【IT業界研究完全版】特徴や今後の展望、魅力を徹底解説

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【IT業界研究完全版】特徴や今後の展望、魅力を徹底解説

やっほ〜皆さんこんにちは、いいみゆで〜す!

「IT業界ってどんなことをしているの?」
「文系だけど、IT業界に入れる?」
「今後発展していく業界かどうか知りたい」
この記事にたどり着いた皆さんは、IT業界に興味や疑問を持っているのではないでしょうか?

そこで今回は【IT業界研究完全版】と題して、以下の内容を徹底解説します。

  • IT業界の種類と特徴
  • IT業界の職種
  • IT業界の現状と今後の課題
  • IT業界の魅力3選

この記事を読めば、IT業界のことが丸わかり!ぜひ最後まで読んであなたの就活に役立ててください。

IT業界は大きく分けて5種類!特徴を解説

IT業界は「IT(情報技術)」を活用したサービスを展開している企業の集まりです。多くの業種や職種が存在しており、大きく下記の5つに分かれます。

  1. インターネット・Web業界
  2. 通信業界
  3. ソフトウェア業界
  4. ハードウェア業界
  5. 情報処理サービス業界

業界によってサービス内容や仕事内容が全く異なるため、それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. インターネット・Web業界

インターネット・Web業界は、インターネットを活用して様々なサービスを提供しており、大きく下記の2つに分けられます。

  • 企業向けにサービスを行う「BtoB」>ネットワークの構築や、企業のホームページ制作などが主な仕事
  • 個人向けにサービスを行う「BtoC」>ポータルサイトの運営や通信インフラの整備などが主な仕事。FacebookやTwitterなどのSNS運営も行っており、仕事の幅が広い点がポイント

近年はスマートフォンやタブレットなどの普及により、個人がインターネットを当たり前に使うようになりました。そのため今後は「BtoC」型がさらに発展していくと予想されます。
インターネット・Web業界で代表的な企業は、下記のとおりです。

  • Google
  • Yahoo
  • amazon
  • Facebook

2. 通信業界

通信業界は、携帯電話会社などの通信キャリア事業を行っています。

利用者に電波や回線の提供をしたり、付随するネットワーク設備の保守や運用サービスなどを行ったりするのが主な仕事です。扱っている商材によって、大きく下記の3つに分けられます。

  • 移動通信>携帯電話やスマートフォンなど
  • 固定通信>光回線など
  • ISP(インターネットサービスプロバイダー)>インターネット接続サービス

通信業界は、IT業界を根底から支える役割を担っており、業界に不可欠な存在と言っても過言ではありません。

  • docomo
  • Softbank
  • KDDI

など、皆さんもよく知る大手携帯キャリア企業が人気です。

3. ソフトウェア業界

ソフトウェア業界はパソコン・スマートフォン、周辺機器などのオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションを扱っています。文字入力や計算ソフトなどもソフトウェアの1つです。

代表的なOSは、下記のとおりです。

  • Windows
  • macOS
  • Linux
  • iOS
  • Android

また代表的な企業として「Microsoft社」や、日本支社の「日本Microsoft社」が挙げられます。

4. ハードウェア業界

ハードウェア業界は、製品の企画から販売までを一貫して行う、いわゆる「メーカー企業」
を指します。

ハードウェア業界で扱う製品は、主に下記のとおりです。

  • パソコンやキーボード
  • スマートフォン
  • ゲーム機
  • 家電

海外では「Apple」が、ダントツで有名です。iPhoneやMacBookの新作は、大きな話題になりますよね。
日本では代表的な企業として「SONY」や「日立製作所」などが挙げられます。

5. 情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は「システムインテグレーター(SI)」とも呼ばれ、Webサイトで使用するサービスや、情報システムの企画・開発・運用・設計を行います。

金融機関や自治体などが運営する、社会インフラを担う大規模システムから、一企業の業務系システムまで、担当する領域が幅広い点がポイントです。
またシステムの構築や運用だけでなく、顧客企業へのコンサルティングなどを行う場合もあります。

代表的な企業は下記のとおりです。

  • NEC
  • 富士通
  • NTTデータ
  • 日本IBM

IT業界にはどんな職種があるの?

IT業界は職種も様々です。企業規模にもよりますが、大きく下記の4つに分かれます。

  1. システムエンジニア
  2. プログラマー
  3. コンサルタント
  4. 営業

仕事内容や求められるスキルが全く異なるため、自分に向いていない職種に就いてしまうと大変な思いをする可能性もあります。ここでしっかりと特徴を知っておきましょう。

1. システムエンジニア

システムエンジニアは、システム運用における一連の業務に幅広く携わります。主な仕事内容は下記のとおりです。

  • クライアントの業務分析
  • システム設計
  • プログラミング
  • テスト
  • 保守・運用

ただプログラムを組むだけでなく、クライアントへのヒアリングを行い、その結果をプログラマーなどに伝えるのも仕事です。そのためプログラミング能力以外にも、論理的思考力やコミュニケーション能力などが必要と言えます。

2. プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアの設計書をもとにプログラムを組むのが主な仕事です。アプリ開発は「アプリケーションプログラマー」、ゲーム制作は「ゲームプログラマー」など、担当する分野によって名前が異なります。

プログラムを組むときにはプログラミング言語を使用しますが、たくさんの種類があり、担当する分野によって使う言葉が変わります。そのため新しい分野にチャレンジする際は、新たに勉強しなければなりません。

また専門的な仕事のため、プログラマーを目指すのであればプログラミングスキルが必須だと言えます。

3. コンサルタント

コンサルタントは、ヒアリングを行いクライアントの課題解決をするのが仕事です。

クライアントとより深く関わり、問題の特定や適切な解決策を提案するスキルが求められます。そのためコンサルタントを目指すのであれば、下記の能力が必要です。

  • IT業界に対する深い知識
  • 問題解決能力
  • コミュニケーション能力 仕事内容や求められるスキルのレベルは、かなり高いと言えます。その分年収は500万〜1,000万円に設定されている企業が多く、IT業界の中では高額です。

4. 営業

営業は、自社商品を販売するのが主な仕事です。

プログラミングなどの実務経験は必要ない企業が多いため、文系でもチャレンジできます。仕事内容も、一般的な営業とあまり変わりません。

ただ、IT企業の営業として働くのであれば「システム的な考え方や方法論」は理解しておきましょう。
クライアントから質問や提案された際、論理的ではっきりとした説明ができないと、信用を失いかねません。活躍できる営業になるためには、表面的なシステム内容だけでなく、システム構築や活用法などの深い知識が必要です。

IT業界の現状と今後の課題

IT業界の現状と今後の課題は、大きく下記の6つです。

  1. IoTの拡大
  2. VRやARの拡大
  3. クラウド化の普及
  4. DX化の促進
  5. AI・ビッグデータ技術の進化
  6. 人手不足の解消

1つずつ解説します。

1. IoTの拡大

IoTとは「Internet of Things」の略。様々なものがインターネットとつながることにより、便利になるという意味です。
実はすでに私たちの身近なところで、IoTが使用されています。

例えば家に近づくと自然にエアコンがつき、帰宅時には快適な部屋の温度になるように調整してくれるモデルなどは、IoTの1つです。
IoTは家具や家電だけではなく、趣味や日用品などにも応用可能だと言われています。一方で制御が難しく、様々なものとインターネットをつなげるためには高い技術を持つエンジニアやプログラマーが必要不可欠です。

2. VRやARの拡大

VRは「仮想現実」、ARは「拡張現実」を意味します。ゲームやエンターテイメント分野で多く利用されており、実際にVRやARのゲームで遊んだことがある人もいるでしょう。

VRやARは、今後医療や教育分野での活躍が期待されるジャンルです。またVRエンジニアやプログラマーなど、より専門的な職種の求人も増えていく可能性もあります。

3. クラウド化の普及

クラウド化とは、様々なサービスやデジタル上のシステムを、外部のクラウドサービスに移行することです。最近はCMなども多く見かけます。

クラウド化を行うと、自社でサービスの管理や運営を行う必要がありません。さらに経費を抑えられ、サーバーやネットワークへの負担も軽くなります。
一時的なアクセス過多にも適切に対応でき、様々な端末からアクセスが可能になる点もメリットです。

一方で比較的新しい技術のため、サーバーやネットワークなどの安定性やセキュリティに不安が残ります。場合によっては個別対応になり、経費や費用がより高額になる可能性もあります。

4. DX化の促進

DXは「デジタルトランスフォーメーション」の略です。デジタルを浸透させることにより、私たちの生活をより良い方向に変えていく取り組みを行っています。

特に新型コロナウイルスの影響でリモートワークが普及したこともあり、社会的にDXを進めるようになりました。さらに、社内インフラなどの刷新を目的として、業務のDX化を推進する企業も増えています。

5. AI・ビッグデータ技術の進化

AIは人工知能のことで、すでに私たちの身近で活躍しています。例を挙げると、自動車の自動運転機能やお掃除ロボットなどです。

AIはここ数年で医療やセキュリティなどあらゆる分野で使用されており、注目を集めています。

多くの企業がAI事業に参入し人材の育成を進めていることから、今後もAIやビッグデータ技術は進化していくと言われています。

6. 人手不足の解消

人手不足はIT業界にとって深刻な課題です。特にエンジニアやプログラマーなどが不足していると言われています。
私の前職もエンジニアの入れ替わりが激しく、常に求人を募集していました。

現状IoTやクラウド化などの新技術に対応できるエンジニアやプログラマーが少なく、需要に対して供給が追いついていません。言い換えると、新技術に対応できるスキルを持っていれば、給与や役職などで優遇されます。

IT業界はトレンドや技術のブラッシュアップが欠かせないため、業務時間以外でもスキルアップの勉強が必要です。

またIT業界は、残業や休日出勤が多いことで知られています。離職率が高い原因の1つと言われているため、今後の改善に期待です。

IT業界の魅力3選

IT業界の魅力は、下記の3つです。

  1. スピード感がある
  2. 将来性がある
  3. 世界共通のスキルが身につく

1つずつ見ていきましょう。

1. スピード感がある

IT業界は常に最新の技術やサービスを提供し、成長を続けています。そのためスピード感と変化が早い点が特徴です。

しかしスピード感に追いつくためには、常にスキルのアップデートを行わなければなりません。努力ができなければIT業界で活躍し続けるのは難しいでしょう。

2. 将来性がある

IT業界は、今後も社会に必要不可欠なサービスを提供していくため、将来性があります。
さらにITは様々な業界と掛け合わせることができ、すでにIT×金融やIT×農業など、異なる分野で活躍中です。この事例からも、IT業界は無限の可能性を持っていると言っても過言ではありません。

30年後には多くの仕事が機械に置き換わると言われており、ITの拡大は確実です。

3. 世界共通のスキルが身につく

IT技術、特にプログラミング言語は世界共通のスキルです。プログラミングスキルをしっかりと身につければ、日本だけでなく外国の企業でも働けます。

世界中どこでも勤務可能な仕事は、そう多くありません。ITは、キャリアの幅を広げる大きな可能性を持った仕事だと言えます。

IT業界は未来がある!高いスキルを身につけて活躍しよう

IT業界は人手不足や残業などの課題はありますが、社会への貢献度や将来性が高く、今後も成長が期待できます。IT業界で活躍するためには高いスキルが必要なため、知識や技術のアップデートをする姿勢が大切です。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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それではまた次の記事でお会いしましょう。いいみゆでした〜!ば〜いば〜い!

この記事を書いた人
いいみゆ

新卒でウエディングプランナー→事務職→Webライター。

自らの就活や転職活動の経験を活かして、不安や疑問を解決できるような記事をお届けします!

学生時代は超強豪マーチングバンド部で、毎日練習に明け暮れていました。

ディズニー大好き人間。
フロリダのディズニーに行くのが夢です。

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