2024.04.17
給与査定が完全に明確で一覧になってるって、まじ???
こんにちは 株式会社ルートゼロ の岡本と申します!
本日は、、、、人事責任者としてカジュアル面談や選考などを通してお話しすることの多い、エンジニアの評価制度や、その制度ができた背景などを話したいと思います!!!!
まず今のルートゼロの給与評価がどんな制度なのかっていうと、エンジニア 一人一人の単価が自身の給与と連動してるという制度になっております。わかりやすくいうと単価が上がれば給与も上がるってことですね。
※単価=エンジニアが客先(クライアント)に常駐するにあたって会社(ルートゼロ)に毎月入ってくるお金。
また、”給与ステージ表”と呼ばれる昇給条件が書かれた一覧表が全社員が見れる社内のクラウド上にPDFで保管されており、エンジニア一人一人が自分の給与が何故その給与なのか?何をすればいくら自分の給与は上がるのかを一目でわかるようになっているって感じです!!
一件、この評価制度の話を聞くと超実力主義に感じると思います。
単価がさえ上がれば給与が上がっていくっていう、もう、ひたすら単価を追求しなさいよ!ここあげればもうなんでもいいよ、、、みたいな!
人によれば、
『なんか温かみがないような評価制度だなぁ、、、』
と感じる人もいるかもしれないですが、実は僕の思いはめちゃくちゃ逆なんです!!
その上でこの評価制度に繋がるキッカケとなった過去の話しを書きたいなと思っています!!
僕がルートゼロに務める以前に働いてた会社での話になるのですが、当時から仕事に対して楽しさもやりがいもめちゃくちゃ感じており、前向きな姿勢と営業成績もいい結果を出したことで、マネージャーという立場を頂き、部下を、チームを持っている状態でした。
また、一緒に働く部下たちも、別チームの同僚や先輩たちも仕事や会社に対してめちゃくちゃ前向きで、多少失敗や壁にぶつかっても、なんでもできるんじゃないかってくらいモチベーション高く働いており、ベンチャー企業の若き営業マネージャー!!(自分でいうなって感じですが?)って感じの状態でした。
そんな感じで日々の仕事に向かいながらも、期も終わりに差し掛かり昇給の時期に上司に呼び出され、4月からの給与(昇給)を伝えられたわけです。
あれ??
正直、、、、思ってたより少ないな、、、
これが僕の中の感覚でした。
マネージャーという、私と同じ立場で働いてた先輩(自分より1年ちょっと長い方)がいるんですが、その方よりチームの売上としての会社への貢献も、他チームへの雰囲気作りやコミュニケーションなどの影響なども自分のほうが高かった自負もあったのですが、その方よりかなり給与が低い状態でした。
なんでだろう、、
あの人のほうが長いのはわかってるけど、、、
高くはなくてもせめてもう少し差が詰まっても、、
など、ほんの少し違和感がありましたが、言えませんでした。
お金の話を言うという事が、会社に対する背信行為に見られるのではないか?お金のことを言えば会社から弾き出されるんじゃないか
っていう不安があったからです。
その時一緒に働いてる仲間も会社も会社がやってる事業もめちゃくちゃ好きだったから余計に言えず、抑え込みました。
同じタイミングで同期の男性から『実は退職を考えてて、同業他社に行こうと思ってる』という話しを聞きました。え??と思いましたが辞めようと思ってはいない僕からあんまり根掘り葉掘り聞くものではないと思い、それ以上深く理由を聞かないでいました。
そんな 数日後に『前に言ってた話しどうなったん?』と話を聞くと『実はやめないことにした』と言ってきました。
会社から『必要だから、今の昇給のタイミングで元々提示していた額より上げるから、考え直してくれないか』 と言われ、本人も嬉しい額だったので、考え直したとの事です。
それを聞いて 僕は違和感を持ちました。
もちろん彼が残ってくれることは嬉しいはずなんですけど、
嬉しそうに彼から教えられた給与が私の給与がほぼほぼ同じくらいの額だった事が嬉しく思えなかったかなり大きい原因です。
※彼は優秀な営業だったが役職もなく、部下やチームも持っていない。
そこから、かなりモヤモヤした状態が続き、『岡本頑張ってくれてるな!』『 岡本の存在が〇〇(部下)をより成長させてるな !』
という会社の声と、自身の給与に少しギャップを感じると思いはじめました。
そして、そう考えだした1ヶ月後には退職届を提出していました。
その翌日、役員から連絡があり、
『岡本、、ちょっと退職を考え直してくれないか』
と伝えられました。
『岡本、頑張ってくれてるからな』という 聞いたことのある言葉と同時に今の給与より10万近く上がる条件を提示されました。
”そんな上がるんだ”という驚きと喜びは一瞬で、3秒ぐらい後には『”退職する”という話がなければ、10万円ほど低い給与のままで、1年間働かすつもりやったんかい!!!』と、怒りの感情が湧いてきました。
同期の男性の話と僕の話が続いた事もあり、この会社はやめそうな人には給与を上げて引き留めて、やめなそうな人にはできる限り低い給与で働かせる、という風な会社の考えがあるんだな。と感じた事を覚えています。
そこから時が経ち、ルートゼロで働くようになり、柴田さん(代表取締役社長)と社員の昇給についての話をしている中で、『何をすれば給与がいくらあがるか』 というのがしっかり見えている制度にしたいと伝えました。
退職願いが出てきた時に引き留めるために昇給するっていう会社でありたくない。
入社してもらいたいが為に市場以上の待遇を提示する会社でありたくない。
働いている社員が、ちゃんと待遇に対して安心し、納得し、会社と駆け引きしなくていい、ちゃんと本音を言いながら働けるような会社にしたい。
という思いからこの給与制度ができました。
コミュニケーション能力だったり、技術力だったり、SESで働くエンジニアにとっての包括的な評価は単価であり、評価されていて、残ってほしいと思われる状況があるからこそ、単価を上げてもらえる。
だからこそエンジニアは自身がいくらの単価で客先にいってるのかも把握できたほうがいい。そんな話を柴田さんと何度も話し合いをし、今の評価基準の元となる制度ができました。
そこから2度ほどマイナーチェンジを経て、今の制度があります!
この話がルートゼロの単価と給与が繋がっている給与査定ができた背景になります!
=====================================
長い長い記事を読んで頂きありがとうございます!!
この記事を通して、どんな会社か知っていただいたり、興味をもっていただければ幸いです!
他の記事も業界の事、ルートゼロの事など、色々書いていますので、是非見てください!!
本日は、、、、人事責任者としてカジュアル面談や選考などを通してお話しすることの多い、エンジニアの評価制度や、その制度ができた背景などを話したいと思います!!!!
まず今のルートゼロの給与評価がどんな制度なのかっていうと、エンジニア 一人一人の単価が自身の給与と連動してるという制度になっております。わかりやすくいうと単価が上がれば給与も上がるってことですね。
※単価=エンジニアが客先(クライアント)に常駐するにあたって会社(ルートゼロ)に毎月入ってくるお金。
また、”給与ステージ表”と呼ばれる昇給条件が書かれた一覧表が全社員が見れる社内のクラウド上にPDFで保管されており、エンジニア一人一人が自分の給与が何故その給与なのか?何をすればいくら自分の給与は上がるのかを一目でわかるようになっているって感じです!!
一件、この評価制度の話を聞くと超実力主義に感じると思います。
単価がさえ上がれば給与が上がっていくっていう、もう、ひたすら単価を追求しなさいよ!ここあげればもうなんでもいいよ、、、みたいな!
人によれば、
『なんか温かみがないような評価制度だなぁ、、、』
と感じる人もいるかもしれないですが、実は僕の思いはめちゃくちゃ逆なんです!!
その上でこの評価制度に繋がるキッカケとなった過去の話しを書きたいなと思っています!!
僕がルートゼロに務める以前に働いてた会社での話になるのですが、当時から仕事に対して楽しさもやりがいもめちゃくちゃ感じており、前向きな姿勢と営業成績もいい結果を出したことで、マネージャーという立場を頂き、部下を、チームを持っている状態でした。
また、一緒に働く部下たちも、別チームの同僚や先輩たちも仕事や会社に対してめちゃくちゃ前向きで、多少失敗や壁にぶつかっても、なんでもできるんじゃないかってくらいモチベーション高く働いており、ベンチャー企業の若き営業マネージャー!!(自分でいうなって感じですが?)って感じの状態でした。
そんな感じで日々の仕事に向かいながらも、期も終わりに差し掛かり昇給の時期に上司に呼び出され、4月からの給与(昇給)を伝えられたわけです。
あれ??
正直、、、、思ってたより少ないな、、、
これが僕の中の感覚でした。
マネージャーという、私と同じ立場で働いてた先輩(自分より1年ちょっと長い方)がいるんですが、その方よりチームの売上としての会社への貢献も、他チームへの雰囲気作りやコミュニケーションなどの影響なども自分のほうが高かった自負もあったのですが、その方よりかなり給与が低い状態でした。
なんでだろう、、
あの人のほうが長いのはわかってるけど、、、
高くはなくてもせめてもう少し差が詰まっても、、
など、ほんの少し違和感がありましたが、言えませんでした。
お金の話を言うという事が、会社に対する背信行為に見られるのではないか?お金のことを言えば会社から弾き出されるんじゃないか
っていう不安があったからです。
その時一緒に働いてる仲間も会社も会社がやってる事業もめちゃくちゃ好きだったから余計に言えず、抑え込みました。
同じタイミングで同期の男性から『実は退職を考えてて、同業他社に行こうと思ってる』という話しを聞きました。え??と思いましたが辞めようと思ってはいない僕からあんまり根掘り葉掘り聞くものではないと思い、それ以上深く理由を聞かないでいました。
そんな 数日後に『前に言ってた話しどうなったん?』と話を聞くと『実はやめないことにした』と言ってきました。
会社から『必要だから、今の昇給のタイミングで元々提示していた額より上げるから、考え直してくれないか』 と言われ、本人も嬉しい額だったので、考え直したとの事です。
それを聞いて 僕は違和感を持ちました。
もちろん彼が残ってくれることは嬉しいはずなんですけど、
嬉しそうに彼から教えられた給与が私の給与がほぼほぼ同じくらいの額だった事が嬉しく思えなかったかなり大きい原因です。
※彼は優秀な営業だったが役職もなく、部下やチームも持っていない。
そこから、かなりモヤモヤした状態が続き、『岡本頑張ってくれてるな!』『 岡本の存在が〇〇(部下)をより成長させてるな !』
という会社の声と、自身の給与に少しギャップを感じると思いはじめました。
そして、そう考えだした1ヶ月後には退職届を提出していました。
その翌日、役員から連絡があり、
『岡本、、ちょっと退職を考え直してくれないか』
と伝えられました。
『岡本、頑張ってくれてるからな』という 聞いたことのある言葉と同時に今の給与より10万近く上がる条件を提示されました。
”そんな上がるんだ”という驚きと喜びは一瞬で、3秒ぐらい後には『”退職する”という話がなければ、10万円ほど低い給与のままで、1年間働かすつもりやったんかい!!!』と、怒りの感情が湧いてきました。
同期の男性の話と僕の話が続いた事もあり、この会社はやめそうな人には給与を上げて引き留めて、やめなそうな人にはできる限り低い給与で働かせる、という風な会社の考えがあるんだな。と感じた事を覚えています。
そこから時が経ち、ルートゼロで働くようになり、柴田さん(代表取締役社長)と社員の昇給についての話をしている中で、『何をすれば給与がいくらあがるか』 というのがしっかり見えている制度にしたいと伝えました。
退職願いが出てきた時に引き留めるために昇給するっていう会社でありたくない。
入社してもらいたいが為に市場以上の待遇を提示する会社でありたくない。
働いている社員が、ちゃんと待遇に対して安心し、納得し、会社と駆け引きしなくていい、ちゃんと本音を言いながら働けるような会社にしたい。
という思いからこの給与制度ができました。
コミュニケーション能力だったり、技術力だったり、SESで働くエンジニアにとっての包括的な評価は単価であり、評価されていて、残ってほしいと思われる状況があるからこそ、単価を上げてもらえる。
だからこそエンジニアは自身がいくらの単価で客先にいってるのかも把握できたほうがいい。そんな話を柴田さんと何度も話し合いをし、今の評価基準の元となる制度ができました。
そこから2度ほどマイナーチェンジを経て、今の制度があります!
この話がルートゼロの単価と給与が繋がっている給与査定ができた背景になります!
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長い長い記事を読んで頂きありがとうございます!!
この記事を通して、どんな会社か知っていただいたり、興味をもっていただければ幸いです!
他の記事も業界の事、ルートゼロの事など、色々書いていますので、是非見てください!!
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