応募率3割超のプロが教えるスカウト活用ノウハウ

母集団形成

応募率3割超のプロが教えるスカウト活用ノウハウ

多くの企業はこれまで就活イベントに出展したり説明会を開催したりして
選考に参加する学生の母集団を作ってきました。

しかし今年はコロナ禍により軒並み中止になり、母集団形成の機会を失いました。
そこでスカウト型採用に学生との接点を求め、非常にスカウト手法の採用ニーズが高騰しています。

特にコロナの影響により学生との直接の接触を減らす目的でウェブ面接を導入する企業が相次ぎ、
コロナの感染拡大が収束した後も一般化する見方が強まっています。

CheerCareer(チアキャリア )でも非常にスカウトからの応募率は
例年のスカウトからの平均応募率が21.8%だったことに対し、
コロナ時期だけのデータをとると、スカウト応募率が40%を超えるデータとなっています。
それほどスカウト採用が有効策となっています。

企業側のニーズとしてもウェブ面接は(集団面接が難しいため)個別対応が主流になるでしょう。
すると選考対象の学生を事前に絞る必要があります。

そこで誰と会うのか、スカウト型は(精緻な)検討に役立つで利用したい企業は増えているのです。

今回はそんなスカウトサービスの活用ノウハウについて
慣れない企業様向けに、業界最高水準の応募率を誇るサービスの裏側を知るからこそ
お伝えできるスカウト活用ノウハウをお伝えしたいと思います。

母集団形成できるスカウト活用ノウハウ

母集団形成できるスカウト活用ノウハウ1 限定感、特別感がある(一斉配信感NG)

これが一番大事なポイントです。
一斉配信で送られてきたものはスカウトとは呼びません。
DMです。

手間がかかる、というマンパワーの懸念はわかりますが
手間暇かけて送ったスカウトに込められた想いはしっかりと求職者に届きます。

Twitterなどでも、「スカウト送られてきた理由が謎・・」など書かれてしまっていることを
見かけたこともありますので、ぜひ【○○さんのプロフィールで△△△を拝見して魅力に感じました。】
という一言を添えましょう。

母集団形成できるスカウト活用ノウハウ2 スカウトを受け取った人だけのメリットがある

スカウトを受け取った後に、
希望者は書類選考へ〜などの導線はナンセンス。

せっかくスカウトを選ばれし人材に配信するわけなので、
「もし、スカウトを承諾いただけるようであれば【1次選考免除】で選考をご案内します」などの
メリットを伝えてあげると効果的です。

母集団形成できるスカウト活用ノウハウ3 平日の日中(火曜水曜木曜)のスカウト配信がおすすめ

スカウトの配信時間も重要なポイントです。
夜間や土日に配信される企業も中にはいらっしゃいますがお勧めしません。
学生がアクティブな時間、かつ開封がされやすい時間帯にスカウト配信することを心がけましょう。
平日日中にすることで、スカウトが承認された後もスピード対応することが可能です。

母集団形成できるスカウト活用ノウハウ4 求職者がとるべき次のアクションや導線が明確

スカウトの文章でよくありがちなミスとして
スカウトを受け取った学生側が「で、この後何をすればいいの?」と疑問を感じてしまうこと。

【スカウトを受ける】ボタンを押してください。
こちらからご連絡しますね。などと今後の導線を明確にしてあげましょう。

母集団形成できるスカウト活用ノウハウ5 誰からスカウトが送られてきたかが明確

これも非常に重要なポイントです。
「こんにちは、採用担当です。」と名乗る会社がありますが、これは非常にナンセンスです。

社長の名前や人事の名前など、選考で実際に関わる人の名前をしっかり名乗りましょう。
オンラインで気軽に予約し易くなったからこそ参加率を維持するためにも非常に重要です。

【株式会社Cheerさんと約束した】ではなく【株式会社Cheerの平塚さんと約束した】と認識させることで
当日の参加率もグッと高まりますし、Twitterなど事前に見て当日望んでくれる学生も増加するので
いいことづくしです。

母集団形成できるスカウト活用ノウハウ

いかがでしたでしょうか。
自社の採用活動ではどれくらいスカウト活用できていましたか?

動画でもスカウト活用ノウハウについて語っています。

これからより1応募の質が問われてくる時代に突入していきます。

下記の心理学に基づく求人原稿作成方法も
スカウト作成に役立つと思います。

より自社にマッチした人材を採用するためにも、
しっかりとスカウト活用ノウハウを身につけてより良い採用活動をしていきましょう。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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