2024.01.18
カナリーの事業戦略:これまでとここから
はじめまして。カナリー CEOの佐々木です。
カナリーは、不便・非効率がまだまだ多く溢れている不動産領域にて事業を展開しております。不動産業界はとにかく巨大な業界ですが、昔から続くような業務が未だ多く、DXの余地が極めて大きいです。
そして消費者の行動変容、業界の法改正、人材の採用や定着の問題から生じている労働環境の改善(≒生産性の向上)への危機感など、様々な変化が起こりはじめており、業界の在り方や消費者に提供できる価値の形が変わり出しています。
私がこの業界で事業をはじめたきっかけは、個人として部屋探しをする中で、もっともっとUXをよくできるのではないか、と感じたことでした。当初はあくまでいち消費者視点での感覚であったのですが、業界関係者へのインタビューなどを実施しながら調べていくと、事業者側がどうしても非効率な業務になってしまう構造が出来てしまっており、実は業界で働く方々もかなりの負担を強いられているということが見えてきました。
したがって、本当に消費者のUXを良くしていくには、デジタル化によってまずは業界における情報をより連動するようにしたり、業界で働く方々の生産性を上げていったりする必要があると考えています。
例えば、賃貸領域でいうと、管理会社、仲介会社、消費者の間で物件などの情報が分断されており、仲介会社は消費者に物件を紹介するために手動での物件情報確認や入力作業が発生し、伝達に手間と時間がかかってしまっています。より上流の業務のDXが進むことで情報もデジタル化され、各領域で情報連動ができるようになり、生産性と情報精度を大きく向上させることが可能になります。
不動産業界は規模も大きく、業界の発展に寄与することは我が国のGDPに対しても影響度合いが大きいということはもちろんのこと、事業者だけでなくとても多くの人々の生活に密接に関わるものなので、部屋探しや入居後の体験を良くできれば、社会的な意義も大きいのではないかと思っています。
また、これらの変化の進展に伴い、不動産テック領域における市場規模は今後大きな拡大が見込まれており、その中でいかに事業を大きくしていけるかが今後会社をさらに成長させていく上でも重要になってきます。
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この記事の続きは「こちら」からも読めます!
https://note.com/canary_inc/n/n688af87d7849
カナリーは、不便・非効率がまだまだ多く溢れている不動産領域にて事業を展開しております。不動産業界はとにかく巨大な業界ですが、昔から続くような業務が未だ多く、DXの余地が極めて大きいです。
そして消費者の行動変容、業界の法改正、人材の採用や定着の問題から生じている労働環境の改善(≒生産性の向上)への危機感など、様々な変化が起こりはじめており、業界の在り方や消費者に提供できる価値の形が変わり出しています。
私がこの業界で事業をはじめたきっかけは、個人として部屋探しをする中で、もっともっとUXをよくできるのではないか、と感じたことでした。当初はあくまでいち消費者視点での感覚であったのですが、業界関係者へのインタビューなどを実施しながら調べていくと、事業者側がどうしても非効率な業務になってしまう構造が出来てしまっており、実は業界で働く方々もかなりの負担を強いられているということが見えてきました。
したがって、本当に消費者のUXを良くしていくには、デジタル化によってまずは業界における情報をより連動するようにしたり、業界で働く方々の生産性を上げていったりする必要があると考えています。
例えば、賃貸領域でいうと、管理会社、仲介会社、消費者の間で物件などの情報が分断されており、仲介会社は消費者に物件を紹介するために手動での物件情報確認や入力作業が発生し、伝達に手間と時間がかかってしまっています。より上流の業務のDXが進むことで情報もデジタル化され、各領域で情報連動ができるようになり、生産性と情報精度を大きく向上させることが可能になります。
不動産業界は規模も大きく、業界の発展に寄与することは我が国のGDPに対しても影響度合いが大きいということはもちろんのこと、事業者だけでなくとても多くの人々の生活に密接に関わるものなので、部屋探しや入居後の体験を良くできれば、社会的な意義も大きいのではないかと思っています。
また、これらの変化の進展に伴い、不動産テック領域における市場規模は今後大きな拡大が見込まれており、その中でいかに事業を大きくしていけるかが今後会社をさらに成長させていく上でも重要になってきます。
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