株式会社ベルタ
【読書案内】#4「マーケターという生き方とは?」

2023.03.30

【読書案内】#4「マーケターという生き方とは?」

読者の皆さん、どうもこんにちは。
ベルタの読書案内人、近藤です。


約20年前…近藤が幼稚園生だった頃の将来の夢、なんだと思います?
実は、、「カリスマモデル」でした。これ、しっかり卒園アルバムに書いてました。
子どもは全員もれなく可愛いですからね、夢見ちゃいますよね。
だけど、いつしか自分にそんなカリスマ性もポテンシャルも無いことを悟り、見る側に来ちゃいました。


今回紹介するのは、そんなカリスマに憧れ、カリスマになれなかった人に、もう一つの唯一無二な自分になる働き方、生き方を教えてくれる本です。



『マーケターのように生きろ』
(井上大輔、2021年)



本書によると、「マーケターとしての視点」というのは、「相手からスタートする」こと。
強烈なカリスマを持たない一般の人間が、求められる存在になるには、自ら相手に歩み寄り、当事者意識を持つことが何より大切だと述べられています。


そして、このマーケティングというやつは、どんな職種でも、仕事以外のところでも案外身近に活躍していたりするのです。
ライブでアーティストが観客に楽しんでもらうためにセットリストを組むのも、ベルタがお客様の成功のためにサービスを提供するのも、お父さんが夜ケーキを買って帰ってくれるのも、お兄ちゃんは甘いのが苦手だからとコーヒーゼリーにしてくれるのも、全て相手が求めているものを汲み取るところから始まっています。
今私が書いているこの文も、どんな本をどんなふうに紹介したら、ベルタに興味を持ってくれている読者の役に立つかな?という考えからスタートしているので、その一例なわけです。


自分を表現するのではなく「求められる」人になることで、「自分らしく」輝く。
そんなマーケターとしての生き方も最高にかっこいいと思いませんか?


ベルタでも、皆が口をそろえて大事だと言う「マーケティング思考」
その本質やなぜ大切なのかということ、どのようにその思考を実践すればいいのかということが丸わかりなこの本、ベルタに興味を持ってくれている人には、ぜひ読んでほしいと思います!


ではみなさま、マーケター視点を学ぶ読書旅、存分に楽しんできてください。
この投稿の著者
近藤夏帆
近藤夏帆
23卒内定者
同志社大学文学部国文学科卒業予定。映画制作サークルに所属。演者、監督どっちもやる。映画好きで、これまでに1500本以上の作品を鑑賞。小さい頃からSF映画が大好き。学業面では安部公房の「他人の顔」という作品を卒論のテーマとして、人と人との関係性やアイデンティティの観点から研究。多分その原点は映画「ブレードランナー」にある。大学4回生になるまで長期のアルバイトを経験していないという珍人間。短期バイトやオンラインショップで自分が作ったアクセサリーの販売をしたりしていた。やりたいことに夢中で気づいたらそうなっていた。
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