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GXユニコーンとは?ユニコーン企業の概要やGXの意味も解説

2024.05.14

GXユニコーンとは?ユニコーン企業の概要やGXの意味も解説

地球温暖化問題に積極的に取り組む企業の中に、GXユニコーン企業と呼ばれる属性があります。ユニコーン企業は聞いたことがあっても、GXユニコーン企業は聞いたことがない人もいるのではないでしょうか。
本記事では、GXユニコーンの概要や対象企業について詳しく解説します。そもそもユニコーン企業やGXとはどのようなものなのかについても併せて解説しているので、環境問題に関心のある人はぜひ参考にしてください。

■そもそもユニコーン企業とは?
ユニコーン企業とは、企業評価額が10億ドル以上の企業のうち、設立から10年以内のスタートアップ企業をさします。また、非上場企業であること、テクノロジー関連の企業であることも条件です。2023年9月時点では、世界で1,200社以上が存在しています。

ユニコーン企業という言葉は、アメリカの投資会社「カウボーイ・ベンチャーズ」の創業者であるアイリーン・リー氏が提唱した概念で、2013年に誕生しました。当時は設立から10年以内で企業評価額が10億ドルある企業は珍しかったため、伝説上の動物になぞらえてユニコーンが使われています。

日本で初めてユニコーン企業になったのは、2013年に設立されたフリマアプリで有名なメルカリです。2018年に東証マザーズに上場するまでは、日本で数少ないユニコーン企業として名を馳せていました。

世界で1,200社以上あるユニコーン企業ですが、日本におけるユニコーン企業は7社程度と少ないのが現状です。ユニコーン企業で一番多いのはアメリカ、ついで中国、その後にインド、イギリスと続いています。

■ユニコーン・デカコーン・ヘクトコーンの違い
ユニコーン企業の他に、デカコーン企業やヘクトコーン企業と呼ばれる分類も存在します。ユニコーンが企業評価額10億ドル以上であるのに対し、デカコーンは100億ドル以上、ヘクトコーンは1,000億ドル以上と定義されています。

ユニコーンのユニには単一の意味があり、そこから派生して10を意味するデカは10倍の100億、100を意味するヘクトは100倍との考えから名付けられているのが特徴です。デカコーン企業やヘクトコーン企業は世界的にも珍しく、日本には2023年9月時点では存在していません。

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