株式会社ベルタ
【読書案内】#2「今日からあなたと「伝わる」話をしよう」

2023.03.23

【読書案内】#2「今日からあなたと「伝わる」話をしよう」

どうも読書案内人の近藤です。
みなさん、「&○€°°>☆~~?」
あ、これは宇宙語で「本読んでますかー?」です。
地球じゃ通じなかったですね、すみません…

というのは冗談で、今回紹介するのは
同じ日本語を喋っているのに話が「通じない」という人に読んでほしい本です!


『あなたの話はなぜ「通じない」のか』
(山田ズーニー著、2003年)

ビジネスで就活で、プライベートで
もっと上手く「伝えたい」と思ったことありませんか?
かくいう私も話すのが苦手で、就活中は自分らしさが伝わってないなと思うことも多々あり、何度ももどかしい思いをしてきました。
そんな口下手さんにオススメしたい、人とのコミュニケーションにおいて、上手く話すことの意義とそのテクニックを教えてくれる本です。

そもそもコミュニケーションとは自分だけでなく、相手がいて初めて成り立つもの。
どれだけ自分に語彙力があっても、正論を述べていても、相手が聞く耳を持たなければ何一つ伝わらないものです。
そこで著者は、「信頼してもらうことが、伝えるための1番の基礎」だと述べます。
小手先のテクニックだけでなく、「伝えるとはどういうことか」というコミュニケーションの考え方も学べる本なので、伝えたいものがある人はぜひ読んでみてください!


〜あなたに送るワンフレーズ〜

「壁にぶちあたったとき、希望も近づいている」

伝わらなくて苦しい辛い思いをする。
それは案外悪いことでないかもしれません。
壁にぶつかるということは、自分の枠組みの限界にまで来て、外へ出ようとしているということ。 新たな領域ではこれまでの自分が通用せず、苦しい思いをすることもあるでしょう。
だけどその時、苦しい思いの分、
あなたの世界は大きく広がっているのではないでしょうか。

ではみなさま、読書旅行のお土産話楽しみにしています。
この投稿の著者
近藤夏帆
近藤夏帆
23卒内定者
同志社大学文学部国文学科卒業予定。映画制作サークルに所属。演者、監督どっちもやる。映画好きで、これまでに1500本以上の作品を鑑賞。小さい頃からSF映画が大好き。学業面では安部公房の「他人の顔」という作品を卒論のテーマとして、人と人との関係性やアイデンティティの観点から研究。多分その原点は映画「ブレードランナー」にある。大学4回生になるまで長期のアルバイトを経験していないという珍人間。短期バイトやオンラインショップで自分が作ったアクセサリーの販売をしたりしていた。やりたいことに夢中で気づいたらそうなっていた。
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