SES企業が考える、SESの闇の部分 ~後編~

2022.04.22

SES企業が考える、SESの闇の部分 ~後編~

~前編からの続き~

3年以上の実務経歴がある方でしたら、そもそも業界全体で人材枯渇している状態なので、やりたい事に関わりながら、昇給していくって事もできてくるようになります。

しかしながら、駆け出しで開発案件に入りたいエンジニア層は人材が飽和しているので、商流などこだわる必要があるのかという点は疑問ですが、商流やチーム体制に対してどのような考え方をもったSES企業なのかという意味で質問すれば、その企業のキャリアアップに関する考え方が垣間見えるかもしれませんね!

◆精算幅について2月明けなので、SESの精算幅に関する情報がSNSなどでも溢れていますね?※2月は稼働日が少ないため欠勤なしでも会社間で決められた精算幅を下回ることがでてくるからです。

SES業界では精算幅という契約条件があり、『140時間~180時間』や『150時間~190時間』ときには『固定』というような項目があります。
これに該当する稼働時間(勤務時間)なら一定の金額で、これを下回ると会社の入金額が時間に応じてひかれるといった契約です。

精算幅は会社間の契約条件なだけで、社員雇用の条件とは全く別なので”精算幅が下回りそうなので有給とらないで!”とか”2月で稼働が少なくて精算幅が下回りそうだから残業して”とか起こるようですので、この辺の対応がどうなっているか確認するのは”SESの闇”フィルターになるかもしれませんね!
精算幅の話が会社との関係を悪化させていることは絶対的NGだと思いますが、
精算幅を考えて動いてくれる(会社の売り上げを考えてくれる)エンジニアが会社への貢献をプラスアルファするというのが理想的だなと私は思います!


さて、今回は『案件ガチャ』『案件の選び方(商流やチーム体制)』『精算幅』についての考えを書かせて頂きました❕❕

最後になりますが☺SESは闇だ!!!といってSES全体を否定する方を強く否定したいと思っておりません!
他業界と比べ長く業界にいる方や、エンジニアさんに話を聞けば聞くほど、実際にそういった過去がある事を痛感しますし、転職者様からそのような環境だった事を聞くこともあります。。
だからこそ、こういった情報をどんどん発信して、SESがちゃんと選択肢の一つになれば良いなと思っております!!!
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