マナー 2022.07.11
【24卒】就活でよく聞く業界・業界研究とは?
就活生の皆さん。
これから就活が本格化してくる中で必ず「業界」という言葉を耳にすると思います。
* 就活で業界って良く聞くけど、そもそも業界とは何なのか?
* 具体的にどんなものが業界にあるのか?
* 業界を調べる必要あるの?
* 業界研究って何をすればいいの?
などなど、業界についての疑問を抱えている就活生の方も多いのではないでしょうか。
今回は就活における「業界」についての定義や、その業界の絞り方・研究についてお伝えしていきます!
特に24卒の方は必見!なので、最後まで読んでいただければ幸いです。
ではいきましょう。
## 就活で良く耳にする「業界」とは
そもそも「業界」とはどういう意味だと思いますか?
業界とは**「自社で取り扱う製品の種類やサービスによって会社を分けたもの」**
という意味。
有名なものでいうと「金融」「商社」「メーカー」などが業界で分類した際に紹介されています。
また各業界は密接に関わりがあります。
例えばメーカーが商品を製造しその商品を商社が仕入れ、小売店が販売します。
一見各業界は離れているようで、各業界は様々な分野で繋がりを持っています。
それでは「なぜ業界分析が就活において重要なのか」を次の内容で詳しくお伝えいたします!
## 業界・業種・職種の違い
業界とよく間違われやすいもので「業種」「職種」があります。
この違いをわからず就活を行っている学生も多いので、違いをしっかり理解しておきましょう。
### 業界と業種の違い
**業種とは「会社が取り扱う事業の種類」になります。**
例えば、メーカーという1つの業界の中でも「食品メーカー」「自動車メーカー」「医薬品メーカー」など、多くの種類があります。
このメーカーごとの種類のことを「業種」といいます。
総務省の「日本標準産業分類」では、20種類の大きなくくりで業種を分類しています。
### 業界と職種の違い
**職種とは仕事の種類を意味している言葉となります。**
例えば、代表的な職種でいうと営業職や企画職やマーケティング職などがあげられ、ここからさらに細かく分類されます。
また、職種が同じであっても、全ての企業が同じ仕事内容を行っているとは限りません。
分かりやすい例でいうと「営業職」の場合、どのように営業をしていくのかは会社によって異なります。
新規顧客を開拓するためにテレアポや飛び込みがメインとなったり、法人に対しての営業なのかなのか個人に対しての営業かでもアプローチの方法は変わってきます。
営業職といっても、企業によって様々なので、入社をする前に確認しておくのも良いでしょう。
## 業界の種類
ここまでは業界の意味とは?という疑問を中心にお伝えしてきましたが、次は業界の種類について詳しく解説していきます。
### 金融業界
金融業界とは、主に金融商品を取り扱う企業のことを指します。
業種では銀行や証券会社、保険会社など。
職種では、営業職やファイナンシャルアドバイザーがあります。
### IT業界
IT業界とは、情報技術を活用してサービス展開する企業のことを指します。
業種ではインターネットやWeb 、通信などが挙げられます。
職種では、エンジニア職やデザイナー職などがあります。
### 不動産業界
不動産業界とは、土地や建物に関わる企業のことを指します。
業種では不動産売買や不動産仲介などがあげられます。
職種では、営業職や事務職などがあります。
### 広告業界
広告業界は、広告に関する様々な仕事に携わっていく業界です。
業種では広告代理店や広告制作などが挙げられます。
職種では、プロデューサー職やプランナー職があります。
### コンサル業界
コンサルティング業界は、企業が抱える様々な課題を解決する業界です。
業種では戦略コンサルティングやITコンサルティングなどが挙げられます。
職種では、コンサルタント職やアナリスト職があります。
### 商社
商社は国内外のあらゆる企業を対象に、自社の商品やサービスを販売したい企業とその商品を購入したい企業の取引を仲介する仕事。
業種では総合商社と専門商社などが挙げられます。
職種では、営業職や事業企画があります。
### メーカー
メーカーとは食品や機械など製品を生産する企業のことを指します。
業種では自動車メーカーや食品メーカーなどが挙げられます。
職種では、商品企画職や製造職があります。
### 人材業界
人材業界とは求職者と企業をつなぐ業界のことを指します。
業種では求人広告や人材派遣などが挙げられます。
職種では、営業職やキャリアコンサルタント職があります。
## 業界の絞り方3選
ここまでそもそも業界とは?という観点から、間違えやすい業界・業種・職種の違いについて伝えてきました。
続いては**業界の絞り方のコツを大きく3つに分けてお伝えいたします!**
### 業界の絞り方①自分の興味・関心のある業界で絞る
まず絞り方の1つ目は**自分の興味・関心のある業界で絞ること。**
もし自分が学生時代の時から興味のある業界などがあれば、その業界から企業分析や業界分析をすることをオススメします。
なぜなら、**すでに自分のやりたいことや、興味があることが明確になっている**から。
就活初期でやりたいことが明確になっている人は、あまりいません。
就活をやっていくうえで、業界研究や自己分析を行い、自分の進みたい業界を絞る就活生も多いです。
その中ですでにやりたい業界が明確になっていることは、とても良いことなので、やりたい業界があるのであれば迷わず真っ先に調べてみてください。
もし調べたうえでイメージと違うなと感じたのであれば、他の業界に変えるのでも構いません。
まずは自分の興味に従って業界を絞り、業界研究を行ってみましょう。
### 業界の絞り方②就活軸に沿って業界を絞る
2つ目の業界の絞り方は**就活軸に沿って業界を絞る**こと。
先ほども少しお話ししましたが、大体の就活生は就活の初期段階でやりたいことが明確に決まっている人は少ないと思います。
その場合は、就活軸に沿って業界を絞ることが良いでしょう。
就活軸を決めるためにはまず**自己分析**が必要になってきます。
自己分析を進めていくということは己と向き合い、自分の「好き・嫌い」や「向き・不向き」を考える時間になります。
何が自分にとってやりたい仕事なのか、自分の性格に合っている業界はどこなのかが、自己分析をするとおのずとわかってきます。
もし自己分析に悩んでいたり、やり方がいまいちわからない就活生は、こちらの記事を読めば、その悩みも解決するので参考にしてみてください。
⇒[「will/can/must」の3視点から自己分析をする方法](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/440)
まずは自己分析を行い、就活軸を作った上で業界を選んでいくのが良いでしょう。
### 業界の絞り方③自分のやりたい職種から業界を絞る
最後の業界の絞り方は**自分のやりたい職種から業界を絞る**ことです。
就活初期の段階で**営業やってみたい**や**マーケティングやってみたい**などの思いがある就活生もいるかと思います。
その場合は、職種から業界を絞ってみるのもおすすめです。
職種で業界を絞ってから業界研究をしてみると、同じ職種であっても業界によっての違いなど見えてきます!
先ほどのも言いましたが、職種といっても企業によって形態は様々です。
自分が企業に入って何がしたいかなのが明確なのであれば、そこから紐解いていくのも一つの手です。
もし、詳しく業界研究についての方法やポイントが知りたい就活生は、下記の文章も合わせて読んでみると、さらに業界を知っていくことができますよ。
⇒[業界研究のやり方を徹底解説!おすすめコンテンツも紹介!](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/943)
ぜひ読んでみてください。
## まとめ
いかがだったでしょうか?
自分の行きたい業界を知ることは、就活にとって必ず必要になってきます。
業界を調べることにより、企業とのミスマッチを防ぐ役割もあります。
色んな業界を調べて業界についての知識量を増やしておきましょう!
また先ほどもお伝えしましたが、**業界分析前に自己分析はやっておくことをオススメします!**
事前にやっておくことで、業界研究がすごくラクになりますよ!
面接で注意するポイントやESの書き方など、就活に役立つ**就活ノウハウ記事**を掲載しているので、ぜひ就活に役立ててみてください。
⇒[就活ノウハウ記事一覧はこちら](https://cheercareer.jp/ip_blogshttps://cheercareer.jp/ip_blogs?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e)
あなたの就活が上手くいくことを、心から応援しています。
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