ワンランク上の面接対策~PRの仕方を考えよう~

面接対策

ワンランク上の面接対策~PRの仕方を考えよう~

コロナの影響で時代が徐々に変わると同時にオンライン化が進み、
オンラインにて選考を受けている人がほとんどではないでしょうか?

面接では当たり前ですが、たくさんの質問が投げかけられます。
「ガクチカ」「長所と短所」「幼少期の頃の話」「モチベーション」などなど。

ありがちな質問かもしれませんが、面接官が質問したことについて、
なにも考えずに受け答えをしていませんか?

今、心の中で「自分のことだ!(グサッ)」となった方は要注意です。

今回は面接での受け答えでの、
ワンランク上のやり方を紹介していきたいと思います。

ワンランク上の面接対策~自己PRの仕方を考えよう~

1.面接官の現状

面接官はみな、目的をもって質問をしています。
ここでの目的とはミスマッチを防ぎ採用することです。

そしてその目的を果たすために、
学生が自社の求めている人物像かを確かめる質問をします。

だからこそ、あなたはその意図をしっかりとくみ取ったうえで、
自分自身をPRする必要があります。

そうすることで、面接通過の切符はあなたのものです!

2.面接でどのように自分自身をPRするべきか?

1にて、『面接官の質問の意図を汲み取ったうえで自分自身をPRするべき』と
お伝えしましたが、あまりイメージがつかないと思うので
具体例を用いて説明をしていこうと思います!

「長所」
これは絶対というほど面接で聞かれますよね。
では、なぜ面接官は就活生に「長所」を聞きたがるのでしょうか?

おそらく質問の意図としては、
「長所を知ることで、その学生がどんなことで力を発揮してくれるのか」を
知りたいというケースが多いです。

ここまでの意図を考えてることができている人は少なからず一定数いるかと思います。

次にするべきことは、
「長所を質問する意図を理解した上で、どうPRするか」を考えること。

考える前に、そもそも自己PRはなにかをご存知ですか?

自己PRとは、
相手に対して興味を持つようなメッセージをすること。

相手に興味持ってもらうためのPRをせず、
質問どおりの答えを言ってしまうのは、
視点を変えて見てみるとすごく一方通行のように感じます。

面接官が意図して質問をしているならば、
就活生側も意図して自己PRしなければいけません。

さもなければ、ただの片思いで終わります。

ではどうすればよいか?
面接官に興味を持ってもらうために、また面接官に響くメッセージをするために、
自分のことだけでなく面接官が属している企業の状況を知ることからはじめましょう。

受ける企業はどういう長所や短所をもっているのか。
また業界内ではどのようなポジションにいるのかなどを考える必要があるということです。

それは、HPや採用ページ、最近ではTwitterなどで調べることができます。

そして受ける企業の一定の情報を収集したら、
受ける企業の短所を自分の長所で補えることを面接で示します。
また自分の長所がどのタイミングで活かされ、
どのような効果を組織にもたらすのかも答えられると更にいいです。

## 面接での自己PRの注意点

正直、就活でうまくいってない学生の特徴があります。

自己PRと学生時代に頑張ったことを=「学ガン」を同じものとして
捉えてしまっていることです。
この2点、似てるようですが全然異なることを企業は聞いています。

面接での自己PRの質問例

```* 自分自身とは何ですか?

  • あなたの強みは?
  • あなたらしさとは何ですか?
  • 自分をPRしてくだい。
  • 〇〇さんってどんな人間?
  • 大切にしている価値観、考えは? ☆「学ガン」の質問例
  • 学生時代頑張ったこと
  • 学生時代努力したこと
  • 学生時代打ち込んだこと
  • 学生時代熱中したことは ```

上記の質問例でも分かるように
自己PRは自身の内面的な価値観、考え、志向を聞いています。
言わば「WHY」の部分にフォーカスされています。

学ガンなどに関してはコト=「WHAT」を聞かれています。、
起きたこと、動いたことなど「コト」を数値を使いながら詳しく書いてください。

コトに関しては一生懸命答えられますが、
なぜ=「WHY」の部分はしっかり内省して、深堀しないと出てきません。
この違いをまずはしっかり理解しましょう!

自己PRの作成とは

◇基本的な考え方はPREP(プレップ)法です。
http://viral-community.com/writing/prep-3423/

就活上で置き換えると以下になります。
①シンプルに結論から述べる
②①を裏付けるエピソード(数値も使って)もしくは理由を端的に3つ挙げる
③上記の経験からこう変わった、学んだことを知ったなどアフターを書くこと

面接の参考までに

```私は持続力と努力を惜しまない人間です。
3歳から始めたピアノは15年間続け、約4500日に渡り、毎日欠かさず弾いていました。その理由は3つ挙げられます。

①難しいパートをミスなく弾いたり、作曲者の伝えたい心情をイメージし、
音として形に表すことが出来た時の達成感がやりがいになります。
②テキストの難易度が上がるほど自分の可能性が広がることにワクワクします。
③同年代の中でも高いレベルでの実践を渇望します。

ピアノに限らず、運動競技としてバドミントンも5年間続け、
大会にも積極的に参加しました。パートナーのミスをカバーしたり
自分の入れた点から戦局が好転したりする事で人の助けになれた瞬間が好きで、
チームプレイのできるダブルスを重点的に練習し、
ライバルに負けたくない一心でトレーニングに励んでいました。
貴社においてもこの持続力を活かし、大きな成果を生み出し貢献したいです。
```

面接での自己PRまとめ

大前提、完璧な人間はいません。
人間には得意なこと、不得意なことがあります。
細かいことが得意な人もいれば苦手な人もいる。

人間は気づかないところでお互いを助け合って生きています。

組織も同じ考えです。
組織に属しているメンバー同士がお互いの長所と短所を補いあって
組織は成り立っています。

それを理解したうえで、
意図をくみ取ったうえで長所をPRしてみましょう。

そうすれば、大多数の就活生はただ受け答えをしているだけなので、
あなたが少し工夫したPRをすると、面接官は
「この学生はちゃんと考えているな~」と思ってくれるはずです。
他の就活生と少しでも差をつけましょう!!!

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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