【学生必見!】スタートアップとベンチャーの違いを徹底分析!

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【学生必見!】スタートアップとベンチャーの違いを徹底分析!

こんにちは、まじーです!

今回はスタートアップとベンチャーって何が違うの?からメリット・デメリット、どんな人が向いているのかを解説していきます。
私はベンチャー→スタートアップとキャリアを歩んできて感じているのが働くにワクワクできるかが本当に大事なこと!
特にスタートアップでは会社の理念に共感できているのかやっている事業内容・プロダクトが好きか。
ここがあるからこそ小規模で様々なタスクを持っていてもやりがい持って頑張れる!
そんなイメージだと思います。

皆さんも記事を参考にしてもらいながら自分にはどんな環境があっているか?
是非考えてみてください!

スタートアップとベンチャーの違いってそもそも何?

 企業を調べていくとスタートアップ、ベンチャーという言葉に出会います。
一昔前までは立ち上がったばかりの会社は一括りにベンチャーと呼ばれてきましたが、近年はその中でも分類が出来てきたように思います。スタートアップ=ベンチャーと捉えてしまうとズレが生じる可能性があるのでこちらで簡単にそれぞれの違いについて説明します。

スタートアップとは

スタートアップという言葉は、シリコンバレーで使われ始めた日本に入ってたものです。「開始」などを意味する「startup」に由来します。先進的な技術(テクノロジー)やアイデアを強みに、ゼロから市場やビジネスモデル創出に挑戦する成長速度の早い企業のことを指します。設立年の定義付けはされておらず、ビジネスモデルの革新性やこれまでにない社会価値を創造するイノベーション、解消される社会課題の大きさから圧倒的な成長率で事業を展開する企業はスタートアップとなります。

ベンチャーとは

そもそもベンチャーという単語は、日本人が作った和製英語になります。一般的に英語でVentureというと、Venture Capitalといった投資を行う側の企業を指します。また、こうしたVCから投資をうけている企業をVenture-backed companyと呼んだり、VCがソーシングする対象の企業をVenture Business(VB)と表現したりします。日本で生まれたベンチャー企業という言葉は、非常に幅広い意味合いで使われています。設立が間もない企業、スモールビジネスを展開する企業、単に社員数が少ない企業もこの中に入ってくる場合があります。

スタートアップとベンチャーのメリットデメリット

冒頭でスタートアップとベンチャーの違いについてお話しましたが、それぞれのメリットデメリットも見ていきましょう!

スタートアップで働くメリット

・企業の成長過程が見られる
・経営者視点で仕事に取り組める
・個人の裁量が大きく、幅広い仕事に携われる
・独立、起業の良い経験になる

成長スピードの速いスタートアップ企業では、事業成功のために1人ひとりが経営に大きく関わることになります。
自分が会社を動かしていることが実感できる点は、スタートアップ企業ならではの魅力です。
それゆえに経営者視点で仕事に取り組め、将来的な独立・起業に必要なスキル・経験が培われます。

スタートアップで働くデメリット

・安定していない
・給与面や待遇面は良くない
・ハードワークになりやすい

スタートアップでの事業は必ずしも成功するとは限らず、安定し難い点は最大のデメリットです。
また転職の際、給与アップは基本的に難しく、特に大企業から転職した場合には福利厚生などの待遇面や組織が整備されていない点で大きくギャップを感じるでしょう。
さらに少数精鋭で会社を回している企業が多いため、1人あたりの業務量が多くハードワークになりやすい点もデメリットの1つです

ベンチャーで働くメリット

成長できるチャンスが多い
固定概念なくルールを作れる
年齢・社歴関係なく評価される
経営陣へ直接意見を言いやすい
フットワークが軽い

ベンチャー企業のメリット① 成長できるチャンスが多い

ベンチャー企業は大企業・中小企業と比べ、成長できるチャンスが多くあります。成長スピードも速い分、自分が担当する業務量も多く、常に責任・スピード感が求められます。

また、企業が設立して間もなく経験値や制度が不充分なため、毎日が新しいトライ&エラーの繰り返しです。意欲があれば自分で課題を発見・解決する実践的な経験が積み重なり、対応力・幅広いスキル・マルチタスク能力など大幅な成長が見込めるでしょう。

ベンチャー企業のメリット② 固定概念なくルールを作れる

ベンチャー企業は、固定概念に捉われない柔軟な発想でルールを作れるメリットがあります。

大企業であれば、長い歴史の中で培われた慣習・ルールが存在するため変更しようとしても、数多くの社員スタッフへの通達・新党に莫大な労力と時間・コストがかかると予想できますよね。

一方、ベンチャー企業は設立して間もないため社員スタッフも少なく、ルールが浸透しやすいため、社会情勢・社員スタッフの要望など柔軟に対応したルール作りが可能です。

ベンチャー企業のメリット③ 年齢・社歴関係なく評価される

新卒・ベテランの年齢・社歴に関係なく、良い意見は取り入れ評価される雰囲気があります。ベンチャー企業は社員スタッフの人数が少ないため、能力・実力を重視した評価制度を取っている企業が多いのです。

自分の実力を正当に評価されたい・成長したい人は、実績を出せば出すほど昇進・昇給アップのチャンスに溢れています。

ベンチャー企業のメリット④ 経営陣へ直接意見を言いやすい

ベンチャー企業は、社長や経営陣との距離が近いため、直接意見を言いやすいメリットがあります。

大企業や規模の大きい中小企業では、一般の社員スタッフが社長・経営陣と直接会える機会は滅多にないでしょう。

一方、ベンチャー企業は、社員スタッフ数も少なく事業規模も小さいため、社長・経営陣に直接意見・提案しやすく、経営者の視点・思考を学ぶことができます。

ベンチャー企業のメリット⑤ フットワークが軽い

ベンチャー企業は、承認・決済・実行といった間に入るプロセスが少ない為、スピード感をもって業務に当たれるメリットがあります。

規模が大きい企業だと、社員数も多い分、変更一つをとっても部署・責任者の承認・実行が必要になり時間ロスに繋がりやすいでしょう。
一方、ベンチャー企業は、社会情勢によってルールの変更・事業計画の修正など、常にフットワーク軽く対応できます。

ベンチャーで働くデメリット

スピーディーかつ大きく成長する企業の中で働けば、スキルアップのチャンスにつながるベンチャー企業。しかし、どんな企業であってもデメリット部分は存在します。一体、働く中でどのような点をデメリットだと感じるのか確認しましょう。

給与や福利厚生が低い
研修・教育制度が薄い
人手不足の可能性も
安定性がなく社会的信用が薄い
社長のワンマン経営である可能性

ベンチャー企業のデメリット① 給与や福利厚生が低い

一般的にベンチャー企業は、給与・福利厚生など待遇面が低いと言えるでしょう。

設立して間もない企業であり、売上・社内制度ともに不安定な経営状態なので、人件費をなるべく抑えたい狙いがあるためです。事業規模が小さければ小さいほど売り上げも少ないため、給与面が低い傾向があります。

関連記事:https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/1119

ベンチャー企業のデメリット② 研修・教育制度が薄い

研修・研修制度にかけるコスト・ノウハウが少なく、充分な社員教育ができない可能性が高いと言えます。

ベンチャー企業は、売上が安定しない企業も多く、新人を0から教育して1人前に育てる時間・コストに余裕がないためです。自分から学び・主体的に動ける社員スタッフでないと、ベンチャー企業で働くのは難しいでしょう。

ベンチャー企業のデメリット③ 人手不足の可能性も

ベンチャー企業は人件費の問題もあり、最少人数で業務を回すため、人手不足になりやすいと言えます。

また、福利厚生・研修など働き方や社内制度の不安定さに不安を持ち、離職するケースも珍しくありません。さらに、ネームバリューの低さから採用活動に苦戦し、人材確保が難しいと言えるでしょう。

ベンチャー企業のデメリット④ 安定性がなく社会的信用が薄い

ベンチャー企業は、経営の不安定さから社会的信用が薄いと言われます。
創業5年後でも、6~7社中1社しか生き残れないため、当然、失業・リストラのリスクも高いと言えるでしょう。
さらに失業・リストラのリスクも高いという事は、ローン申請が下りにくい、もしくは、公務員・大企業の社員スタッフと比べ、低い借り入れ金額しか下りないなど社会的信用が薄いデメリットがあります。

ベンチャー企業のデメリット⑤ 社長のワンマン経営である可能性

ベンチャー企業は、社長の思考・行動が絶対的なワンマン経営になりやすいと言われます。

自分で起業するほどエネルギッシュさ情熱を持ちつつ、社長自らが率先して部下・社員スタッフを成功へ引っ張っていかなければならない背景があるからです。
しかし、社長のワンマン経営だと、社長の一存によっては突然、事業の進退・ルールがガラッと変わり現場は慌ただしくなるリスクもあります。

さらに、ワンマン経営の社長と考え方・ビジョンに共感できなければ、居心地が悪くなってしまうのもデメリットです

スタートアップとベンチャーに向いている人

起業願望がある
裁量権を持ちたい
稼ぎたい
自分の進む道を自分で決めたい

スタートアップとベンチャーに向いている人① タフさ|自分の足で歩く強さ

何より重要なのは、「タフである」ということ。これは、精神的なタフさを指しています。

ベンチャー/スタートアップ企業では、新しいことを世に問うている以上、すぐには結果が出ないことも多いのです。そのため、「同じことをやり続ける」「何度も違う方法でトライし続ける」タフさが重要となります。

過度に周りに依存せず、自分の足で立ち、自分の足で歩けるタフさが必須です。

スタートアップとベンチャーに向いている人② 不確実なものへの耐性|何とかなる、何とかするというマインド

ベンチャー/スタートアップでは何が起こるかわかりません。予定調和はほぼないといってよいでしょう。
思っていた結果が出ない場合に、その都度へこんだり、先がどうなるかがわからないことに過度に不安になるのであれば、毎日が大変です。

先が見えにくいというのは、思いもよらないことが起こる可能性がある、自分で未来をコントロールする余地があると考えて、このシチュエーションを楽しめるかどうかが重要です。

予測不能な未来に対して「何とかなる、何とかする」というマインドセットが非常に有効となるでしょう。これは、最初に挙げたタフさにも通じるものがあります。

スタートアップとベンチャーに向いている人③ 好奇心|新しいものに注目し、アイデアを生み出す力

新しいものに対するアンテナや好奇心は、武器となります。

変わり続ける外部環境に対して、常に興味を持ち、可能性を見出すことができる力は、ベンチャー/スタートアップ企業にフィットするでしょう。海外のサービスや、競合サービス、新たな顧客の動向、異業種からのヒントなど、関心があるのとないのとでは考えられる範囲が変わってきます。

一方で、注意も必要です。好奇心が強くいろいろなものに興味を持てたとしても、アイディアや興味止まりで形にはできない、事業につなげることができない、 という問題が起こりがちです。そのため、ベンチャーの世界では、一瞬だけ輝くのではなく、長く本質的に活躍するために、形にする力や、形にできる仲間が必要とされます。

スタートアップとベンチャーに向いている人④ スピード感|すぐさま行動に移せる力

「スピード」があるかどうかは、極めて重要です。スピードが必要になる場面、有効にはたらく場面にはいくつかありますが、特に重要といえるのは「試行スピード」でしょう。

ベンチャー/スタートアップ企業では、「とにかく行動に移す、やってみる」ことが重視されます。

特に、WEBサービス系のベンチャー/スタートアップ企業で顕著です。” プロトタイプをつくって他の人に投げかけ、ベータ版を作って市場投入し、市場の声を聞きながらサービスをブラッシュアップする” というのが、日常茶飯事だからです。よくない例として、”完璧主義に陥り、市場投入のタイミングを誤る” ということがありますが、これが企業にとっての致命傷となるケースも。

とにかくやってみようという人たちの中で、しのぎを削り合うベンチャー企業だからこそ、スピードが重要視されています。

「賢さよりも、早さによって正解にたどり着くチームでありたい」と話したスタートアップのCEOもいました。そのCEOは、非常に賢く、バランスもよい人でした。しかし、そういう人でもなお、スピードを重視するのです。

スタートアップとベンチャーに向いている人⑤ 実行力|絵にかいた餅を食べる力

理念やビジネスプラン、こういったものは確かに重要です。あるのとないのとでは、事業のあり方に大いに違いをもたらすでしょう。その一方で、頭でっかちこそ、最も避けなければならない事態です。

ベンチャー/スタートアップ企業への転職後によくあるのは、「あれ、どうなっている?」と確認されるスピードが非常に早いということです。

ベンチャー企業では、とにかく実行に移さなければ変化をもたらすことができない、成果を得ることもできない、という原理に基づいています。そのため、「実行した結果が、次の行動を規定する」というレベル感で動いていく必要があります。

これは決して、できばえより速さを重視するという意味ではなく、考えるのであれば、それを実行することを織り込んで考える必要があるという意味です。

スタートアップとベンチャーに向いている⑥ 変わり続ける力|自らをアップデートし続ける力

会社も、個人も、勝ちパターンが長くは続きません。だとすれば、変わり続ける力がなければ、いずれは陳腐化することになります。

外部環境に応じた、自らの内発的な動機によって、変わり続けられるかどうか。これが非常に重要です。

また、ベンチャー/スタートアップ企業は、役職が上がれば安泰とはなりづらい環境のため、自らが重要な役割であり続けるためには、それにふさわしい自分にアップデートし続ける必要があります。もちろん、人として、ビジネスパーソンとしての原理原則は一朝一夕に変わるものではありません。しかしながら、事業や会社の、そして自分自身の変化に応じて、変わり続ける力やそれを目指すことは極めて大切だといえるでしょう。

スタートアップとベンチャーに向いている人⑦ あきらめない姿勢|成功のために、行動し続ける強さ

ベンチャー/スタートアップ企業では試みが失敗に終わることも多くあります。そして、その後に成功に至るかどうかは、諦めずに行動し続けられるかどうかが分かれ道。

現在残っているサービスや会社というのは、結局は諦めないでやり続けたところなのです。ピボット(方向転換・路線変更)という名のもとに、微修正を繰り返しながら、正解にたどり着こうとする姿勢こそが、成功のカギなのでしょう。

個人の場合もしかりです。ベンチャー企業で活躍する人たちは、ちょっとやそっとのことでは諦めない人ばかりです。同じ環境で働くことで、あなた自身にそういう姿勢が身につけば、ここからのビジネス人生において武器となる、決定的な強さを手に入れることになるでしょう。

スタートアップとベンチャーに向いている⑧ 解決志向|ポジティブな解決のため、考え続ける力

「できない理由ではなく、どうやったらできるかを考える」とは、言い古された言葉です。
しかし、ベンチャー/スタートアップ企業において、これほど日常的に必要な心構えとなる言葉はありません。とにかく、「どうすればできるか」の連続です。原因を深堀するのも、ネガティブな要素を探すのも、すべては解決のための一歩となります。

また、ベンチャー企業で働く人たちが総じて愚痴っぽくないのは、常に「どうすれば良くなるか」を考え続けているからでしょう。そういったスタンスが、物ごとを前に進める原動力なのです。

スタートアップとベンチャーに向いている⑨ 全体観|全社にとって必要なことから逆算して行動する力

ベンチャー/スタートアップ企業は、比較的少人数であることが多く、大企業に比べると全体が見やすい環境といえます。とすれば、自分のことだけしか見えていない人と、部署や会社全体まで見えている人とでは、パフォーマンスに大きな差が出ます。

全体観をもって自分の仕事をしていれば、おのずと会社全体にとって必要なことから逆算した行動をとり、パフォーマンスを上げるからです。

例えば、COOやCFOなど、いわゆるCxOと呼ばれる経営幹部は、ただ専門性だけでそのポジションにいるわけではありません。全体観をもって、専門性を発揮するからであり、だからこそそのポジションに相応しいといえるのです。

スタートアップとベンチャーに向いている人⑩ 思考力・発想力|枠を外して考える勇気

よく「アウト・オブ・ボックス」などといわれますが、決められた枠組みの中だけで思考するのではなく、既存の枠外に出て発想、思考できるかどうか、が非常に重要です。

定石だけではそれ以上先に進めない場面が出てくるのがビジネスであり、ベンチャー/スタートアップです。
ロジックの積み上げだけでは解けない問題に面した時こそ、まさに枠を外して考えるチャンス。それができれば、ほかの人とは違うレベルの”解”に到達できる可能性があり、さらに大きなチャンスを生むでしょう。

スタートアップとベンチャーを探すのにオススメのサイトは?

いかがでしたか?スタートアップとベンチャーの違いやそれぞれのメリットデメリットを話してきましたが、
実際に企業を探すならこちらの3つのサイトがオススメです!
色々な企業を見て説明会や選考で価値観が合致するか見て行きましょう!

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CheerCareer(チアキャリア)は、「働くにワクワクを。人生にもっと潤いを。」をテーマとして、ベンチャー志向の学生と未来をつくる起業家の出会いをマッチングする中小・ベンチャー企業特化就活サイトです。
マッチングイベントをオンラインでも開催してるので、テキストだけではわからない、ベンチャー企業の雰囲気なども掴むことができます!

この記事を書いた人
まじー

株式会社Cheer/経営企画室(事業企画div)新規事業部マネージャー/学生支援・地方創生/動画学習プラットフォーム、ギルド型実践組織形成、エージェントなど複数立ち上げに関与。 | カオスな現場が好き。
前職のHR系ベンチャー企業では「インサイドマーケ」「エンジニア採用」を立ち上げから経験。組織貢献が認められ全社MVS受賞(非営業職のMVP)/趣味は映画鑑賞

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