ビックリしますよね。
3年生の夏から約1年半かけて就活をし、
自分の納得のいく会社を選んだにもかかわらず、
**それは幻想だった・・・**なんて。
こうした結果になってしまっている原因は
大きく分けて2つあります。
### 就活リアリティショックの原因
* イメージ先行就活
* 志望動機深堀りの不足
日本人は良くも悪くも「安定」「継続」を求める国民性。
大手を一番に志望するする傾向にあります。
もちろんこれが悪いとは一切思いません。
僕も就活生のとき大手も見ていました。
ポイントなのは**「イメージ先行」**であること。
#### 就活リアリティショックの原因 イメージ先行就活
* 良く聞く社名だから
* 口コミや評判記事で評価がいいから
* 親に進められたから
みなさんに変えていただきたいのは、
他人の評価で動くのではなく、
自分で調べて、納得して決めることです。
そしてもう一つ。
志望動機の深堀りです。
#### 就活リアリティショックの原因 志望動機の深堀り
自分で納得して決めるには
「自分の判断基準」が絶対に必要となってきます。
志望動機を深堀りするには"3つ"の切り口があります。
1.なぜこの「業界」を選ぶのか
2.なぜこの「職種」を選ぶのか
3.なぜこの「会社」を選ぶのか
大きい範囲のところから順番に考えていきましょう。
業界を決め、その中での自分の役割を決め、立ち位置となる会社を決める。
そしてそれぞれの質問に対して、
きっとみなさんなりの答えがあるはずです。
ぜひ実践していただきたいのは、
「もう1回」その答えに「なぜ」の深堀りをして下さい。
この改めて考えることがとても重要。
考えてみたら意外と、
「あれ?じゃあこれじゃなくてもいいじゃないか」
となることがあります。
## 就活リアリティ・ショック対策まとめ
まとめると最も大事なのは、
**『自分の判断基準を明確にすること』**
自分で本当に納得感を得るためにも、
この判断基準を育てていって下さい。
自分で決めたことであればギャップも生まれにくい。
**自分の言ったこと、決めたことは守りましょう。**