人気な広報の仕事。実際に何やるか知ってる?

市況分析

人気な広報の仕事。実際に何やるか知ってる?

広報と聞くと何やらキラキラしているイメージがあるのか
なんとなーく憧れている、やって見たいと言う声を聞くことも多いのではないでしょうか。

でも、実際どんな仕事をしているか知っていますか?
ベンチャー企業の広報って一体どんな存在? 
そんな疑問を感じたあなたに、今回のお話をお届けします。

ベンチャーは立ち上がり当初から広報が大事

広報は外部が自社を知るきっかけとなる、窓口をつくる仕事といえます。
つまり、広報担当者は社内の経営層とも密接に関わり、さらに外部とのコミュニケーションをもとる重要な役回りです。
それゆえに、立ち上がりから間もないベンチャー企業の広報は、イコール社長というケースがよくあります。
しかも各種メディアからの取材対応や、プレスリリースの発信などに着手できる体制ではないことが多いようです。
しかし実際は、広報すなわち社長が発するメッセージは、外部には極めて重要なものに映ります。

余裕がなくてもプレスリリースを書け!

多くのベンチャー企業では、「まだプレスリリースになるような業績がない」と敬遠することが多いようです。
プレスリリースだけでなく、「広報全般への投資にまで気が回らない!」というのが現実。
しかし、プレスリリースに書くことはビジネスプランそのもの。
発信するしないは別として、事業を始める前にまず書いてみる。
これがそのまま広報となり、自社の欠点も見えやすくなります。
それを繰り返すことで広報の重要性を知り、やがて広報担当者を置き、重要なセクションになっていくようです。
誠実な事業経営の下、外部への情報発信は経営には欠かせない手段ではないでしょうか?

効果検証は後! 成功した女性も

とはいえ、広報の効果はなかなかすぐには現れにくいところがあることから、
ベンチャー企業で広報担当者が重要視されるのはなかなかむずかしい面もあるようです。
しかし、4~5年経てばその効果がじわじわと表れてきて、
どんどん自分たちの目指す会社のイメージに沿って、効果的に認知度が高められていくといわれています。
実際、ベンチャー企業で営業職としてのキャリアを積み、ある会社に広報担当として入社し、広報機能を立ち上げた女性がいます。
広報という仕事の重要性は今、多くのベンチャー企業で広がろうとしています。

実際、新卒や若手でいきなり広報募集という求人は少ないかもしれません。
それは会社の中である程度経験を積んで、会社の良さを分かった人こそ
社外に伝えられる!というロジックも大きな要因ではないでしょうか。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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