今注目される成長産業「介護業界」にベンチャーが進出!

市況分析

今注目される成長産業「介護業界」にベンチャーが進出!

皆さんは、介護業界にどんなイメージをお持ちですか?
一般的には、きつい、きたない、きけん(3K)のネガティブなイメージが強いかもしれませんが、
近年ではそのイメージを覆す企業が沢山あります。

私は過去に、訪問入浴・訪問介護サービス会社で働いたことがあるため、今回はその経験をもとに介護業界の市場や新たな介護ビジネスについてご紹介していきます。

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介護業界が直面する超高齢化社会について知ろう!

高齢人口が急速に増加し、高齢化社会が深刻化されているのはご存じですよね。

実はこの高齢化社会には、「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の3つの段階があり、
その定義についてはあまり知られていません。

日本では、2007年に高齢化率21%を超えた「超高齢社会」を迎えました。
総人口は2018年10月1日時点で1億2,644万人。
65歳以上の高齢化率は28.1%です。(3,558万人)

「高齢化社会」人口を占める65歳以上の高齢者の割合が7%を超えた状態
「高齢社会」高齢化率が14%を超えた状態
「超高齢社会」高齢化率21%を超えた状態
日本では、2007年に高齢化率21%を超えた「超高齢社会」を迎えました。

令和3年10月1日現在の総人口
1億2,550万人。
65歳以上人口は、3,621万人となり、高齢化率は28.9%となった。

今後も超高齢化社会は加速するとみられ、
令和18年(2036年)には、33.3%
令和47(2065)年には、38,4%
という予測データが出ています。
令和4年版高齢社会白書(全体版)

超高齢化社会の深刻化と同時に2008年から人口減少も始まり、労働力人口の減少、増税、家族の負担などが問題視されています。

どうなる?日本の超高齢化社会の対策

超高齢化社会における日本の対策は主に3つ。

  1. 定年の引き上げ(60歳から65歳に引き上げ)
  2. 介護ロボットの導入
  3. 介護サービスの充実

その中でも特に注目したいのが③介護サービスの充実です。
夫婦ともに65歳以上の世帯などが増加している中で、家族の精神的・金銭的負担は避けられません。

この問題を解決するために1997年介護保険法成立。

高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みにより、福祉サービスや保健医療サービスが総合的に受けやすくなりました。

そこで期待されているのが介護業界です。

危機迫る!2025年介護難民問題

介護が必要であるのに介護が受けられない介護難民が、
2025年全国で約43万人、東京圏で13万人まで上ると発表されています。
(2015年民間の有識者会議「日本創成会議」発表)

要介護者が増える一方、介護職の数は不足しているのが大きな課題。

これを解決するために介護業界のネガティブなイメージを覆し、介護の担い手を十分に確保することが早急に求められています。

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コロナ禍で注目される成長産業「介護業界」

ネガティブなイメージがある一方、社会貢献性が高くやりがいがある仕事として注目されているのも事実。
今後の超高齢化社会・介護難民問題に対して、直接影響のある介護業界は成長産業として期待されている業界です。

また、withコロナ、afterコロナの時代において、社会生活維持のための必要な仕事として「介護業界・福祉業界」は再注目されており、転職や就職にも人気が出始めています。

期待される介護ビジネスにベンチャーが新しい風

少子高齢化が進み、核家族化や老老介護などの問題を抱える世帯が増加。
2025年介護難民問題を前に、成長産業である介護業界では、新たなビジネスに挑戦するベンチャー企業が出てきています。

今回はベンチャーの中でも高齢者ニーズ応える新サービスを展開する企業や、介護業界のイメージを覆すような取り組みをしている企業を厳選紹介します。

ドクターメイト株式会社

『すべての人生を右肩上がりにする』をミッションとして、介護をする人・介護を受ける人・介護に関わるすべての方が安心して暮らせる未来を実現するを掲げています。
介護に携わる新事業の立ち上げも進めています。

ドクターメイトのサービス領域は医療介護系ですが、提供サービスは『ITサービス』。
ITサービスの普及をすすめ日本の大きすぎる社会課題の解決に繋がります。

▼ドクターメイト株式会社
https://cheercareer.jp/company/offer/4293/7297

株式会社RARECREW

【シニア × 〇〇】という事業で新サービスの立上げに積極的な介護ベンチャー。
15兆円を超えるビッグマーケットでさらにシェアを広げるために、
SPA・リゾート・流通・衣料など幅広い分野における『総合プロデュース会社』として成長しています。

また、産休・育休は取得率100%。福利厚生や社内イベントも充実しており、
社員の働きやすさやキャリア形成も重視した組織風土が魅力。
成長産業で新たな介護ビジネスに挑戦したい方にはピッタリの環境です。

▼株式会社RARECREW
https://cheercareer.jp/company/detail/3738

株式会社ライフデザイン・フローラ

東京都世田谷区に事業所を展開、地域密着型のサービスが強みの介護ベンチャーです。
近年は「要介護になっても住み慣れた地域で暮らしたい」というニーズが高く、ライフデザイン・フローラでは、
身体介護・居宅介護支援・訪問歯科・障害福祉サービス・プライベートサービスの展開により地域での生活をトータルサポート。

また、年2回のボーナス制度や資格取得支援制度もあり、
新卒未経験~介護福祉士取得~ケアマネージャーまでの一人一人のキャリアプランも実現可能。
介護業界のプロとして成長できる環境があります。

▼株式会社ライフデザイン・フローラ
https://cheercareer.jp/company/detail/3892

株式会社global bridge HOLDINGS

創業13年の東証上場企業。
「福祉×ICT」で人口問題を解決することをミッションに、介護・保育・ICT事業を展開。

高齢者介護施設と保育施設の併設施設における高齢者と子どもの世代間交流を推進し、地域共生社会の実現への取り組みが特徴。保育ロボットVEVOの開発も手掛けている。

時短社員及び産育休取得実績あり。
看護休暇や介護休暇のサポート制度、充実育産休制度、時短勤務制度なども充実しており、安心して長く働ける環境づくりにも取り組んでいます。

▼株式会社global bridge HOLDINGS
https://cheercareer.jp/company/detail/3711

介護業界については動画でもまとめてみました。

社会貢献性が高くやりがいがある仕事として
今後の超高齢化社会・介護難民問題に対して、直接影響のある介護業界は成長産業として期待されている業界。

ぜひチェックしてみましょう!

関連記事:医療業界のベンチャー企業ってどんな感じ??イマドキの医療ベンチャー企業さんのご紹介

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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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