18卒先輩社会人が【3ヶ月で営業をクビ】になったお話

自己分析

18卒先輩社会人が【3ヶ月で営業をクビ】になったお話

こんにちは、∠macchaです。 今回は久しぶりに自分のことをお話したいなと思い、 このタイトルで記事を書き始めました。 最近、人事として面談やセミナーに登壇することも増え、 学生さんに自分のキャリアの話をする機会が多くなってきました。 そうして反復するうちに **これは今の就活生に伝えておくべきだな** と思うようになったお話です。 ## 「やりたいこと」よりも「できること」を前提に考える 今日の主題です。 企業を探すときに1番に考えることって、 **やりたいこと**じゃないですか? 実際に学生さんからもよく、 「自分のやりたいことが見つからないんです」 ってお話は聞きますね。 もちろんやりたいことを考えるのは重要なんですよ。 ただ、その前提として**できること**は考えておいてほしい。 ## 自分の就活軸が間違っていた 僕はこのアイ・パッションに入社した際、 **営業職**で入社をしました。 当時は営業職しか募集がなかったんですよね。 ただ、僕は元々ガチガチの理系学生。 大学で学んでいたのはクリエイティブなスキルばかり。 - プログラミング - 3DCG - 音響 - 動画制作
メディア系の学部だったので本当に幅広くやってましたし、 おかげで就活のときは**職種**で色んな会社を選べました。 ただ、実際にインターンで働いてみると、 意外と自分が企業に対して持つ不満は仕事内容などではなく、 **人への不満**だったんです。 #### この人とは考えが合わないな #### あの人やりづらいな こういったことばかり思っていて、 **「あぁ、俺は一緒に働く人で1番満たされたいんだ」** という結論に至ったんですよね。 そこからはすごい方向転換しました。 **人**にフォーカスを当てて、 本当にいろんな業界・職種の会社を受けましたね。 ## 「やりたい」だけでアイ・パッションを選び、失敗 そんな中で自分の中でハッときたのがこの会社。 アイ・パッションだったわけです。 自分の求めていた「この人たちと働きたい」という **やりたい**の意思だけで承諾を決めました。 そうして初めてのキャリアを、 アイ・パッションの、 営業職で迎えたわけです。 ただ、絶望的に**営業のセンス**がなかった。 **「できること」**を考えてなかった。 理系的な性格もあってか、 僕の話し方は根拠を重ねた「理詰め」のような営業。 相手が気持ちよく買ってくれるわけありません。 同期は初めての受注をあげる中、 自分は売り上げ0。 絶望。 そうして僕は入社**3ヶ月**で営業をクビになったわけです。 ちなみに、この会社を選んだことは後悔もしてないですし、 失敗だとは今も思っていません。 あくまでも、**ファーストキャリアとして躓いた**という失敗です。 ## やっぱり人間、向き不向きはある 結果的にいま、僕は別の部門で成果を出して、 それなりな立ち位置を築いています。 ただ、僕のこの3年間の社会人キャリアで、 1番大きな学びがあるとすれば、 **向き不向き**は絶対にあるということ。 もちろん、何年も経験を積めば克服も出来るし、 いま営業をすればもう少しまともな成果も出せたと思います。 でも、ファーストキャリアでその賭けはハードルが高い。 「やりたいこと」があるのは本当に良いことです。 でも、それを焦って1年目からやろうとしない。 まずは**「できること」**から土台を作ることも大事です。 - 自分はどんな経験をしてきたのか - なにか成功体験はないか - 活かせる能力はないか
**自分のできること**という自己分析をして、 そこから企業・職種を絞っていき、 2歩、3歩先の**やりたいこと**への道すじ(キャリアビジョン)を考える。 僕と同じ崖っぷちに立たないためにも、 ぜひ皆さんの就活に生かしてほしい学びの共有です。
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