【体験談】学生が自社開発企業のエンジニア長期インターンで採用されるためにやるべきこと3選

長期インターン

【体験談】学生が自社開発企業のエンジニア長期インターンで採用されるためにやるべきこと3選

はじめに

23卒、24卒、またはそれ以降の方で、自社開発企業で開催されるエンジニア長期インターンに参加しようと考えている皆さん。 この記事では、そんな皆さんに、自社開発企業のエンジニア長期インターンに採用される為にやっておいたほうが良いことを、実際にエンジニアとして長期インターンに参加した僕の経験からお伝えします。

自社開発長期インターン:まずは募集されている職種をチェック

そもそも、エンジニアの長期インターンと言っても色々な職種があります。 例えば、
  • フロントエンドエンジニア
  • 主に目に見える部分を作るエンジニア
  • バックエンドエンジニア
  • 主にサーバーで実行されるロジック(データ処理)を組むエンジニア
  • データサイエンティスト(機械学習エンジニア)
  • 主に機械学習のモデルを作るエンジニアや、収集したデータを分析するエンジニア
    などなど、 それぞれ同じ"エンジニア"という名前でも職種によってやることは全く違います。 皆さんがもし「エンジニアになりたい!」「自社サービスを運営している企業で長期インターンをしたい」というのであれば、なりたいエンジニアの職種をしっかり理解しておくことが重要です! その上で、僕が長期インターンで採用されるまでに実践したことをお伝えできればと思います。

    この記事の対象学生はこちら

  • 自社でエンジニアとして就職したい学生
  • 理系、または文系で情報系の学生
  • 未経験でも情報系の学習はしっかりしているよという学生
  • 自社開発企業の長期インターンでアピールできる3つのポイント

    長期インターンに参加する際、押さえておきたいポイントが3つあります。
  • ** ①基礎からしっかり復習する **
  • ** ②アウトプットをしっかり行う **
  • ** ③自分のビジョンを固める **
  • これらのポイントについて、どうしてそれが必要なのか、詳しく解説していきます。

    自社開発企業の長期インターンでアピールできるポイント:①基礎からしっかり復習する

    ITエンジニアになろうと思っている皆さんの中には、個人開発をしている方も多いのではないでしょうか? 個人開発の経験をアピールできると、長期インターンの採用面接にも役に立ちます。 そういう意味では、できるだけ個人開発はしたほうが良いでしょう。 さらに言えば、個人開発のアピールのためには基礎からしっかり復習することが重要です。 このことについて述べていきましょう。

    なぜ基礎からしっかり復習する必要があるのか?

    自社開発を行う企業の場合、基本的に設計から実装まで全て社内で行います。 そのため、自分で考えて(要件を決めて)設計を行ってプログラムを組む技術が必要になります。 この、プログラムを組む前の要件を決めて設計をする際に必ず行う技術選定の部分が特に重視されるため、個人開発においても***なぜその技術を選んだのか?***、***その技術の特徴は何か?***という基礎部分のアピールが効果的になります。 実際にこれは、僕が選考を受けた大手自社開発の企業でも、ベンチャー自社開発の企業でも面接で問われた内容です。

    基礎からしっかり復習するとどんな利点があるか?

    「なぜこの技術を選んだのか?」という質問は、事業モデルとして見てもSESやSIerに比べて自社開発で問われやすいポイントです。 というのも、Sler、SESと自社開発を比較すると、 SIerは上流工程でクライアントから請け負ったものを開発会社へ依頼⇨与えられた設計のもと、納品までサポートする(システムに不備がない状態にする) 自社開発は、自社で設計し、開発⇨運用までを見据えて開発をしていく(運用に最適な形で開発する) という違いがあります。 設計から運用まですべてを自社で行い、運用コストも自社で全て被るため、自社開発企業のエンジニアには通常の開発スキルだけでなく技術選定スキルも重視されます。 **※そもそも技術選定とは?** ``` プロダクト開発において、どの技術や言語、サービスを使って構築するのが最適かを検討・判断すること。 ```

    基礎の復習と、技術選定スキルの関係性

    技術選定というのは、例えばプロダクト開発において、
  • ** 1、要件を決める際に、どのライブラリを使うか、もしくは自前で開発するか **
  • ** 2、仮想開発環境を作る際にDockerを導入するか、それともVirtualBoxを導入するのか? **
  • を決めることをいうのですが、この際に基礎知識が重要になるのです。 上の例でいうと、1の場合には言語体系や特徴・性能などを知っておくべきであり、2の場合には仮想環境の構造や設計思想といった知識が求められます。 こういった知識は、「基本情報技術者試験」で問われる内容であったり、言語やライブラリの公式ドキュメントで一番はじめに書いてある内容であったりします。 もし、特に意識せずに選んだ技術で開発をしていたら、長期インターンを受ける前に今一度基礎知識を復習しておきましょう。

    自社開発企業の長期インターンでアピールできるポイント:②アウトプットをしっかり行う

    引き続き個人開発につながる話をしましょう。せっかく個人開発をやったのであれば、やりっぱなしではもったいありません。個人開発をしたら積極的にアウトプットすることをおすすめします

    アウトプット方法の例

    - *ナレッジサイトで投稿する* - Qiita - noteなど - *コードをオープンソースで公開する* - GitHubなど アウトプットをする大きなメリットは** 「自分のナレッジに対して、外部から客観的な評価を得られる」 **ことです。 特に、多くの共有サイトでは、コメントだけでなくいわゆる「いいね」などの評価数として*定量的な評価*も判断できるようになります。 ``` 定量とは 対象について量的に調査・決定すること 引用:wikipedia ``` こういった評価を採用担当の人が判断材料にすることができるので、インターンだけでなく就活本番の場面でも効果的にアピールに使うことができます。 また、自分のエンジニアとしての立ち位置を知ることもできます。 例えば、Qiitaというエンジニア向けナレッジサイトに投稿すると、投稿した記事に対して"LGTM"(Qiitaにおける"いいね"のようなもの)やコメントが得られます。 投稿記事の技術に興味がある他のエンジニアからの評価を得られるため、自分のアウトプットにもなりますし、いいねが多くついてトレンドに載ればモチベーションにも繋がります。 エンジニアとしてのスキルを伸ばしていく個人開発。 これを長期インターンや就活のアピールにも役立てることができるように、自分で開発する時にはアウトプットする習慣をつけるとよいでしょう。

    自社開発企業の長期インターンでアピールできるポイント:③自分のビジョンを固める

    自分のビジョンは、他のポイントとくらべて一見採用には関係なさそうですが、実はかなり重視されることがあります。 それはエンジニアとして、
  • なぜそのシステムを作るのか?
  • それを作るとどんな良いことがあるのか?
  • どうして自分はエンジニアをするのか?
  • といったことを、採用を受ける前に考えておくことが、スキル適正よりも重要になることもあります。 そもそも、多くの企業、特に自社サービスを運営する企業では、必ずと言っていいほど企業理念やmission、visionを大切にしています。 企業のmission、visionと、自分のvisionが合致する**カルチャーマッチ**を最も重視している企業もありますし、そういった企業で働くことでモチベーションも自然と高くなります。 特に新卒採用では、将来性を重視するために**人となり**を技術要素以上に重視する企業が多くあります。 自分が選考を受ける前に、** 「将来どんなキャリアを積んで、どんなエンジニアとして成長したいか」といった自身のvisionについて **、一度考える時間をとってみると良いでしょう。

    まとめ

    ここまで、僕が思う自社開発長期インターンでアピールできる方法について述べて行きました。
  • 自社開発企業の長期インターンでアピールできる:** ①基礎からしっかり復習する **
  • 自社開発企業の長期インターンでアピールできる:** ②アウトプットをしっかり行う **
  • 自社開発企業の長期インターンでアピールできる:** ③自分のビジョンを固める **
  • これらのポイントを参考にしていただけると幸いです。 ちなみに、Cheerでは**「働くにワクワクを。人生にもっと潤いを。」 **というmissionを掲げています。 このミッションに共感し、自分の実力をCheerで発揮したいという方はこちらから是非応募してみてください!
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    この記事を監修した人
    平塚
    代表取締役 平塚ひかる
    2013年、立教大学在学時からアイ・パッションに参画し、すぐにトップセールスに。
    入社4ヶ月目の22歳で最年少執行役員に就任。

    会社の成長や就活のあり方を変えるというビジョンへの想いは、人1倍強く、
    入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞するなど、常にトップを走り続けるスーパービジネスウーマン。
    現在はCheerの代表取締役としてマーケティングや開発・広報・人事なども担当。

    学生時代は名だたる有名企業や大手から引っ張りだこで
    今でも一緒に働こうとアプローチを受け続けるほど(笑)
    就活生への入社支援実績はCheerCareer1です。

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