株式会社ベルタ
【読書案内】#1「2匹のネズミに学ぶチーズと変化の大切さ」

2023.03.21

【読書案内】#1「2匹のネズミに学ぶチーズと変化の大切さ」

みなさん、はじめまして!
読書案内人として派遣された、近藤です。
ベルタの内定者である私は、社会人になるための準備として様々な本を読み学びを得ています。
私は常々本を読むということは最も“孤独”で、そして最も“繋がる”行為だと思います。
これから就活をする方、これから社会人になる方へ
一人と一冊が深く繋がることで、自分自身を見つめ返す良い機会になるのではないでしょうか。
ということで、自分自身と向き合う場面にいる人たちに送るベルタのオススメ本の紹介です!



今回紹介するのは、こちら!


『チーズはどこへ消えた?』
(スペンサー・ジョンソン著、2000年)


これは2匹のネズミと2人の小人が「チーズ」を探し求めて迷路の中を探索するというお話。
「チーズ」は仕事、家族、財産、健康など私たちが追い求めるものの象徴です。
そこには、チーズを失ったとき、本能的に変化に対応するネズミと、変化を受け入れずただ失ったものを取り戻そうとする小人たちの姿が描かれます。


この本のキーワードはずばり、「変化」でしょう。
変化を感じ取り、それに適応すべく自分自身も変化させることの重要性が説かれています。
ネズミのように常に日々の変化にアンテナを張り、チーズが消えてもすぐに次の行動に移ることが一つの答えとして提示される一方で、小人のように変化に苦しんだとしても、その後どのように振る舞うべきかということのヒントも教えてくれています。
この本を読んで、ぜひあなたにとっての古くなったチーズと新しいチーズを探してみてください。
仕事、友人関係、恋愛、人生において、美味しそうなチーズはあなたの目の前にちゃんとありますか?



〜あなたに送るワンフレーズ〜
「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」
何かを選択するとき、人生の岐路に立ったとき、ぜひ考えてみて欲しい。
あなたの本当に”なりたい姿”はどんな姿なのか
もしそれがベルタにあるならば、共に叶えていきましょう!


では、みなさまチーズ探しの道中お気をつけて。
この投稿の著者
近藤夏帆
近藤夏帆
23卒内定者
同志社大学文学部国文学科卒業予定。映画制作サークルに所属。演者、監督どっちもやる。映画好きで、これまでに1500本以上の作品を鑑賞。小さい頃からSF映画が大好き。学業面では安部公房の「他人の顔」という作品を卒論のテーマとして、人と人との関係性やアイデンティティの観点から研究。多分その原点は映画「ブレードランナー」にある。大学4回生になるまで長期のアルバイトを経験していないという珍人間。短期バイトやオンラインショップで自分が作ったアクセサリーの販売をしたりしていた。やりたいことに夢中で気づいたらそうなっていた。
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