【落選したら悔やんでも悔やみきれない!】Webテスト選考(SPI、玉手箱)を通過するための勉強法

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【落選したら悔やんでも悔やみきれない!】Webテスト選考(SPI、玉手箱)を通過するための勉強法

就活を始めた多くの学生が対策に悩むWebテスト。

そこで、今回の記事ではWebテストの中でも多くの企業が採用しているSPIと玉手箱の対策法を紹介します。

本選考において、適性検査を通過できないと悔やんでも悔やみきれないので今のうちからしっかりと練習しておきましょう。

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Webテストの種類と特徴

まず、就活において代表的なWebテストの種類と特徴を知っておきましょう。
ここでは、SPI、玉手箱、TG-WEBについて紹介します。

SPI

SPIは年間で1万社以上の企業が採用している日本で最も有名なWebテストです。テストは能力検査と性格検査からなり、能力検査は言語分野と非言語分野から構成されています。SPIは思考力をはかることを目的に実施されているため、論理的な思考から答えを導き出す問題が多く、ほとんどの就活生にとって対策が必須のテストになっています。

玉手箱

玉手箱はSPIに次いで、多く採用されているWebテストです。テストはSPIと同様に能力検査と性格検査からなっており、能力検査は言語分野と計数分野に分かれます。また、SPIと比べて玉手箱は時間制限が厳しいという特徴があります。言語分野も計数分野も制限時間の割に解くべき問題が多いため、1問に時間をかけずテンポよく解答する力が必要になります。そのためには問題に慣れておく必要があるため、こちらも対策必須のテストといえるでしょう。

TG-WEB

TG-WEBはSPIや玉手箱よりマイナーなテストですが、資生堂やキリンホールディングス、JT(日本たばこ産業)といった大企業が採用しているWebテストです。TG-WEBも能力検査(言語分野、非言語分野)と性格検査から構成されており、玉手箱同様に時間制限が厳しいテストです。また、TG-WEBの特徴としては、計数問題において図形問題が出題されることが挙げられます。高校時代、図形問題が苦手だったという学生は早めに対策しておきましょう。

SPIの対策法

ここでは、さきほど紹介したSPIの対策法を分野ごとに説明していきます。

言語分野

SPIの言語分野は、「語句の意味」、「文の並び替え」、「長文読解」などから構成されています。「語句の意味」は知っていないと解けない問題なので問題集を解くことや、出そうな問題をリスト化するなどの対策が必要になります。一方で「文の並び替え」や「長文読解」では素早く文章構造を把握して、文の趣旨を理解する力が求められます。読解力は一朝一夕で身につくものではないので、日常的に新聞や評論を読んで培うようにしましょう。

非言語分野

非言語分野では、「推論」、「順列・組み合わせ」、「確率」、「損益算」、「集合」など幅広い分野から出題があります。その中でも、全問題の半数近くを占める「推論」は難易度の高い問題も多いため、数学が得意という学生でも対策本に載っている問題を一通り解いてみることをオススメします。また、「順列・組み合わせ」や「確率」、「集合」は高校時代の勉強で苦手だったという学生も多いでしょうから、自分の苦手分野に重点をおいて対策してみると良いでしょう。

SPI対策についてもっと知りたい方はコチラ↓をチェック
https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/457

性格分野

性格検査では、40分で約300個の質問が出題されるため、深く考え込まず、自分の直感で素早く回答することを心がけましょう。こうすることで、制限時間オーバーや回答の矛盾を防ぐことができます。その一方で、必要だと感じる人は企業の求める人物像を事前にチェックし、そこから割り出せる性格に反するような回答をしないことも、戦略として有効といえるでしょう。

玉手箱の対策法

続いて、玉手箱の対策について分野ごとに解説していきます。

言語分野

玉手箱の言語分野で最も出題されるのが論理的読解の問題です。形式は1長文あたり4つの小問が出題され、それぞれ3択の中から最も適しているものを選ぶという内容です。特徴としては、選択肢がどの小問にも共通していることが挙げられます。

【小問の選択肢】
A:文脈の論理から明らかに正しい。または正しい内容を含んでいる。
B:文脈の論理から明らかに間違っている。または間違った内容を含んでいる。
C:問題文の内容だけからでは、設問文は論理的に導けない。

また、論理的読解の問題では1つの小問にかけられる時間が約30秒と短く、速読力と判断力が必要になります。問題によっては悩むものもあると思いますが、曖昧な設問はCを選んで先に進んだ方が賢明です。速読に関しては、SPIの対策と同様に日頃から新聞や評論文を読むようにしましょう。

適性検査全般に関する解説記事はコチラ↓
https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/556

計数分野

計数分野では、「図表の読み取り」、「四則計算」、「表の空欄の推測」のうち1つの科目が集中的に出題されます。ここでは、計数分野の中で最も出題が多い「図表の読み取り」ついて説明していきます。図表の読み取りは、図表の意味を把握した上で、それに基づいた四則計算や百分率計算ができるかを調べるテストです。

【頻出の計算例】
Aに占めるBの割合は何% → B÷A×100
BからAにかけての増加率 → A÷B-1
Aを1としたときのB  → B÷A

また、図表の読み取りも制限時間の割に問題数が多いテストなので効率よく解いていく力が求められます。問題では大きな数字が出題され、四則計算も正確に行う必要があるため電卓の準備は必須です。

性格分野

玉手箱の性格分野の問題は、1設問につき4つの選択肢があり、その中から自分に最も近いものと最も遠いものを1つずつ選ぶという形式になっています。対策としては、SPIと同様に企業の求める人物像を把握してから受検することが効果的でしょう。

関連記事: 【SPI対策】Webテストの種類や効率的な勉強方法を徹底解説!

おわりに

ここまでWebテスト対策について解説してきました。
参考になる内容はあったでしょうか。

就活のWebテストはさまざまな分野から出題されますが、大学受験の範囲と比べたら狭いことは明らかです。

勉強があまり得意ではないという学生も、対策をしっかりすれば十分に通過できるテストなので、早めのうちから準備しておきましょう。

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