株式会社グッド・クルー
相手の全ての面を見ているわけじゃない

2024.01.04

相手の全ての面を見ているわけじゃない

人事部門責任者の野村です。


「月って、片方の面しか地球からは見えない。人に関しても、周りからは相手の全ての側面を見れないから、人と月って似てる。」


とある小説(六人の嘘つきな大学生)で、このような一説があり、なるほどと思いました。


「あの人はこういう人」って、自分の独断と偏見で決めつける人っていますよね。


「あの人はあの時にああいうことをしていたからこういう人だよ」って、とある出来事が強烈に残り、その人のことを印象付けてしまう。


「そんなことやってない」と言っているあなたも、無意識的にそうなっている場合があります。


例えば『昼寝』について。


昼寝をしている人を見て、何を思うか。


なんとも思わない人もいれば、「こんな場所で昼寝なんて・・・」と思って、その人の印象を決めつけてしまう人もいます。


ただ、自分の独断と偏見で相手の印象を決めるのって、別に良くないことではありません。


たぶん、ほとんどのシーンで、相手の印象は目にした出来事を自分なりに解釈して、自分の独断と偏見で決まるものだから。


その人のことを深く知ろうとしたり、複数人でその人のことを共有したり、評価しようとする時には、自分だけの解釈でその人の印象を決めつけないことが大事です。


限られた時間の中で全ての側面を知ることはできません。


だからこそ、人と関わる時に大切なのは、「今見えている側面がその人の全てではない」ということを認識した上で、その人と関わることじゃないかなって思うんです。


見えている側面だけで、「この人はこうである」と決めつけないこと。


ただ、とある行動に対してフィードバックをしないといけない場合もあると思います。


その時は人間性を否定するようなことはせずに、目にした事象の背景にあるその人の考えや価値観を聞いてみて、その行動が起こった背景を知りにいけばいい。


その上で、その行動に対して思ったことを共有して、良くないと思ったことがあるなら、それもストレートに伝えてあげればいい。


休憩中に昼寝してたって、別にいいじゃん。


自分のパフォーマンスを最大化させるために、「昼寝をする」という要素があるのであれば、どんどん昼寝をした方がいいです。


自分がやるべきことは、周りの目を気にせずに、自分のパフォーマンスを最大化させるために何が必要なのかを考えて行動すること。


自分に矢印を向けて、日々を過ごせるようになれば、働きやすさや生きやすさも向上します。
この投稿の著者
野村 尚史
野村 尚史
執行役員
入社時期:2016年10月1日
経歴:建築構造設計職→採用を含めたHR領域の仕事
担当業務:労務・採用・人材紹介(CA)・人材マネジメント
ニックネーム:のむらさん(皆さん気軽に呼んでくださいね)
私の性格:マイペース
趣味や特技:趣味→ライフログ/特技→寛容な心を持つこと
幸せを感じる瞬間:生きてるだけで幸せ
グッド・クルーの好きなところ:好きとかじゃないんです!自分にとってこの会社で働く意味や価値を感じているのでここに居続けています!
現在の目標:関わる人が自立して自律すること
叶えたい夢:イキイキ生きる人が多い世の中に
投稿一覧