【第二新卒向け】要チェック!失敗しない企業選びのコツ5選

自己分析

【第二新卒向け】要チェック!失敗しない企業選びのコツ5選

「そろそろ転職したいかも」
そう思ったタイミングで読んでいただきたい記事です。

第二新卒のみなさん、
将来のため、理想の会社選びのため「失敗しない企業選びのコツ5選」
CheerCareerと一緒にこの記事で学んでみませんか?

第二新卒の定義って何だっけ?

第二新卒の定義

実は、第二新卒にハッキリとした定義はありません。
一般的には「新卒で入社して3年未満の求職者」を指すことが多いですが、
企業によって扱いも異なるため既定の年齢や社会人経歴の定義はありません。

しかし、一般的には
4年制大学卒業とした場合は25~26歳ぐらいまで。
社会人歴では3年目~4年目の年代になってくるでしょう。

新卒と第二新卒、既卒の違い

新卒:新規卒業者の略称で、学校を卒業後その年に就職する人。
第二新卒:学校を卒業して企業に就職したのち、1~3年以内に転職をする人。
既卒:学校を卒業後、一度も正社員として就職したことがない人。

ちなみに、新卒との違いCheerCareerでは
社会人1年目~3年目も第二新卒として
「会社で働いた経験がある」という定義付けをしています。

入社3年目の離職率は30%

入社3年での離職率が約30%ということをご存知な方も多いはず。

新規学卒者就職率と3年以内離職率
参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00003.html

まずは「3年間勤めないと…」という意見もありますが、
おおかた仕事も覚えてきて自分にできることも増えて
さぁ次のステージ、と転職先を探す方が多いのが
いわゆる3年目、4年目のタイミングですよね。

だからこそ、新卒でも既卒でも中途でもない
「第二新卒」という言葉が生まれたのですが、
そもそも入社してから3年目の退職理由ってなんでしょう?

実際に、ランキングを解剖してみましょう。

第二新卒として転職に踏み切ろうと思った理由ときっかけ

第二新卒として転職したいと思った理由ランキング

転職理由ランキング(Re就活登録会員対象「就職・転職活動に関するアンケート」調査レポート 2019年11月版)
参考:https://service.gakujo.ne.jp/data/survey/questionnaire201911

1位:残業を減らしたい、休日を確保したい(31.8%)
2位:もっと人間関係・雰囲気の合う職場で働きたい(30.0%)
3位:給与・年収をアップさせたい(29.3%)
4位:もっとやりがい・達成感のある仕事がしたい(23.3%)
5位:もっと会社の風土や考え方が合う会社で働きたい(20.8%)

1位から5位をまとめると
①プライベートを重視したいタイプ
②価値観が合った会社で働きたいタイプ
②成長・やりがいを追求したいタイプ

といった3つの大きなタイプに分類できそうです。

自分がどの理由に近しいか、考えてみると企業選びの参考になりそうですね!

実は知ってると強い?!企業が考える第二新卒を採用するメリット・デメリット

では、逆に第二新卒を採用する企業側のメリット・デメリットも知っておきましょう。

  • あえて第二新卒を採用したい!という企業が何を求めているのか?
  • 人事が、第二新卒を採用する際に意識しているポイントは?

ここから先は、企業側の視点で見ていきましょう。

企業が考える、第二新卒を採用するメリット

  • ビジネスマナーが身についているから教育コストが少なく済む
  • 社会人経験があるので新しい職場でも馴染んでいきやすい。
  • 仕事において基本的な対応、敬語などができる。
  • 新卒に比べ早く業務に慣れることができる。
  • 転職層よりも企業理念や社風に柔軟に向き合える。

新卒または転職層と比較した際の第二新卒を採用するメリットは、
仕事のやり方や基礎、成果の出し方など自分のなかで確立していること。
つまり、社会人としてのベーシックスキルが身についていることなんですね。

では、逆に第二新卒を採用する企業側のデメリットも見ておきましょう。

企業が考える、第二新卒を採用するデメリット

  • 早期退職のリスクがある
  • 過去の経歴や能力によっては新卒と同じ内容の教育研修を実施する必要がある

第二新卒を採用する企業が感じている最も大きいデメリットは、
短期間で前職を離職しているがゆえに、
自社で採用した際にも早期退職のリスクがあるということです。

だから、
「入社してもすぐ辞めてしまうのでは?」
「採用したらマズい理由があるのかも?」

という意見を人事は持っているのです。

しかし!!
このネガティブな意見をひっくり返すことができます。

それは、、
面接時は採用担当者の懸念点や不安を払拭する応答を心がけること。

第二新卒として転職する際の面接では、

  • 退職の理由や転職の理由をポジティブに伝える
  • 自身が進みたい方向性やキャリアプランを明確に伝える
  • 就職希望先の企業のビジョンや理念に自分の進みたい方向性を重ねる など、先方人事が納得できる理由を伝えましょう。

いざ転職!失敗しない企業選び5つのポイント

失敗しない企業選びのコツ①前職で得た学びや評価をもとに自己分析をする

「こんな会社辞めてやる!」とスピード退社するケースも少なくありませんが、
やみくもに始めてもなかなかうまくいきません。

まずは前職で得た学びや自分の強み、評価ポイントを書き出して
それを活かせる職場選びをしていきましょう。

これが最もミスマッチを減らせるポイントです!!

書き出した内容から、
理想のキャリアプランに近づける転職にするために

  • どのようなスキルを身に付けるべきか
  • どのような経験を重ねていくか
  • どのような環境であれば強みが発揮できるか を分析しましょう。

失敗しない企業選びのコツ②転職先に求める条件を絞り込み、自分に合う企業を選ぶ

転職サイトはどこを登録したらいいかわからない…
こんな悩みもあるかと思います。

転職サイトは有名サイトから特化型まで様々ですので
理想の企業像にそってサイトを登録しましょう。

そのうえで、理想条件を絞り込み、マッチした会社を探します。
自分の求める会社が見つかったらエントリー!です。

失敗しない企業選びのコツ③志望動機と自身のキャリアビジョンをリンクさせる

先ほど書いたように、第二新卒の転職理由ランキング上位は
「プライベートも充実させたい」
「人間関係がもっと自分に合ってる会社に行きたい」
「もっと自分の成長に繋がる仕事がしたい」
といったものでした。

あくまで転職活動は、
理想のキャリアプランを実現するための活動ですので、
応募先企業でどのような経験を積んでいきたいのか、
志望動機と将来のキャリアを納得感もって説明できることが非常に重要!

企業選びの際も、
本当にその企業で理想のキャリアが実現できるのか?
これまでの経験や転職前の自分と向き合ってみてくださいね。

失敗しない企業選びのコツ④ネガティブな退職理由をポジティブに伝える

採用担当者は第二新卒を採用する際、
「早期退職のリスク」を懸念します。

「人間関係が悪かった」
「ブラック企業で残業ばかりだった」
「上司が評価してくれなかった」など、
退職理由がネガティブなものだったとしても
ストレートに伝えるのは面接官への印象もあまり良くありません。

例えば、「上司が評価してくれなかった」という場合は
「自分の力をもっと新しいステージで試してみたいと思った」というように、
ポジティブな言葉に変換して伝えてみてください。

失敗しない企業選びのコツ⑤内定が出てから退職届を出す

企業選びとは少し離れますが、退職届けを出すタイミングは要注意です。

転職活動を始めたからといって、すぐに内定が出る保証はありません。
内定が出たとしても本当に理想の環境であるか確かめるのが安心です。

また、転職を決めてから現職の雇用規定を再確認しておくことも大事。

退職告知期間によっては、
内定から入社まで転職先に待ってもらう必要が出てきますので、
現職の職場にも転職先にも迷惑をかけることになりかねません。

転職先には、退職する時期と引き継ぎ期間を逆算した入社日を伝えましょう。

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いかがでしたでしょうか?
第二新卒の皆さんの転職活動に少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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