2022.05.14
大学で一番マイナーそうな授業をとってみた。
就活のGDとかで、
「ターゲットは、目の前に人物像を思い浮かべられるくらい細かく設定しなさい。」
って、言われた経験ありませんか?
私が就活していたころは、週に3回くらい聞いてた気がする。
あれって、じゃあめっちゃマイナーな設定にしたらどうなるんだろう?
と思った経験ありませんか?
屁理屈な私はずーっと気になってたの。
そこで、実際に自分で試してみました。
何をしたかというと、大学のシラバスを読んで、
おお~マニアック!っていう感じの授業を履修してみました。
シラバスって、授業内容や求める学生を記載しているから、
先生によってはセールスレターみたいな構成の方もいらっしゃって面白い。
その中で、私が選んだのは、
「アルフレッド・ヒッチコックの映画論評を、英語で読む」。
ヒッチコック監督、ご存知でしょうか。
映画がまだ白黒だった時代にミステリーの巨匠と呼ばれていた方です。
私は結構好きだけど、友人内での知名度はゼロ。
この授業、卒業単位には一切含まれない。しかも1500ワードのエッセイ付き。
うん。履修者が私一人だったらどうしよう。
ドキドキしながら初回授業に行ってみると、
なんと私を入れて4名も人がいる!
そしてみんな映画マニアの方々でした。
ニッチすぎる白黒映画の話もできて、まるで天国のようです。
なんか誘ったら謎の映画も一緒に見に行ってくれそうだし。
これなんですね。ターゲットを絞れというのは、きっと。
バシッとターゲットになる人がいれば、
その人からは最高レベルの感謝と、絶大な支持を得られる、ってことでしょうか。
超マイナーそうな授業でも、三田キャンパスの学生1万人のうち4人
履修者がいれば、日本全体では53人の潜在履修者がいますし。
身をもって体験することで、納得はしたけど、
英語のエッセイ1500字、地味にだるいなぁ。
頑張ろ。