エントリーシート(ES)で落ちる理由を解説。基本的な書き方を紹介

ES対策

エントリーシート(ES)で落ちる理由を解説。基本的な書き方を紹介

就活の選考における、第一関門、エントリーシート。 「どのように書けば良いかわからない」 「エントリーシートの時点で落とされる」 というように、悩んだり苦しんでいる学生も多いのではないでしょうか。 この記事ではチアキャリアに登録している就活生の**エントリーシートを毎日添削している私が、** 「こんなESは落ちる!」 と思ってしまうような**エントリーシートのNGパターンを10個**皆さんに説明していきます。 成功方法を学ぶことも大切ですが、まず失敗例を知り、失敗しない方法を学ぶことも重要な戦略です。 この記事を読めばエントリーシートの基本的な失敗例がわかります! 是非最後まで読んでください! 会員登録はこちら

1エントリーシートとは?

エントリーシート(ES)とは、**求職者の応募数の絞り込みに使用される、企業ごとの提出書類**のことを指します。 自己PRや志望動機のような定番の記入欄から、企業のオリジナリティ溢れる変わった質問まで内容は様々です。 最近ではWebでの提出を求められることが多いですが、たまに紙で提出しなければならない場合もあります。 エントリーシートは最初の書類選考や面接の資料として使われることも多く、書いてある内容を深掘りされる可能性があります。 ### まずはオープンESを書こう! 個別企業のエントリーシートを書く前に、まずはリクナビのオープンESのような、エントリーシートの頻出項目が盛り込まれたものを1つ書き上げることをお勧めします。 **1つ原本のようなものがあれば、あとは個別のESのために文章をアレンジしていくだけなので、効率的です。** 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 ☞【就活効率化】就活生がまず書くべき「オープンES」とは? 就活記事 ### エントリーシートの各項目の書き方 エントリーシート各項目の基本構造は **結論→原体験→課題→着手理由→創意工夫→学び→もう一度結論** です。 例えば 志望動機であれば、 志望理由→原体験→課題→着手理由→創意工夫→学び→もう一度志望理由 という構造になり、 自己PRであれば、 PR→原体験→課題→着手理由→創意工夫→学び→もう一度PR という構造になります。 エントリーシートの詳細な書き方はこの記事が参考になります。 ☞【内定につながる】人事の心を打つエントリーシートの書き方! 就活記事

2エントリーシートのダメダメパターン10選

ここからは本題である、落選する可能性が高まるエントリーシートの悪い例を10個紹介します! まず失敗例を学び、減点されることを避けましょう。 ### 1.短い 「おい、そんなことかよ!」 と思ったかもしれませんが、毎日添削していると「そんな短くていいの?」というESもしばしば見かけます。 エントリーシートは**短い時点で負けが確定する**ということを肝に命じてください。 就活では常に競争相手がいるということを意識してください。 伝えたいことが多い人と少ない人では、企業がどちらを採用するかは明白なはずです。 記入欄に文字数指定があれば、 **常に8割以上の分量は書く**ということを心がけましょう。 ### 2.敬語を使うか否かが統一されていない 基本的に就活のエントリーシートは敬語を使うかどうか、どちらが良いとは決まっていません。 しかし、「です、ます」「である、する」が混同していると、読みづらく、統一感のない文章になってしまいます。 そのため、**敬語を使うか否かを統一する必要があります**。 敬語を使うか否かが統一されていないのに気づくにはセンスや才能は関係なく、最後に見直しをすればいいだけです。 敬語とそうでない言葉が混じっているままエントリーシートを出したら仕事が雑な人と思われるので気を付けてください。 ### 3.話し言葉が混じっている 大前提として、エントリーシートは書類なので使用する日本語は書き言葉です。 そのため、「話し言葉が混じっている」というのは減点対象です。 「ですが、だけど、けれど、」など、**特に接続詞に話し言葉が混じる**ことが多いです。 これに対する違和感を自覚できない人も多いので、第三者による確認や添削が必要ですね。 ### 4.「てにをは」を適切に使えていない 助詞、いわゆる「てにをは」を適切に使えていないと文章が論理的ではなくなり、読み手に稚拙な印象を与えます。 助詞を間違って使っている極端な例は、「私を走り出す」のような文章です。 このレベルなら多くの人は気づきますが、エントリーシートくらいの分量になると見直しても気づけない人がいます。 そのため、なるべくエントリーシートは **「日本語に強い、文章力のある第三者」に一度見てもらうことをお勧めします。** ### 5.結論から書いていない これも基本中の基本です。 **論理的な文章とは「結論から書いている文章」のことです。** 面接でも「結論から話せない」と論理的なコミュニケーションが取れない人と捉えられてしまいます。 常に設問・質問の答えから書く・話すということを意識しましょう。 ### 6.専門用語が多すぎる これはゼミや研究について書くときに注意しなければなりません。 企業側がその研究内容について明るい場合を除き、基本的には専門用語が多すぎるエントリーシートというのは不適切です。 **専門用語を平易な言葉に言い換えたり、用語に説明を加えるようにしましょう。** 専門分野が一致する業界・職種・企業を受ける場合を除いて、エントリーシートで求められていることは専門性ではなくわかりやすさです。 ### 7.語尾・表現が単調 「~ました。」という語尾ばかりなっているエントリーシートが非常に多いです。 **語尾・表現が単調だと、読み手に稚拙な印象を与えます。** - 時制の違う一文を加える(「です、ます」などの現在形を使う) - 時には体言止めを使う など、表現を豊かにするように意識してください。 これが難しい人も多いと思うので、文章が上手い人からアドバイスを受けるのをお勧めします。 ### 8.主語・目的語が欠落している 日本語という言語はとかく主語・目的語を省略しがちですが、エントリーシートでは「論理的な文章」を意識して、英語のように**主語・目的語を盛り込む**ことを常に意識しましょう。 主語・目的語を省略しても通じる場合は多いですが、しっかりその要素を書いていることで読み手にストレスなく理解してもらえます。 ### 9.読点・句点を適切に使えていない 読点(、)・句点(。)を上手に使えない人も多いです。 「毎日運動している、私はとても健康だ。」のような文章が不適切な例です。 正しくは「毎日運動している私は、とても健康だ。」ですね。 これも極端な例ですけど、エントリーシートで読点・句点を適切に使えていないのはよく見かけます。 「句点を適切に使えていない」というのは面接のダメなパターンでもあります。 「**適度に句点を入れて、文章を区切っていき、一文を簡潔にする**」 ということができていないと、話が冗長であると面接官に思われてしまいます。 ### 10.誤字・脱字がある 「誤字・脱字があるのが良くないのなんて当たり前でしょ!」と 思った方もいるかもしれませんが、大事なことなのであえて伝えます。 これも「1.敬語を使うか否かが統一されていない」と同様に 気づくのにセンスや才能は不要です。 **ただ、慎重・丁寧な姿勢を大切にするだけです。** そしてエントリーシートを書き終えたら、必ず**見直し**をしてください。 PC・文章作成ソフトが自動的に文章を校閲してくれる場合もあるので、利用してみるのもおすすめです。

3エントリーシートは正しい日本語で論理的に書こう

お分かりの通り、上記のエントリーシートのNGパターンはすべて内容面ではなく**「日本語を適切に使えていない」**というものです。 エントリーシートでは、 まず減点されないために日本語を**正しく使い、論理的に書くこと**が大切です。 日本語を適切に使って、初めて土俵に立つことができます。 内容の磨き上げは、それができてからやるべきことです。 自分では気づけないような日本語のミスを発見するには、第三者に添削してもらうことが大切です。 チアキャリアのスキルアップスクールでは定期的に**ES添削サポート**を行っているので是非活用してみてください! ☞[スキルアップスクール | ベンチャー・成長企業からスカウトが届く就活サイトチアキャリア](https://cheercareer.jp/skillup?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e) ### エントリーシートを登録すれば企業からスカウトされるかも!? エントリーシートを書き終わったら、是非チアキャリアのプロフィールに登録してみてください。 チアキャリアのプロフィールは先ほど説明したオープンESのようなものです。 しかし、それだけではないんです。 チアキャリアは**逆求人型の就活サイト**です。 つまり、チアキャリアのプロフィールに登録しておけば企業からスカウトがくる可能性があるということです。 プロフィールには、以下の項目を入力することができます。 * 卒業論文・ゼミ * インターン・留学経験・部活・サークル・ボランティア活動など * 趣味・特技など * 自己評価(長所・強み) * 自己評価(短所・弱み) * 将来の夢・希望 * その他自己PR * アピール資料の添付   これらの項目は多くの企業のエントリーシートで書くことになる項目です。 これらのプロフィール項目を埋めれば、個別企業のエントリーシートには、その内容をアレンジしたものを書いていけばいいだけなので、**就活を効率的に進める**ことができます。 そして、その**プロフィールを見た企業からスカウトが来る**こともあります。 このスカウトを送信しているのは、業界でも注目されている**ベンチャー・成長企業の社長や人事**です。 一斉配信機能がなく、送信できるスカウト数に上限があるため、プロフィールを読んで、**1件ずつ厳選してスカウトを送信しています。** ぜひこの機会に、チアキャリアのプロフィールを登録して、効率的に就活を進め、スカウトもゲットしましょう! 会員登録はこちら
この記事を監修した人
平塚
代表取締役 平塚ひかる
2013年、立教大学在学時からアイ・パッションに参画し、すぐにトップセールスに。
入社4ヶ月目の22歳で最年少執行役員に就任。

会社の成長や就活のあり方を変えるというビジョンへの想いは、人1倍強く、
入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞するなど、常にトップを走り続けるスーパービジネスウーマン。
現在はCheerの代表取締役としてマーケティングや開発・広報・人事なども担当。

学生時代は名だたる有名企業や大手から引っ張りだこで
今でも一緒に働こうとアプローチを受け続けるほど(笑)
就活生への入社支援実績はCheerCareer1です。

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