こんにちは。採用担当の野村です。
志望する業種は無理に広げるものではないと思います!
「志望する業種を広げた方が良いよ」とアドバイスをした時に、
学生自身はどんな気持ちになるのか…。
「そうなんだ、広げた方が良いのか!じゃあ広げてみよう!」となるか、
「なんで広げないといけなんだろう・・・」となるか。
アドバイスを送る側と受け取る側の関係性が大きく影響する事象だと思います。
「アドバイスを送る時には相手との関係性を気にしよう」とよく言いますが、
信頼も尊敬もしていない人からアドバイスをもらっても、相手は自分事として受け取ってくれません。
関係性がイマイチなら、学生自身が自分で「業種を広げた方が良い」と自覚するまで待つしかありません。
就活をする中で、自分自身いろいろな気づきがあるでしょうから。
志望する業種を広げる時に効果的なのは、
「自分が仕事を通して実現したいこと」から逆算することです。
業種の選定から入ってしまうと、その業種のことを知ることから入る必要があるので、少し非効率です。また、結局のところ、興味があるかないかだけの判断になってしまいますから、業種に優先順位が付いてしまいます。
その優先順位は結局、企業の志望度に繋がってしまうので、全ての企業に対して同じ熱量で選考に臨めない可能性が出てきます。
なので、
「自分が仕事を通して実現したいこと」を言語化して、社会人の方と壁打ちをするのがオススメです。
仕事をしていると、仕事をしていない時と比べて、広い視点で仕事や業種を捉えることができます。
自分だけでは見えない角度からアドバイスをもらえると思います。
あとは、自分が通っている学校で、
同じ学部学科の先輩がどのような企業に就職しているかという情報を集めましょう。
その情報を眺めるだけでも、
「こういう選択肢もあるんだな」という気づきを得ることができます。
大切なのは、自分で「こういう業種の会社も受けてみよう」と思うことです。
https://cheercareer.jp/company/seminar/3415