【業界研究】24卒就活生必見!メーカーの概要や今後の動向について解説!

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【業界研究】24卒就活生必見!メーカーの概要や今後の動向について解説!

皆さん、こんにちは。
突然ですが、皆さんはメーカー業界についてご存じでしょうか。

メーカーとはモノ(製品)を生産する企業のことで、製造業とも呼ばれています。
テレビや食品から住宅まで、皆さんの周りには本当に様々な製品であふれています。

また、テレビやyoutubeで流れているCMで紹介されている製品も当てはまります。
上記のようなあらゆる製品の製造を担うのがメーカー業界です。

就活を始めると業界研究を行うと思いますが、メーカー業界は恐らく皆さんにとって最も身近な業界なのではないでしょうか。
メーカー業界と聞くと、皆さん何かしらのイメージがパッと浮かぶと思います。
筆者の就活時代も普段の生活で知っている企業であるからこそ親しみがあり、メーカー業界を目指す友人が多かったです。

日本メーカーの製品は品質や性能が高く、今でも世界的に高く評価されています。
「Made in Japan」は多くの国で消費者にとって安心して買える製品の証明となっており、ブランドとしても確立されています。

ということで、前置きが長くなってしまいましたが本日はメーカー業界について皆さんにご紹介していきます。
それではさっそく始めていきましょう。

メーカーとはどのような業界か

まず、メーカー業界とはどのような業界かについてご説明します。
製造業とも呼ばれますが、今回の記事では以降メーカー業界に記載を統一します。
メーカー業界で扱う製品は本当に多岐にわたります。メーカー業界で作られた製品で、今の便利な生活が成立していると言っても過言ではありません。

メーカー業界の幅広さをお伝えするため、下記に総務省が定めたメーカーの分類についての紹介リンクを貼ります。
ぜひ確認してみてください。
https://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/02toukatsu01_03000044.html#e
また、豆知識として製品を作るメーカー業界と似ている業界との違いをあげます。
1つ目は建設業界です。
建設業界もメーカー業界と同様モノを作る業界ではありますが、作ったものを地面に固定するかどうかで業界が変わります。
具体的には家やビルなど地面の上に固定するモノを作るのは建設業界で、モノを固定しなかったり地面ではなく床面に設置するモノを作るのであればメーカー業界の分類になります。
他には飲食サービス業界が挙げられます。
飲食サービス業界ももちろん料理を作りますが、それと同時にお客様へサービスも行うためメーカー業界とは異なります。
あくまでもモノを作り、販売するまでがメーカー業界となります。

メーカー業界の仕組み

次にメーカー業界の仕組みについてみていきましょう。
メーカーは手がける製品によって大きくの4つに分類できます。
①素材メーカー
②部品メーカー
③加工・組み立てメーカー
④自社生産メーカー
上から1つずつ詳細をご説明します。

①素材メーカー

様々な製品のもととなる素材を製造するメーカーです。
鉄鋼やガラス、セメント等があり、その原材料を世界各国から調達しています。

②部品メーカー

素材メーカーが製造した素材をもとに完成品メーカーの部品を開発・生産するメーカーです。
完成品メーカーとは自動車や家電など完成して利用できる状態に製品を製造しているメーカーのことです。
自動車はタイヤやハンドル、座席等いろいろな部品からできています。それらの部品を製造しているのが部品メーカーです。
完成品メーカーが販売する製品技術には部品メーカーが開発を行ったものが採用されることも多々あり、
企業の規模が小さくても世界シェアトップを誇る企業もあります。

③加工・組み立てメーカー

素材メーカーで生産されたモノを部品に加工し、それぞれのパーツを組み合わせてひとつの製品に仕上げます。
部品メーカーでつくられた自動車部品を組み立てるメーカーが例として挙げられます。

④自社生産メーカー

自社で素材を研究・開発・生産し、それをもとに組み立てから1つの製品に仕上げるまでを1社で一貫して行うメーカーです。
最近はコンビニ等でもよく見るPB(プライベートブランド)製品もこれに当てはまります。

また、メーカーは販売先によっても2つに分類できます。
BtoB(企業向けの製品を作っている)
BtoC(一般消費者向けの製品を作っている)
素材や部品、加工・組み立てメーカーは企業向けに製品を作っているためBtoBに分けられます。
自社生産メーカーは消費者への販売まで一貫して行っている企業もあり、そういった企業はBtoCに当てはまります。

メーカー業界の現状と展望

それではメーカー業界の基礎を固めたところで、メーカー業界の現状と展望についてもお話しします。
メーカー業界では技術者や研究者の人材不足が長きにわたって課題となっています。
その一方、以下2つのキーワードがメーカー業界のキーワードとなっているため、ご説明します。
第4次産業革命
Connected Industries

第4次産業革命とはIoT・ビッグデータやAIなどの技術革新を指します。
ICTの発達によりありとあらゆる情報をデータ化し、集約したうえで分析・活用することにより新たな経済価値が生まれると言われています。
また、情報分析のみでなく、AIの発展で機械では難しいとされていた動きもできるようになり、人材不足に寄与できることを期待されています。

Connected Industriesはこれからの日本の産業が目指すスタイルとして経済産業省が発表しました。
「モノとモノ」「人と機械」「人と技術」「企業と企業」「人と人」「生産者と消費者」など、
国や世代を超えた様々なつながりによって新たな付加価値を生み出していく産業社会を指します。

メーカー業界の仕事内容

最後にメーカー業界にはどのような仕事があるかをご紹介します。
①営業
製品を提案・販売し、新規ルート開拓も行います。

②生産管理
製品の一定の品質を保ちつつ、需要にあった適切な製造量となるよう計画を立て、生産ラインと製造量を管理します。

③商品企画
市場のニーズを調査・分析し、新製品の提案や既存製品の改善を行います。

④研究開発
製品の開発を行います。素材メーカーでは素材研究、部品メーカーでは技術開発を行います。

⑤製造
生産ラインで実際に製品を製造します。

⑥宣伝・広報
製品の認知度を上げるためにメディアやSNSを活用して製品の情報を発信します。

⑦資材調達
製品を作るための素材や資材を調達します。

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最後に

いかがだったでしょうか。
業界メーカーについて少しでも興味を持っていただけたり、新しい情報を得ていただければ嬉しいです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
マツモト

新卒で不動産仲介の営業として就職。
その後、約1年で退職し某プログラミングスクールでの学習を経て
2020年1月からCheerに入社。
文系体育会出身からエンジニアとして活躍するため、日々奮闘中。

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