既卒が面接で聞かれることとその対策について解説!
皆さん、こんにちは。
あっという間に1年が過ぎ、新年に突入しましたね。
就活の状況はいかがでしょうか。
皆さんの納得のいく結果となるよう、最後まであきらめずに頑張ってください。
さて、既卒で就活を行う方は皆さんの周りにどれくらいいるでしょうか。
もしかしたら自分だけかも、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、このコロナ禍でそのような方は決して少なくはありません。
実際、厚生労働省と文部科学省による令和3年3月大学等卒業者の就職状況の調査結果では、就職率は96.0%でした。
これは前年同期を2.0ポイント下回る結果となっており、前年より既卒の学生は増えています。
だからもし、既卒は自分だけかもしれないと焦っている方がいらっしゃるのであればそんなことはありません。
コロナの影響で既卒者の人数は増えており、皆さん同じように頑張っています。
(参照URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00016.html)
上記のような悩みをお持ちの方の役に少しでも立てるよう、今日は既卒の就活についてお話ししたいと思います!
既卒とはそもそも何のか、学生時代の面接内容と違うのかなど、既卒が面接で聞かれることや既卒の就活対策方法について紹介していきます。
既卒で就活を頑張ろうと思われている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
それではさっそく始めましょう。
そもそも既卒とは?
まず最初に、そもそも既卒とは何かについてご説明します。
既卒や第二新卒などの言葉をよく聞くと思いますが、その違いをご存じでしょうか。
既卒は学校を卒業後、一度も正社員として就職したことがない方々を指します。
一方、第二新卒は学校を卒業して企業に就職したあと、1~3年以内に転職をする方々を指します。
ですが、上記はあくまで一般的に言われているもので、明確に定義が決まっているわけではなくそれぞれの企業で定義を設けている場合もあります。
厚生労働省の定義では既卒は第二新卒の中に含まれます。新卒、第二新卒、中途で分類されています。
既卒者を受け入れる企業が増えている
2010年ころに3年以内の既卒者は新卒枠で応募できるよう「青少年雇用機会確保指針」が改正されました。
そして、2020年10月には新型コロナウイルスの流行が就活に影響を与えているとし、この方針を遵守するよう要請が出されました。
そのため、既卒者を受け入れる企業は増えてきています。
マイナビの調査によると、既卒者を新卒として受け入れるとする企業は2012年卒では32.9%しかいなかったのに対し、2022年卒では54.1%と21.2ポイントも増えています。
しかし既卒者が就活を行う際、既卒者を募集している企業を探せなかったり、既卒者の募集が少ないと悩んでいる傾向があります。
しかし、これには企業は既卒者を受け入れているということを明記しないことが原因の一つにあります。
マイナビの調査によると、自社のホームページでは約半分の企業が既卒者を受け付けていることを明記していないことがわかります。
(参照URL:https://career-research.mynavi.jp/report/20210810_12758/#45)
そのため、既卒者は上記のギャップを知り、明記されていない企業にも積極的に応募することをオススメしたいです。
既卒の面接だとこんな質問をされる!
積極的に応募できることを知ったうえで、次に面接対策を行いましょう!
既卒者に対する面接でよく聞かれる質問と、その質問にどう答えたらよいかをご説明します。
既卒者に対し、必ずと言ってもいいほど聞かれる質問は以下2つです。
面接で質問にスムーズに回答できるよう、面接前に自分の考えを整理して臨みましょう。
①なぜ既卒になったのか?
この理由は、新卒の就活がうまくいかなかったもしくは
あえて就活をしなかったの2パターンに分かれるかと思います。
それぞれで回答は大きく異なるため、それぞれ見ていきます。
新卒の就活がうまくいかなかった人
正直に理由を話しましょう。ただ、就活に失敗したことのみ伝えてしまうと、面接官から「どの企業も欲しがらない人材なのではないか」と疑われてしまいかねません。
必ず「なぜ新卒の就活がうまくいかなかったのか」の自己分析結果を交えて話しましょう。
面接の際には業界を絞り込みすぎてしまっていた、大手ばかり受けてしまっていたなどの具体的な理由と、それを反省していることを伝えます。
そして、既卒の就活では新卒での失敗を生かしてどう行動しているかを、前向きに面接官に話しましょう。
新卒時にあえて就活をしなかった人、できなかった人
一方、あえて就活をしなかった人は、既卒での就活を決意した理由を話しましょう。
ここを明確に伝えられなければ、面接官から計画性がない、危機感がないなどと思われてしまう可能性があります。
自分のやりたい仕事がわからなかった方は、当時を反省していることをしっかり伝え
そのうえで、これからどうしていきたいかを前向きに話しましょう。
②既卒の間、何をしていたか?
この質問の意図として、その期間に何をして、何を学んだかを面接官は知りたがっています。
業務に役立つ資格を勉強していた、業務に生かせるバイトをしていたなど、応募した企業に関連する取り組みを話しましょう。
自分でどのように考えて、計画的に行動していたかを伝えることが大切です。
一方、既卒の数年間を就活をせずに、バイトなどをされていた方もいらっしゃると思います。
そういった方は数年間バイトをしていた中で、なぜ就活をして正社員になろうと思ったのか
今の生活を変えようと思ったきっかけを面接官に伝えましょう。
面接対策のために自己分析をやり直そう
面接でどのような質問がされるかがわかったので、次は対策をしていきましょう。
面接対策で最も重要なのは自己分析です。
上記でもお伝えした通り、既卒者は学生時代の活動だけでなく卒業後の経験やそこで学んだことを聞かれます。
新卒時に十分自己分析は行ったという方も、ぜひもう1度やってみてください。
下記のリンクに自己分析に関する記事も多くあるので、そちらを参考にやってみましょう。
CheerCareerの自己分析対策記事はこちら
☞https://cheercareer.jp/ip_blogs?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e
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最後に
いかがだったでしょうか。
この記事が少しでも皆さんお役に立てれば嬉しいです。
既卒での就活を選ぶことは勇気のいることかもしれませんが、長い人生スパンで考えれば良い選択ではないかと考えます。
悩まれている皆さんの背中の後押しをCheerCareerでは全面的にサポートしております。
既卒となり、就職活動の仕方や企業が見つけづらいという悩みがある方はCheerCareerのキャリアエージェントに相談してみてください。
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納得いく就活となるよう応援しておりますので、最後までやり切ってください。
記事を読んでいただきありがとうございました!