採用担当が考える逆質問の意義とは・・?

2024.07.29

採用担当が考える逆質問の意義とは・・?

こんにちは。株式会社ボルテックス 新卒採用担当の沼田と申します。
本日は、面接では必ずといって良いほど設けられる逆質問タイムにフォーカスをあててお話します。
 
就活中の学生さんとカジュアルに会話をしていると、「逆質問って何を聞けば良いですか」「逆質問の内容で合否が揺らぐことはありますか」「聞きたいことがない場合はどうしたら良いですか」とご相談をいただくことが多くあります。
 
もちろん、逆質問の内容のみで合否が決まることは一般的にはないと思います。
では皆さま、逆質問ってなんのためにあると思いますか?その答えを探っていきましょう。
 
そもそも、逆質問の意味を考える上で、就職活動において、何を意識するべきかを改めて認識しておく必要があります。就職活動って転職活動とは違って、同級生と同じ時期に進めていくので、どうしても周囲と比較されがちですよね。しかも気にしてしまうことって1つではなくて、たくさんありますよね。例えば、スタートのタイミングやゴールのタイミング、入社する会社の規模など。自分自身が大丈夫と思っていても、外的要因に影響されてしまうことが多いと思います。そのため、【内定を取るための活動】をしてしまいがちですよね。
 
ただ、就職活動において大切なことって、内定を取ること以上に、【自分自身にマッチした会社に入れるか】だと私は考えています。ただこの話をすると、「そんなこと言ったってマッチしている会社から内定をもらえなければ意味ないじゃん」「入ってみないとマッチしているかなんてわからいよ」という意見が出てくるかと思います。一旦その考え方はリセットしてみてほしいです。考え方を変えてみると、就職活動を良い方向に導くヒントが隠れているかもしれません。
 
・ なぜ自分自身にマッチした会社を選ぶことが重要なのか
 
入社後に不幸にならないためです。わかりやすいですね。
前述の通り、どうしても外的要因によって、マッチする会社を選ぶことの重要性をないがしろにしてしまうケースがあると思います。ただ皆さん、考えてみてください。社会人が1日のうち仕事にかけている時間って、どのくらいだと思いますか?24時間のうち睡眠時間を6時間とすると、起きている時間は18時間。食事や移動、などを含めると、起きている時間の約半分は仕事に充てることになりますよね。(※8時間労働の場合)生活の大部分に関わるのに、自身の考え方と会社の考え方がマッチしていないと、かなり苦労すると思いませんか?そして不幸な結果になってしまいますよね。
採用担当としても、応募してくれた方が経験したいこと、やってみたいこと、大切にしたい要素を当社で叶えてあげられるかを、考えた上で結論を出しています。
 
・ 逆質問をどう活用するか?
 
ここでようやく本日のテーマである”逆質問”が出てきます。
マッチしているか否かを図るには、絶好のチャンスだとも言える逆質問タイム”。
良い質問をして、その会社に対する理解度を上げるためにも、是非下記項目を実践してみてください。
 
① 自分自身がその会社に入社したときのイメージを具体化させてください。
なんとなくこんな感じだろう、という漠然としたイメージではだめです。その会社に入社をして、どんな経験ができて、どんな人と接して、どんなスキルが得られて、どのくらい稼げて、どんな家に住めて・・・等、細かく細かく想像してみてください。イメージしている中で、ここまだフワッとしているというポイントがきっとあると思います。それを面接官にぶつけてみてください。その会社に対する解像度が上がれば上がるほど、マッチしているか否かが見えてくると思います。
 
② 実際に働いている人にしかわからない質問をしてみてください。
①と被る要素もありますが、この質問をすることで、自身では気づけなかった視点や発見があると思いますよ。
 
~最後に~
内定を取るためではなく、マッチした会社を選ぶためにも、
逆質問タイムを有効的に使ってみてくださいね!
https://cheercareer.jp/company/seminar/2882
この投稿の著者
沼田 理花子
沼田 理花子
新卒採用担当
~経歴~
2019年に新卒として理学系研究職に特化した人材会社に営業担当として入社しました。
その後は人事に興味を持ち、ボルテックスに入社しました。
入社してから1年間は中途採用(間接部門)を担当し、25卒採用から新卒を担当しています。

~入社のきっかけ~
ボルテックスのビジネスモデルが面白いと感じたこと、
「既成概念にとらわれず、物事の本質を見極める」という理念に共感をし、
入社を決めました!

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