就活で「趣味」を問われる理由と、効果的なアピール方法

履歴書 2021.04.22

就活で「趣味」を問われる理由と、効果的なアピール方法

4月に入り、履歴書やエントリーシートの提出にも慣れてきた頃でしょうか。 今回取り上げるのは、履歴書のアピール欄に存在する**趣味**の欄。 面談で問われることもありますね。 書式によっては無いものもありますが、【趣味・特技】として項目を設けられているものが多いですね。 「アピールできる趣味なんて無いよ」 「どこまで書いていいの?」 と悩んだ結果、無難に「**読書**」と書いてお茶を濁すことも多いこの欄。 就活において、どんなことを見られており、どんな意味を持つのでしょうか。 就活における***趣味***について、まとめてみました。 ## 企業の人事が見る、就活での【趣味】 就活における【趣味】の位置づけはどういうものでしょうか。 大きく分けて、3つの観点から人事は趣味を判断します。 1. 趣味を通して、応募者の為人(ひととなり)をみる。 2. 趣味を通して、選考や能力判断のフックとする。 3. 趣味を通して、入社後の働き方へつながるかをみる。 それぞれ具体的にみていきましょう。 ### 【人事の視点1】趣味から応募者の為人(ひととなり)をみる 趣味に書かれた内容を、あなたがどんな人なのかを判断する材料に使います。 スポーツや観光といったアウトドアの趣味が好きな方、 読書や映画鑑賞といったインドアの趣味が好きな方、 様々だと思います。 また、一つの趣味を突き詰めるタイプなのか、多趣味に活動するタイプなのかなどもありますね。 その中で、「会社のメンバーと趣味が合いそうだ」とか 「今の社内にはいないタイプだから刺激になりそうだ」といったことの判断材料の一つとするわけです。 なお、特定の趣味を持っているとNG、なんてことはほぼありませんので あなたが好きなことをそのまま記載しましょう。 (公序良俗に反することは辞めておきましょう。) 趣味の有無で、仕事のストレスを発散できるかどうかを見る人事もいます。 ### 【人事の視点2】 趣味を面接での会話のフックとする どれだけ練習しても、面接は緊張してしまうものですよね。 ガチガチに固まってしまうと、思っていることをうまく話せなくなってしまうものです。 面接官の人事の方もそのことをわかっているため、最初に軽く雑談から入り緊張を解そうとするでしょう。 (これをアイスブレイクといいます。) この時に、趣味の話になることがあります。 自分の好きなことは話しやすいはずなので、そのタイミングで話をすることに慣れておくと良いですね。 ただ、あまりにも無難な趣味であったり、「読書」「映画鑑賞」のように単語だけ記載していると 書くことがなくて無理に埋めたようにも見えてしまいスルーされることもあります。 また、間違っても、知らないこと・興味がないことを趣味にかいてしまい 質問されて逆に焦る、なんてことにならないようにしましょう。 ### 【人事の視点3】 趣味から入社後の働き方をみる あなたの趣味の**内容**と**取り組む姿勢**から、あなたが入社後にどんな働き方適性があるかを判断する場合もあります。 **内容**を見る場合、あなたが何を楽しいと感じ、何にストレスを感じるかの判断材料とします。 例えば、知らない人と話すことが多い趣味を持っているならば「新規営業はストレス無く勧められそうかな」と見えますし、新聞を読むのが趣味ならば「最新の経済のインプットは苦もなくできそうだな」と判断されるでしょう。 また、開発系やデザイナー系の職種の場合は特に、「趣味で作っています」という実務に直接つながるケースは別個アピールができるでしょう。 **取り組む姿勢**は、「趣味にどれだけ本気でやっているか、時間を割いているか」です。 必ずしも趣味を突き詰めていることがアピールになるとは限りません。 何かに没頭できる力、というのは「好きなことに対する集中力や探求力がある」というアピールにつながりますが、 一方でどっぷり趣味にのめり込む、ということも仕事に支障がでないか、というマイナスイメージにつながることもあります。 もしも趣味のために、 「どうしても毎日8時には家に帰りたい!」 「絶対にライブ日程に有給をとりたい!」 「断固として盆と年末の休暇は死守したい!」 という強い思いのある方は、面接段階で確認しておくといいでしょう。 ※中には、趣味を大切にする人を支援するために「推しの卒業決定で休暇付与」(参考 1)や「推しメンの記念日は1日休暇」(参考 2)といった福利厚生制度まで作った企業もあります。 ## アピールが苦手な人こそ【趣味】を大切に! 「自分のことをアピールするのは苦手・・・」という人こそ、趣味の項目を大切にしましょう。 趣味は、長所・短所とは違って、その内容よりも主に***うまく話ができるかの会話力・構成力***が重要になります。 ### ▼趣味を効果的にアピールに使うためのチェックポイント #### 単語で答えていないか。 ESでも面接でも、質問に対して「読書です。」「旅行です。」と単語でしまわないように注意しましょう。 せっかくアピールできるチャンス、自分が興味を持っていることについてしっかりアピールしましょう。 #### 聞かれた時に話は広げられそうか 自分の趣味に対するエピソードの話は、志望理由などの**硬いよりも話しやすいはずです。 興味をもっている内容の話を練習にして、まずは趣味からうまく話せるようにしましょう。 どう話せばいいかわからない人は - 趣味は何か - それはどんな趣味か - 趣味になったきっかけは何か - どのぐらいやっているか - なぜ好きなのか / どんなところが魅力か といった項目に沿って話すと伝わりやすいですよ。 特に、趣味があまりメジャーでない時や相手が良く知らない時は どんな趣味かうまく説明できるようにしましょう。 #### 志望動機などと齟齬は無いか 趣味欄に「一人で突き詰めることが好き」と記載して、志望理由に「多くの仲間と一緒にできるところに興味をもった」と書いてしまうと、人事も「結局この人は何がしたいんだ」となってしまいます。 無理やりそれぞれの項目を埋めることよりも、一貫性を持ったアピールになるように意識しましょう。 ## アピールに繋がる趣味の書き方 「趣味についてうまく話せるか」ということ自体がアピールにつながる、ということを前述しましたが、 書き方によってその内容もアピールにつなげることができます。 ### アピールにつながる趣味のポイント1 長所につなげる 例えば*「趣味は海外ドラマの視聴です。最初は吹き替え版を試聴していましたが、より楽しみたいと思い、英語と中国語を勉強して今では字幕無しでも楽しめるようになりました。」* と書くと、そのまま語学力アピールになります。 趣味を通して身につけた技術・能力と絡められないか考えてみましょう。 特に、入社してから仕事で求められそうな能力と関連させると大きな強みになるでしょう。 ### アピールにつながる趣味のポイント2 こだわりで差別化する 「趣味は読書です。」で終わってしまうと他の人との差別化はできません。 続けて、*「ロシア文学が好きで、月に10冊は読んでいます。近代ロシア文学を読むことが多く、特にチャールズ・ディケンズが最近のお気に入りです。」* まで書くと、本当に興味があって取り組んでいることが伝わりますし、それだけでもあなたのことを印象付けることができます。 趣味の中で自分がこだわっていることやエピソードを加えてアピールしましょう。 ### こんな趣味は気をつけよう! *「趣味はお酒です。お酒に強く、毎日のように飲み会をして仲間と盛り上がっています。」* 志望企業の飲み会文化などにもよりますが、ハメを外しすぎてお酒で失敗しないか、と不安を与えてしまう可能性があります。 量や頻度よりも、お酒へのこだわりや盛り上げ力をアピールすると良いでしょう。 *「趣味は競馬で、基本的に勝ち越しています。最高で20万勝ったこともあり、日頃から分析力をきたえています」* ギャンブルのアピールは基本的に避けた方が良いでしょう。 「馬が好きなので、牧場や競馬場に通っています。趣味が昂じて、乗馬ライセンス3級をしました。」 という形であくまで賭け事と関係ない位置づけであれば比較的問題はありません。 ## まとめ 長所・短所やガクチカと比べて**おまけ**扱いされがちな【趣味】ですが、 その分一番伝えたい話題の手前の練習や、プラスアルファのアピール要素として活かすことができます。 この記事を読んで「もっとしっかり趣味のアピールをしよう!」と思った方は 早速CheerCareerのプロフィールを埋めてみてくださいね! 趣味からあなたに興味をもった企業からスカウトが届くかもしれません。 プロフィール登録はこちら https://cheercareer.jp/mypage --- 参考資料 【参考 1】 ねとらぼ | 「推しの卒業決定で10日間の有給付与」 “オタ活”への理解が深すぎる企業に「最高の会社」「まじでホワイト」の声 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2103/14/news021.html 【参考 2】 PR TIMES | ジークレスト、「推しメン」の記念日が休暇になる「推しメン休暇」制度などをはじめとした福利厚生制度「STYLEプラス」を導入 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000008134.html
この記事を書いた人
Showgo
アプリもwebもインフラもサーバーもミドルもフロントもデザインも配線も企画もマネジメントも設計もコーディングもやる元営業のフルスタックエンジニアです。最近アプリからwebに戻ってきました。ここ一週間で8000行以上書いているようです。

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