2022.04.13
【BTSのマーケティング③】あなたにとってはどんな存在?
こんにちは。内定者ライターのみちるです。
卒業論文をBTSで仕上げようとしている、
ちょっといっちゃってる人間が今日もBTSについて語ります。
突然ですが、アイドルってあなたにとってどんな存在ですか?
従来なら、憧れとか、手が届かないとか、自分とは別世界のキラキラ
みたいなイメージが多かったのではないでしょうか。
そのイメージを覆して、会いに行けて親近感も沸くアイドルになったのが、
おなじみのAKBの皆さんですね。
男性の方はどなたかいらっしゃらないかな、と思って探したら、
地下アイドルの方々がたくさんいらっしゃいました。
(BTS以外、全くの初心者なもので…知識不足ですみません)
でもなかなか、TVに出て大きなホールでコンサートをするくらいの
地上(?)アイドルのみなさんには直接会いに行けないですよね。
そこで、「有名だけど直接お話ができる」ポジショニングを行ったのが、
K-POPアイドルだと思うんです。
K-POPアイドルたちのサイン会は、ものすごく濃いお時間のようですよ。
Youtubeのサイン会動画を分析したのですが、拝見したどのグループの方も、
平均して2分くらいは一人のファンの方とお話なさっています。
中でもBTSの神対応は有名ですね。
ファンの方のお顔やお名前を覚えていたり、
普段はクールなメンバーが、楽しそうににらめっこしてくれたり。
これ、本気で好きになってしまう方もいらっしゃるのでは?
多分この、「ガチ恋」勢の取り込みに成功したのもBTSのヒットの要因だと思います。
BTSのコンテンツはSNSでの発信やYoutubeでの裏側公開にとどまりません。
彼らはWeverseというアプリで、ほぼ毎日発信し、
ファンの投稿にコメントしたりもしています。
LINEみたいな感覚で、直接やり取りできるんです。
しかも、VLive では普段は見れない作業部屋やご自宅からライブしてくれることも。
だんだんと、お友達のような感覚になってくるんですね。
実際にWeverseの投稿では、おはよう・おやすみ投稿を推し宛てに行っているファンもいます。
疑似彼氏、的な感覚でしょうか。
なんかそれ、幸せそう。
恋愛したいけど、めんどくさい層(私!)も取り込めますね。
こういった効果を計算していたのか否かはわかりませんが、
結果的にものすごくポジショニングに成功していることは確かだと思います。