【はじめての教育担当者様必見!】★いまどきの新卒採用後の育成における最新トレンド★

研修・育成

【はじめての教育担当者様必見!】★いまどきの新卒採用後の育成における最新トレンド★

人材の採用が困難な昨今、いかに工夫して採用をするかはもちろん重要です。
しかしそれ以上に、せっかく採用した人材を早期戦力化することはもっと重要。
そこで今回は、人材育成の基本や、意外な裏事情を解説します。

本記事では、

  • 人材育成の基本
  • 人材育成の裏事情
  • 人材育成の具体的な的にテクニック まで解説します。

ぜひ参考にして頂き、企業力をあげていきましょう!!

いまどきの新卒への新人育成とは

社会人基礎力がキモ!!新人育成の基本

昨今、「終身雇用制度」も少なくなり、かつ「人生100年時代」の世の中になっています。
そのため、常にアップデートし続け、変化の早さに対応する力が必要です。
かつ情報化社会の中で、ビジネススキルが高い新卒も少なくありません。
そのような人材を育成していくのは簡単ではないです。
そこでベースとして計測が可能なスキルが、「社会人基礎力」です。
このスキルはどんな人材でも必要となるので、人材育成には必須といえるでしょう。

社会人基礎力は大きく3つに分類されます。
1、前に踏み出す力 (アクション)
指示待ちにならず、一人称で物事を捉え、自ら行動できるようになることが求められている。
2、考え抜く力 (シンキング)
論理的に答えを出すこと以上に、自ら課題提起し、解決のためのシナリオを描く、自律的な思考力が求められている。
3、チームで働く力(チームワーク)
グループ内の協調性だけに留まらす、多様な人々との繋がりや協働を生み出す力が求められている。

情報量が多い現代において、取捨選択をして物事を進める力が大事で、
上記3つを身に付ける事で、個人のキャリアや企業全体の生産性に大きく関わるキーとなります。

多くが入社前から思っている?意外な心境について

実は転職前提で入社する新卒が多い?

なんと、新卒者の5人に1人は入社前に「転職志向」を持って入社していることがわかりました。
ただ以下のことを心掛けるだけで、半数以上が、適職意識を持っています。
互いに助け合う雰囲気がある
頼ることができる「心理的安全性」の醸成は非常に重要になってきます。
特に、納期に追われることや残業が多いことは気を付ける必要があります。
多くの方が「この仕事は自分に向いてない」との思考になります。

先輩が後輩を指導する雰囲気がある
入社後放置されない仕組み作りや、先輩メンバーの意識向上は非常に重要となります。
そのためには上司が教育担当のメンバーの目標を握り、日々の行動の意味づけまで落とし込み育成させる事は大事です。

「将来の仕事について相談できる」と感じさせることの重要性
業務外のサポートももちろん重要です。
手段は複数ありますが、日々の愚痴から、将来のやりたいことを語り合う。
そのような場を、会社全体で機会を設け、仲間意識を醸成することが大事です。

※出典元※
新卒等若年雇用部会 ニュースリリース ●2020年卒新卒者の入社後追跡調査

逆に早期離職に繋がりかねない注意点

やりっぱなしは危険!!日々のモニタリングが必要

入社前の印象から、育成の優先順位を下げるなどの行為は非常に危険です。
自分で仕事を進められると感じる方でも、実は以下の状態になっている可能性があります。
ぜひ、日々のモニタリングをし、育成力を上げましょう!!

ビジネスマナーについてわからない
いくら優秀と思われる新卒でも会社で働くことは初めてという方も少なくありません。
フラットな視点で、丁寧に教えていくことが重要です。
ここは、定期的にロールプレイング等を通じたモニタリングが必要です。

社内でのコミュニケーションや人間関係がうまく築けない
2021年はリモート勤務の方が少なくありません。
その環境下では「覚えてもらえるかわからない」「どう思われてるかわからない」
などの懸念をもつ新卒も、一定数存在します。

仕事内容の理解が進まない
初回のオリエンテーション導入研修だけではなく、
「商品知識についての勉強会」等の研修も定期的に開催など、
継続的に開催していく必要があります。

具体的な育成施策とは?

新卒をより知り、関係性構築!効果的な施策について

では、具体的にテクニックの部分を紹介します。

目標設定面談
これは大前提の基本事項です。
まずは新卒が「何のために働いているか」「何を目指して働いているか」
を知る必要があります。
その上で、日々の業務との関係性を紐づけてあげる必要があります。
それこそが本人の主体性を促し、早期戦力化につながります。

1on1面談
こちらはあくまでミッション以外の内容を話し、新卒を知ることが目的です。
業務進捗をコンテンツにしがちですが、あくまでコンディション把握の目的のほうが効果的です。
週一回30分のペースで実施頂くと無理なく進められます。

オンライン飲み会による雰囲気醸成
前項での述べているように、「孤独感を感じたる場合」「コミュニケーションがうまくいかない場合」
に効果的な方法がオンライン飲み会です。
普段は空気を読んで話せない内容や、本音が言いやすい環境のためです。
ぜひ、無理強いはせずですが、開催してみてはいかがでしょうか。

終わりに

自社の状況に応じて最適な打ち手を!!

以上の通り、新卒育成においては知ることが大事です。
まずは新卒を知り、業務内容の理解に寄り添い、コミュニケーションを取り続ける。
そのようなポイントをぜひ、お試しください。
そのようなOJTが関係性構築を促し、より効果的になります。
ただし、それ以上に学びたい場合は、外部講師を頼るのも有効なのではないでしょうか。

株式会社Cheer主催の有料セミナー:https://lp.cheercareer.jp/off-jt
株式会社Cheer主催の無料セミナー:https://lp.cheercareer.jp/soukisaiyouseikou-seminar

ぜひ貴社あった打ち手を参考にして頂き、育成力をあげていきましょう!!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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