株式会社グッド・クルー
知識を身につける学生から知恵を身につける社会人へ

2024.01.15

知識を身につける学生から知恵を身につける社会人へ

人事部門責任者の野村です。


これまでは『知識』を身につけてきたと思う。
これからは『知恵』を身につけていってほしい。


この言葉は、僕が新卒で入社した総合建設会社の部長(建築構造設計部)が、建築設計部の新卒入社メンバーに対して話してくれた言葉です。←僕の前職は建築構造設計職です。
この言葉は、学生から社会人になる人が意識するべきこと。
僕が大切にしている「アウトプットを目的にしたインプットを大切にする」という意識は、この言葉により生まれたのかもしれません。


・知識:ただ情報を知っていること
・知恵:知っているだけでなくそれを活かすこと


>知識とは、例えば明日の気温が低くなることを知っている、ということ。これは事実を認識しているだけ。そして知恵とはこの場合、それならばセーターを着よう・温かいものを飲もうといったように、その事実に対し適切な対策を立てて対処すること。このように、知識があっても知恵がなければ無駄になってしまう。インターネットが普及し、知りたいことを誰でもすぐに調べられる現代において、知識だけを身に着けてもあまり役には立たない。しかし、知識がなければ正しい判断はできないので、知恵を身に着けることはできない。
※引用:知って得する「知識」と「知恵」の違い


ここに書かれているように、知識があっても活かすことができなければ頭でっかちになるだけですが、行動を起こそうと思っても知識がなければ行動すら起こせないということもあります。
だからこそ、知識を身につけるのは大切なことであり、知識を身につけた上で、知恵を身につけるためにどのように行動していくのかが大切なんです。


設計部隊というのはある意味、実際に建物を建てるチーム(僕の専門は構造設計だったので、地震などの外力を受けても倒壊しない建物を建てることが使命だった)なので、知恵が必要になってきますが、上述した通り、正しい知識がなければ正しい判断はできませんでした。
だから、知識を身につけることを日常的にやりながら、実践で知恵を身につけることを大切にしてきました。


高いレベルで仕事をしようとしたら、自分が持っている知識だけでは「これは正しい判断なのか?」と思うことがあります。
どんなに知識を持っている人でも「自分の知識だけでは足りない」と感じ、常にインプットをし続けることこそ、プロとしてやるべきことです。
この投稿の著者
野村 尚史
野村 尚史
執行役員
入社時期:2016年10月1日
経歴:建築構造設計職→採用を含めたHR領域の仕事
担当業務:労務・採用・人材紹介(CA)・人材マネジメント
ニックネーム:のむらさん(皆さん気軽に呼んでくださいね)
私の性格:マイペース
趣味や特技:趣味→ライフログ/特技→寛容な心を持つこと
幸せを感じる瞬間:生きてるだけで幸せ
グッド・クルーの好きなところ:好きとかじゃないんです!自分にとってこの会社で働く意味や価値を感じているのでここに居続けています!
現在の目標:関わる人が自立して自律すること
叶えたい夢:イキイキ生きる人が多い世の中に
投稿一覧